月別: 2025年3月

「早春スケッチブック」は日本映画専門チャンネルで明日3/13～放送。
（https://www.nihon-eiga.com/osusume/yamada-taichi/）

「家族とは？」「普通とは？」を問う山田太一作品の中でも、12話かけて描く丁寧な人物描写と、日常の中に突如非日常が訪れる緩急のある会話劇が秀逸！山崎努をはじめ役者の名演も素晴らしい。特にファンの多い傑作ホームドラマ。

山田太一が脚本を手掛け、複雑な事情を抱える一家を見つめた異色ホームドラマ。時代の空気を敏感に捉えつつ、世代を超え大切なものを描く山田が、新たな価値観を提示し代表作の1本とした。実の父を知らず小２まで女手ひとつで育ててくれた母の都（岩下志麻）、真面目な父とその連れ子の妹と暮らす高３の和彦（鶴見辰吾）は、模試の休憩中に声を掛けてきた若い女性に連れられた西洋屋敷で、風変わりな沢田（山崎努）と出逢う。

ということで、昨年11月からの特集「没後1年を偲んで 名優が紡ぐ山田太一の言葉」最後の放送作品は、1983年の連ドラ「早春スケッチブック」。


放送は明日2025.3/13・3/14　17：00から　BS/CS日本映画専門チャンネルで。

3/13　17：00～22：10　早春スケッチブック　#01～#06
3/14　17：00～22：00　早春スケッチブック　#07～#12[終]

脚本：山田太一
演出：富永卓二
出演：岩下志麻、山崎努、河原崎長一郎、鶴見辰吾、樋口可南子


こちらには、大根仁、清田麻衣子、古沢良太、西川美和、水橋文美江、山崎努というすごい面々が出演。


なお、日本映画専門チャンネルでは、明後日3/14　22：00～23：00に「山田太一特別番組　魂に一ワットの光を～2025年・山田太一を語り継ぐ～」という番組を放送。
こちらには、大根仁、清田麻衣子、古沢良太、西川美和、水橋文美江、山崎努というすごい面々が出演。


このほか、明日3/13には地上波・CSで主に下記の様なドラマも放送。

●全領域異常解決室（全10話）
　3/13　12：30～16：00　CSフジテレビTWO　4話連続放送
　脚本：黒岩勉　　演出：石川淳一、根本和政、松山博昭、都築淳一
　出演：藤原竜也、広瀬アリス、柿澤勇人、福本莉子、小宮璃央、成海璃子、迫田孝也、ユースケ・サンタマリア、小日向文世　ほか
　★身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマ。扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”など、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいく。そして、全話通して描かれる“ある大きな事件”は予測不能で、ハラハラドキドキの展開で描かれる。
　※#5～#8　3/14 12：30～　、　#9・#10　3/17 12：30～


●おれは男だ！　第１話：ウーマン・パワーをやっつけろ！[再] (毎週)
　3/13　19：00～20：00　テレ玉
　出演：森田健作、河原崎長一郎、松本うたか、笠智衆、松村達雄、津島恵子、早瀬久美　ほか
　★これまでの青春学園ものは、先生と生徒の愛の交錯、生徒と先生の正しいあり方、愛のムチといった、ある種の教訓を含んでいたが、この物語は従来の枠を飛び越え、生徒たちの世界にスポットを当て、先生はあくまで添え物的存在として扱い、生徒たちの現代に生きるパワーを中心にそこに繰り広げられるドラマを写実的に描いていく。ドラマは女生徒が全体の４/ ５を占めるという女子高のようなところへ転校してきた主人公・小林弘二が、女性上位の風潮に反発し、それを打破するためにかよわき同級生たちを叱咤激励して立ち上がるという展開。若者たちの行動力を軸とした、コメディータッチの青春ドラマ。小林弘二が青葉高校に転校してきた。かつて名門女子高であった青葉は全校生徒の８割が女子であり、男子は圧倒されるばかり。憤りを感じた弘二は、才色兼備の吉川操率いるウーマン・パワーの打倒を目的に剣道同好会を結成するが・・・。


●ドラマ特別企画「わが家は楽し」
　3/13　21：00～23：00　TBS
　作・脚本：山田洋次　　演出：清弘誠　　プロデュース：石井ふく子
　出演：小日向文世、戸田恵子、高橋海人(King & Prince)、桜井ユキ、山田杏奈、えなりかずき、YOU、岩崎加根子、キムラ緑子、角野卓造、井上順、村田雄浩、丹羽貞仁、福留光帆、北山雅康、生島勇輝、増留優梨愛、三田佳子
　★夫婦とは何か、家族とは何か――。映画界の巨匠・山田洋次とホームドラマのレジェンド・石井ふく子がタッグを組み今の家族を、夫婦の絆を笑いと涙と哀愁をもって描く！


このほか、2025年03月の気になる番組はこちら↓
・2025年03月の地上波とBSデジタルの気になる番組
　（http://momo.gogo.tc/ginban/blog/?p=32569）
・2025年03月のスカパーの気になる番組
　（http://momo.gogo.tc/ginban/blog/?p=32587）

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「マルコ・ポーロの冒険」(21)～はNHK BSプレミアム4Kで明日3/12から放送再開。
（https://www.nhk.jp/p/ts/968LX32ZWM/）

アニメとシルクロードの美しい実写で描いた壮大なアニメ紀行が高画質で復活！タクラマカン砂漠を越え、トルファンの町でくつろぐマルコ・ポーロ一行に、謎の脅迫状が届く。

タクラマカン砂漠をようやくの思いで越えたマルコ・ポーロ一行は、トルファンの町に到着した。久しぶりにくつろぐ一行。そこに突然、ラクダの首が投げ込まれる。犯人を追うマルコ。しかし、顔を隠した謎の女性に止められる。ラクダの首には、マルコたちが元の都へ行くことをやめさせようとする脅迫状が付けられていた。単なるいたずらではない。町の総督に、早く犯人を捕まえてほしいと頼むが、マルコはその態度に不信感を抱く。

ということで、第20話で一旦休止になっていたBSプレミアム4Kの「マルコ・ポーロの冒険」の放送が再開。


#21以降の放送は、明日2025.3/12から月～金曜日　朝05：00からNHK BSプレミアム4Kで2話連続放送。


キャラクター設定：杉野昭夫
声の出演：富山敬、久松保夫、富田耕生
ナレーター：小池朝雄





また、3/28　22：45～地上波NHK総合では、「時をかけるテレビ ～今こそ見たい！この1本～ 特別編 復活！幻のアニメ『マルコ・ポーロの冒険』」という特番を放送。

そして、4/5から毎週土曜日　朝05：10から地上波NHK総合で本編全43話の地上波放送がスタート。


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・2025年03月の地上波とBSデジタルの気になる番組
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BS世界のドキュメンタリー「記事は葬らせない 連帯するジャーナリストたち」はNHK BSで明日3/12放送。
（https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/episode/te/PMKYJ8W42R/）

取材内容によっては身の危険にさらされるジャーナリストたちがいる。彼らが記事を書けなくなった後もそれを引き継ごうと、国際的に連帯するジャーナリストたちの新たな姿。

自らの使命をまっとうするために命を落とすジャーナリストたち。独裁的な政権を批判すれば拘束されて拷問を受けたり、口封じのため犯罪組織に殺害されたりすることも。今までは、命懸けで入手した情報が闇に葬られるのが常だった。そこで“たとえ記者を消しても、記事は葬られない”仕組みを作ろうとする人物に密着する。

放送は明日2025.3/12　22：45～23：35　NHK BSで。


原題：Backlight：you can’t kill the story(オランダ 2024年)



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