「映画」カテゴリーの記事一覧

2009.03/21 16:34

WOWOW「若き日の黒澤明~幻のシナリオに隠されたクロサワ映画の原点を探る~」は、明日3/22放送

WOWOWのドキュメンタリー「若き日の黒澤明~幻のシナリオに隠されたクロサワ映画の原点を探る~」は、明日3/22放送。
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/066277001/index.php

 スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスをはじめ、世界の映画人、アーティストに多大な影響を与えた映画監督・黒澤明。

 黒澤明生誕100周年を2010年3月に控え、次々にリメイク作品が登場するなど、今新たに黒澤明監督に注目が集まっている。その黒澤は生前、監督であると同時に脚本家であり、多くの脚本を残している。

 黒澤が『姿三四郎』で監督デビューを果たす2年前、当時の映画界の重鎮、伊丹万作が絶賛したシナリオがある。『達磨寺のドイツ人』。これは昭和8年にナチスを逃れて来日した世界的な建築家ブルーノ・タウトをモチーフにした脚本である。しかし、時代が映画化を許さなかった。昭和16年12月1日発行の「映画評論」にとりあげられたが、内務省の検閲ではじかれ、1週間後には真珠湾攻撃が勃発したのだ。この“幻のシナリオ”の中には、後の黒澤明がスクリーンに投影したさまざまな意匠が隠されている。そしてそこには、画家をめざし、ドストエフスキー、トルストイに溺れ、俳句に興じ、能に親しんだ若き日の黒澤明がいる。

 番組では、黒澤明監督作『八月の狂詩曲』『まあだだよ』に出演している俳優・吉岡秀隆を迎え、この“幻のシナリオ”を読み解きながら、黒澤が世界のクロサワたらんとする前夜、若きの日の黒澤明を解き明かして行く。


1991年にも「ドキュメント「若き日の黒澤明」」というドキュメンタリーがNHK-BSで放送されていたみたいだけども、それとは別の番組っぽいですな。

放送は2009.3/22(日)13:30から15:00、WOWOWで。



黒澤明の作劇術

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  • 作者: 古山 敏幸
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2008/05/10
  • メディア: 単行本


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2009.03/19 15:18

日本映画専門チャンネル「モスラ(1961)」+ 平成モスラ三部作のハイビジョン一挙放送は明日3/20

日本映画専門チャンネルの「モスラ(1961)」+ 平成モスラ三部作のハイビジョン一挙放送は明日3/20。
http://www.nihon-eiga.com/0903/0903_3.html

12:00- モスラ(1961年)
13:50- モスラシリーズ4作品 予告篇集
14:00- モスラ(1996年)
16:00- モスラ2 海底の大決戦
18:00- モスラ3 キングギドラ来襲


「ゴジラ」シリーズとちがって、今回は半日で録りきれて助かりますな。




ネツケ キュージョン (モスラ)

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  • メディア: おもちゃ&ホビー


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2009.03/18 11:17

「木曜洋画劇場」最後の洋画作品「トップガン」は明日3/19放送

「木曜洋画劇場」最後の洋画作品となる「トップガン」は明日3/19放送。
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_thu_load/

1968年に放送が開始されてから約40年、とうとう「木曜洋画劇場」が終了。
洋画最後の作品に選ばれたのは「トップガン」で、トム・クルーズ=森川智之の新録吹替とのこと。

なお、「木曜洋画劇場」枠としての最終回となる3月26日は、なぜか邦画の「犬と私の10の約束」がラインナップされていて何となくガックリだけども、放送の終わりにスペシャルメッセージをOA予定との事。

4月からは、2時間ドラマと映画の「水曜シアター9」として生まれ変わるそうで、もっと続けて欲しかったけど、映画枠が完全になくなるわけではないのが救いですな。

また、「木曜洋画劇場」最後の解説者だった木村奈保子は、スターチャンネルに出演中。


別冊映画秘宝 吹替洋画劇場 (洋泉社MOOK)

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  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本


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