「アニメ」カテゴリーの記事一覧

2008.07/28 0:13

ブルーレイ「機動警察パトレイバー劇場版」、同「2」を観てみた

昨日、今日でBDの「劇パト」2作を観賞してみた。
ファミ劇あたりでやってるのをながら観する事はあっても、通しで観たのはいつだったか忘れるくらい前だったということもあって、割と本気モードで観賞。

「1」、「2」のどちらも、作品全体が地味目な色に抑えられているので、BD版「逆襲のシャア」で感じたほど鮮烈な発色とは思わなかったけども、「1」の特車隊隊員服のオレンジの発色は、記憶の中にある、セルを直接見た時の色に大変近いのが印象的だった。
色絡みで言うと「2」の冒頭、レイバーのシミュレーターから降りる野明と、遊馬の履いているシューズの水色が目立っていて、LDサイズジャケが大不評だった初版DVDで同じカットを見比べてみると、やはりBD版は発色の良さが際立っていた(リマスター版のDVDはまた違うのかも知れないけど)。

「1」の方は、フィルムのダメージのせいか、所々で波ガラスが使われているかのように画面が波打っている事が有ったけど、約20年前の作品という事を考えると、トータルでは十分過ぎるほどの画質という印象で、値段が高いだけの事は有るなぁと、妙に納得してしまうのだった。いや、安いに越した事はないんだけど。


それにしても、何度も観た作品のはずなのに、いままで間違って認識していたり、気がつかなかった部分が数ヶ所あったのには驚き。
何に書いてあったのか、はたまた映像特典の類いだったかは忘れたけど、押井のインタビューで「自分の作品は、10年後(?)の鑑賞にも耐えられるように創っている」という風な発言を読んだ記憶があるけど、「躍る大捜査線」をはじめ色んな作品に影響を与えながら、ホントに20年耐えてる作品を撮ってるわけだから、その言葉には説得力がありますな。


で、このBD版「機動警察パトレイバー劇場版」の裏ジャケ。

「箱船をぶち壊しにいくのさ!」という遊馬のセリフが躍っているけども、、、。

なんか違和感ないか??

、、、、。

そうだ。

“方舟”じゃなく”箱船”だから何となくヘンなんだ。

いや、そもそも”方舟”が正解なの?と、ちょっと調べてみた。

このBDのブックレット、劇場パンフ、初版LDのブックレット、小学館「THIS IS ANIMATION 機動警察パトレイバー 設定資料全集」等々、部屋から見つける事が出来た資料では、いずれも「方舟」という表記になっていて、「箱船」という表記はザッと見た限り見つからず、Wikipediaの「天使のたまご」の項では以下のような記述も。

なお「はこぶね」の一般的な漢字表記としては「箱船」「箱舟」等複数の表記があるが、押井はこの作品以降「方舟」に統一した。

出典の無いWikipediaの記述を100%信用するわけには行かないだろうけど、何かしらの理由も無くそんな事を書く必要もなさそうだし、「箱舟」「箱船」という表記も間違いではないとは言え、この作品においては、やはり誤植と言っても良いレベルなんじゃないの?という風に個人的には思ったり、、、。

↓この写真はBD裏ジャケと、劇場パンフ。
パンフでは「方舟をブチ壊すのさ」って書いて有りますな。
PAT_BD_PAMPH.JPG

遊馬のセリフなんだから、遊馬が「方舟」ではなく「箱船」という漢字で記憶していて、それを声に出しているという設定ならそれも間違いじゃないのかも知れないけど、、、(笑)
台本かコンテが有ればハッキリするんだけどなぁ、、、。

それにしても、このパンフは24pで600円と、あの当時としては結構高かったし、大きくてチャリで持って帰るのに一苦労だった記憶が、、、。ちなみに「パト2」は24pで800円、「攻殻」は20pで1000円。
「パンフをバッグに入らない大きさにしちゃえば、電車の中とかで宣伝効果も狙えるんじゃね!?」という魂胆も見え隠れするこのサイズはホントやめて欲しいわ。 見た後の食事やら帰り道ではとにかく邪魔だわ、無事持って帰っても、本棚から余裕で飛び出すわで、何一つ良い事無しなんですが。
そんな邪魔者扱いされて段ボールに入れられていたパンフが、こんなカタチで日の目を見ようとは(笑)





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2008.07/27 20:07

BS2「とことん!ルパン三世」は明日7/28から

BS2「とことん!ルパン三世」は明日7/28から放送開始。
http://www.nhk.or.jp/animeyawa/lupin/index.html

こないだ流れてた「BSプレマップ」を見る限り、最初に出たDVDに似た感じの画質で、ちょっとコントラストが浅くて白っちゃけな感じなので、やっぱ「1stルパン」本編は録らなくていっかなぁ、、、。
最終日のベストエピソードの中にはきっと入るであろう「新ルパン」の宮崎演出ep.だけ押さえとこう。

ということで、放送スケジュールと放送内容は以下のとおり。
7月28日(月) 20:00〜24:00
7月29日(火) 20:00〜24:00
7月30日(水) 20:00〜24:15
7月31日(木) 20:30〜25:00

<7月28日(月)>

4日間にわたって放送するBSアニメ夜話スペシャル「とことん!ルパン三世」の第1夜。まずは見どころを、ゲストの寺脇康文さん、佐藤江梨子さんがルパン&峰不二子になりきって紹介する。続いて「ルパン三世第1シリーズ」の第1~7話を放送。さらに、全国各地30人のファンによる、ルパンワールドの魅力を探るトークスペシャルをおくる。栗田貫一さん、チャーリー・コーセイさんら、豪華ゲストも登場!

<7月29日(火)>

4日間にわたって放送する「とことん!ルパン三世」の第2夜。まずは、芸能界きってのルパンファン、俳優・寺脇康文さんが見どころを紹介する。続いて「ルパン三世第1シリーズ」の第8~15話を放送。そして今や伝説のアニメとなった第1シリーズの制作に携わった3人の関係者、演出のおおすみ正秋さん、作画監督の大塚康生さん、原作者のモンキー・パンチさんが当時の制作秘話を披露するドキュメントも放送する。

<7月30日(水)>

「とことん!ルパン三世」第3夜。ルパン三世第1シリーズの、第16~最終話までを一挙放送する。さらに、ルパンを心から愛する論客たちがルパンシリーズの魅力について熱く語る。レギュラーの岡田斗司夫さんは希代の悪女キャラ、峰不二子について、ルパンを愛してやまない声優・横山智佐さんはルパンの男としての魅力とはなにかをそれぞれ熱弁。時代を超えて愛されるルパンワールドを徹底追究していく。

<7月31日(木)>

「とことん!ルパン三世」最終日は生放送。ルパン三世第2シリーズ、第3シリーズから視聴者の投票で選ばれたベストエピソードの7作品を一挙公開する。スタジオでは、唐沢俊一さん、岡田斗司夫さん、氷川竜介さんらが放送当時30%近い視聴率をたたき出した「第2シリーズ」、スタイリッシュな「第3シリーズ」の魅力を語る。視聴者からリアルタイムで募集するファックス、メール、イラストも紹介!





ルパン三世 死の翼アルバトロス・さらば愛しきルパンよ (スタジオジブリ絵コンテ全集第2期)

ルパン三世 死の翼アルバトロス・さらば愛しきルパンよ (スタジオジブリ絵コンテ全集第2期)

  • 作者: モンキーパンチ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店スタジオジブリ事業本部
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本


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2008.07/26 16:05

明日のANIMAX特番に出崎統が出るようだ「テレビアニメ45年史 なんでアニメは面白い!? 第4巻「コミック編」」

アニマックス 開局10周年記念特番として放送中の「テレビアニメ45年史 なんでアニメは面白い!?」の第4週目「コミック編」に、出崎統が出演する模様。
http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN10000712

〜アニマックス開局10周年記念特別番組〜 マンガのアニメ化に苦心したアニメ創生期のエピソードを巨匠・出崎統監督に伺います。

ということで、先週までは、ゲストをスタジオに呼んで山ちゃんたちが色々訊く形だったり、製作現場に出向いて取材をしたりだったけど、今回の出崎統はスタジオに来てくれるのかどうかは不明。

やっぱ「あしたのジョー」や「エースをねらえ!」あたりの話かな?


明日2008.7/27(日)の放送で、放送時間は以下のとおり。
第1回 19:00
第2回 20:20
第3回 21:40
先週までは15分×全4回だったけど、今回は20分×全3回らしい。


また、リピートは来週日曜の8/3で、
12:00、13:20、14:40。




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