「アニメ」カテゴリーの記事一覧

2010.07/08 9:57

スタジオジブリ/近藤喜文「耳をすませば」は明日7/9 日テレでハイビジョン放送

金曜ロードショー「耳をすませば」は日本テレビで明日7/9ハイビジョン放送。
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20100709/index.html

主人公の少女、月島雫は本が大好きな中学三年生。理解のある両親と仲の良い友達に恵まれた、恋に恋する普通の女の子。ある日、図書館のカードを何気なく見てみると、必ずといっていいほど書いてある「天沢聖司」という名前。どんな人なんだろう?と想像する雫。そんな中、一人の男の子と出会い、改めて自分の将来を真剣に考え始め、向き合い、大人への一歩を踏み出していくのだった。

ということで、金曜ロードショー 4週連続ジブリ祭りの第2弾は、近藤喜文 監督、脚本・絵コンテ 宮崎駿の「耳をすませば」を。

放送は明日2010.7/9 21:00〜23:19 日本テレビでハイビジョン放送。

「耳すま」は日本国内で完成まで作業された初めてのドルビーSR-D(現在のドルビーデジタル)作品として当時AV誌などで少し話題になったけども、今回はステレオ放送となる模様。(邦画初のドルビーSR-Dは「ゴジラ VS メカゴジラ」で、こちらは米国での作業。当時日本でSR-D上映が出来たのは2館のみだったとのこと)


ちなみに、明後日7/10の朝10:30〜11:25には、同じく日テレで「「借りぐらしのアリエッティ」公開記念特番 ジブリ作品の源流を探る旅」を放送。


ジブリの後継者になるはずだったと言われる近藤喜文が亡くなって、ジブリが身内のアニメーターから長編作の監督を出したのは「アリエッティ」の米林宏昌で15年ぶりになるってことかな?
ジブリがアニメ制作会社としての将来を考えるなら、もういい加減に「誰それの長男」とかじゃない後継者を確保しておかないとヤバいんだろうけど、ジブリの看板を背負うには実力だけでなくメンタル面の強さが求められそうだからなぁ、、、。

なお、来週の金曜ロードショーは「ハウルの動く城」(この時に細田守をゲットしておけば!)、再来週は「となりのトトロ」をハイビジョン放送。
8月は「サマー・ウォーズ」と、「20世紀少年」の第1章、第2章、最終章が放送される模様。

<関連>
・スタジオジブリ/宮崎駿「紅の豚」は明日7/2 日テレでハイビジョン放送(のはず)
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-07-01-3
・宮崎駿/スタジオジブリ「借りぐらしのアリエッティ」関連番組の放送予定を調べてみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-29
・MAG・ネット スペシャル「アニメの革命児 金田伊功」を放送する模様–BS2 8/14、BShi 8/23
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-30-4


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2010.07/01 11:02

スタジオジブリ/宮崎駿「紅の豚」は明日7/2 日テレでハイビジョン放送(のはず)

「紅の豚」は日テレで明日7/2放送。
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20100702/index.html

7月は4週連続ジブリ祭り!今夜は「紅の豚」。超高画質で初放送!愛のため、友情のため、そして名誉のため、ブタに姿を変えた男が、青空を翔ける!



舞台は、第1次大戦後、世界恐慌と不況にあえぐイタリア・アドリア海。ファシズムに国が傾倒していく中、アドリア海では世界恐慌なんてお構いナシに、金を求めて遊覧船などを襲う空賊が暴れまわっていた。そんな空賊を相手に、超絶の飛行テクで賞金を稼ぐ一匹狼ならぬ一匹のブタ(?)、ポルコ・ロッソの物語。草食系イケメン全盛の時代だからこそ、本物のカッコよさと正面から向き合ってみてはいかが?

<7月は4週連続ジブリ祭り!>ということで、第1弾は「紅の豚」。
番組解説にもあるように、今回はこれまでのジブリ旧作放送時の様なSDマスターからのアップコンバートではなく、ハイビジョンマスターを使っての放送となる様なので、BD化されるまでの繋ぎとして録画しといた方がよさげですな。

放送は明日2010.7/2 21:00〜22:54 日本テレビで。

また、今夜7/1深夜 25:38〜25:43に「ダマされた大賞&紅の豚今夜!」というミニPR番組が放送されるようなので、放送前に実際の映像を確認する事が出来るかも。まぁ金ローでやってた予告なんかとほとんど同じな気がするけど。


なお、7月の「金曜ロードショー」ラインナップは以下のとおりで、番宣を見る限りは「トトロ」以外はHDマスターが使われているように見えた。

7/09 21:00〜23:19 金曜ロードショー 耳をすませば
7/16 21:00〜23:24 金曜ロードショー ハウルの動く城
7/23 21:00〜22:54 金曜ロードショー となりのトトロ

ちなみに、8/06の金曜ロードショーは細田守「サマー・ウォーズ」を放送。
やべえ、BD早く観ちゃわないと、、、。

それから、昨夜も記事にしたけども、「紅の豚」「となりのトトロ」でも腕をふるったアニメーター金田伊功の特番がNHK BSで8/14(8/23)に放送予定。
ジブリ作品だと、いわゆる「金田作画らしさ」はあまり出ていない感じだけども、こういう機会に「ココは金田のはず!」と、イマイチ断定までは出来なかった担当カットをいくつかでもハッキリさせて欲しいなぁと思うんだけど、、、ムリだろうなぁ、、、。

その他、「借りぐらしのアリエッティ」関連番組は以下のページで。
・宮崎駿/スタジオジブリ「借りぐらしのアリエッティ」関連番組の放送予定を調べてみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-29


<関連>
・MAG・ネット スペシャル「アニメの革命児 金田伊功」を放送する模様–BS2 8/14、BShi 8/23
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-30-4
・宮崎駿/スタジオジブリ「借りぐらしのアリエッティ」関連番組の放送予定を調べてみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-29
・明日7/21の「ホリデーにっぽん」はプラモデルロマン:ファインモールド
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-07-20-2




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2010.06/30 23:57

MAG・ネット スペシャル「アニメの革命児 金田伊功」を放送する模様–BS2 8/14、BShi 8/23<追記8/9>

「MAG・ネット」が、スペシャル版として「アニメの革命児 金田伊功」を放送するとのこと。
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/anime_7later.html

去年7月、57歳で亡くなったアニメーター金田伊功。「ど根性ガエル」「宇宙戦艦ヤマト」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」などのアニメや、「ファイナルファンタジー」などのゲームの制作現場で絵を書き続けた。彼は「金田流」と称される独特の作画技法を開発し、日本のアニメ界に革命をもたらした。キャラクターの関節をありえない角度に曲げながらジャンプさせる「金田とび」や、遠近感を極端に強調することで躍動感をみなぎらせる「金田パース(遠近法)」、実写映画におけるハレーションを絵で表現する「金田光り」など枚挙にいとまがない。1980年代に金田に憧れてアニメの作り手を志した人たちが、現在のアニメ業界の中核を担っている。偉大なクリエーターの業績と人物像をさまざまな資料や証言で振り返りながら、日本アニメに与えた影響を探る。

ということで、雑誌や書籍はともかくとしても、テレビで大きく扱われる機会はあまり期待していなかったけど、なんと「MAG・ネット」が金田伊功の特集を組んでくれる模様。

放送は以下のスケジュールで。
2010.8/14 23:00〜24:00 NHK BS2
2010.8/23 23:00〜24:00 NHK BShi
※BS2あたりでも放送されるのかと思って探してみたけど、いまのところそういう情報は見つけられなかった。

番組解説からすると、関係者や評論家の人あたりのインタビューや担当カットの映像で構成されそうな感じなのかな?
出演者はまだ未発表だけども、池田憲章やロトさんは外せないだろうなぁ。
20年くらい前、カナメプロの長尾Pに聞いた話で1個面白いのがあったんで、記憶が薄れないうちにブログに書き残そうと思って機会をうかがってたんだけど、こんなタイミングで面白おかしく書くのもアレなのでもうしばらく自粛、、、。

なお、金田作画を楽しめる作品としては、7/2に日テレ金曜ロードショーで「紅の豚」、7/23同じく金ローで「となりのトトロ」を。
8/9からNHK BS2で始まる「全駅停車!ぜんぶ魅せます「銀河鉄道999」」では、「劇場版・銀河鉄道999」を放送。

また、「風の谷のナウシカ」のブルーレイ版が7/14発売で、収録予定の庵野秀明×片山一良によるコメンタリーでは、キャラのヘンなポーズを指摘するコメントも。


<2010.7/1 01:08追記>
BS2の放送日が判明したので追記。


<2010.8/9 11:51追記>
「MAG・ネット」公式ページが更新され、出演者が告知されていたので追記。

日本アニメの歴史に燦然と輝く天才アニメーター、金田伊功さんが亡くなって一年。 金田さんが生み出したテクニックは、多くのクリエイターたちに大きな影響を与えています。 番組では、その輝かしいキャリアを振り返り、彼が何を描こうとしていたのかを探ります。

出演者:庵野秀明、越智一裕、小林治、貞光紳也、友永和秀、野田卓雄、氷川竜介、村上隆

友永和秀や野田卓雄まで!


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