BS1スペシャル「BS特別版 狂気の戦場 ペリリュー」はNHK BS1で明日9/6放送。
(https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20140906-11-21114)
今年、アメリカで日米の熾烈な戦いを記録した113本のフィルムの存在が明らかになった。撮影地はフィリピンの東800キロに位置するパラオ諸島の小島・ペリリュー。70年前、日米両軍はここで死闘を繰り広げた。日本軍の主力は、関東軍で“最強”とうたわれていた陸軍歩兵第2連隊。1万人のうち最後まで戦って生き残ったのはわずか34人だった。一方、米海兵隊の最精鋭部隊と言われる第1海兵師団第1連隊の死傷率は、史上最も高い約60%。そのあまりの犠牲者の多さと過酷さから、ほとんど語られてこなかったため、ペリリュー島は「忘れられた戦場」と呼ばれてきた。
ペリリュー島は、太平洋戦争の中でも特異な戦場だった。日本の大本営はアッツ島以降続けてきた組織的な“玉砕”を初めて禁じ、持久戦を命令。米軍が当初「3日以内で終わる」と予想した戦闘は2カ月半に及んだ。今回発掘したフィルムには、長期にわたる接近戦によって日増しに凄惨さを増していく戦いの様子が克明に記録されている。
NHKでは今回、フィルムを撮影したカメラマンを突き止めることができた。プロパガンダ映画を作ることを使命として送り込まれた18人のカメラマン。その唯一の生き残りであるグラント・ウルフキル氏(91才)だ。戦後初めて自らが撮影したフィルムに向き合ったウルフキル氏は、重い口を開き、地獄の戦場の光景を語り始めた。
その後の硫黄島、沖縄の戦いに引き継がれていく持久戦。その始まりとなったペリリュー島で、一体どのような戦いが行われていたのか?なぜ「狂気の戦場」と化していったのか?発掘したフィルムと日米の元兵士の証言から、一度始めると歯止めが効かずに、残忍な殺し合いがエスカレートしていく戦争の実態を伝える。
ということで、BS1スペシャルでペリリュー島のドキュメンタリーが。
放送は明日2014.9/6 22:00~22:54 NHK BS1で。
タイトルや番組概要から察するに、先月8/13に地上波のNHKスペシャルで放送された「狂気の戦場 ペリリュー~“忘れられた島”の記録~」の別編集版ではないかと思うけど、Nスペが49分丁度だったのに対し、こちらの番組は54分枠。
単にNスペに5分追加したものなのか、そもそも編集が違うのかなどは分かんないけども、まぁ一応。
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