「ワンダーJAPAN TV」はBS12トゥエルビで明日4/28スタート。
(http://www.twellv.co.jp/program/documentary/wjtv.html)
普段、我々が暮らす街の中で遭遇する、まったく違った雰囲気をもつ異空間。忽然と、また漫然と我々の前に姿を現す「ワンダースポット」の数々。書籍『ワンダーJAPAN』とこコラボレートで生まれた日本の≪異空間≫探検番組。身近な生活空間に突如現れる、まったく違った雰囲気を持つ異空間「ワンダースポット」の数々を紹介する。
<#1 志免炭鉱竪坑櫓>
福岡空港から車で15分。まちなかに忽然と姿を現す奇妙な形の巨大な鉄筋コンクリートのタワー。これがいわばエレベーターだと聞かされると誰もが驚く。何のために?それは、石炭採掘の遺跡だった。旧海軍により志免町で石炭の採掘が始まったのが約100年前。以来、戦前は軍艦の、戦後は蒸気機関車の燃料用に、新エネルギーの石油に追われて1964年に閉山するまで、志免は日本で唯一、一貫して国営の炭鉱として石炭の採掘が行われたという。地上50mのこの巨大タワーは昭和18年に完成。坑夫や石炭の上げ下げを地下430mまで行っていた。志免町はそびえたつこの竪坑櫓を歴史的文化財としてこのまま保存するそうだ。
<#2 鯛よし百番>
大阪新世界の南、俗にディープサウスと呼ばれる地域がある。そのさらに奥深くに、専門家も首をひねる不思議な物件、「鯛よし百番」がある。大正中期に立てられた遊郭の建物を当時のまま用いた料亭で、玄関を入るとすぐにあるコの字型の雛壇は、当時遊女たちがズラリとならぶ「顔見世の間」であったとか・・・。 日光東照宮のような門、その先の待合室の壁には天女が舞う。木彫りの獅子に鳳凰、左甚五郎の猫の彫刻? 螺鈿や蒔絵も惜しげもなく使われ、大正建築美術の粋をあちらこちらで確認する ことができる。昔の遊郭などほとんど残っていない現在、この鯛よし百番は貴重な文化財であるが、専門家はなぜこんな豪奢な装飾の建築がこの地に存在したのかは謎であるという。
ということで、2010年にCS MONDO21(現・MONDO TV)で放送された「ワンダーJAPAN TV」がトゥエルビに。
放送は明日2017.4/28から毎週木曜日 21:00~21:55 BS12 トゥエルビで。
<ワンダーJAPAN TV #1志免炭鉱竪坑櫓>※ダイジェスト
トゥエルビでは55分枠で、2回分を連続放送する模様。
もし全話放送するなら、全26回+軍艦島SPECIAL。
それから、この番組の直前4/28 20:00からは、CSエンタメ~テレで放送中のオカルトトーク番組「超ムーの世界」もスタート。
このほか、5月の気になる番組はこちら↓
・2017年05月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2017-04-25-2)
・日本の《異空間》探検番組「ワンダーJAPAN TV」は明日6/9からCS MONDO21で
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-06-08-2)