IO DATA Rec-POT M(HVR-HD160M)から、Panasonicブルーレイレコーダー DMR-BW700へのムーブ手順メモ。
半年くらいやらないとやり方忘れてパニクりそうだったので、一応ムーブ手順をメモ。
《使用機器》
・IO DATA Rec-POT M(HVR-HD160Mなど)
・Panasonicブルーレイレコーダー DMR-BW700(DMR-BW800、DMR-BW900でも操作方法は同様と思われる。)
・東芝 REGZA 47Z2000(Rec-POT操作画面表示用)
・I.LINKケーブル x 2本(可能な限り短く、出来るだけシールド性能の高いもの。 ※付属品ケーブルは要注意。 録画用途で使用実績のあるものが好ましい。)
では始め。
1)全機器の電源を落とし、I.LINKケーブルを下記のように接続。
REGZA —– Rec-POT M —– DMR-BW700
2)REGZA、DMR-BW700の電源を投入し、REGZAの入力切替をDMR-BW700にする。
3)DMR-BW700の「I.LINK機器モード設定」を「TSモード1」に設定する
4)Rec-POT M背面のモード切替SWを「D-VHS」モードにする。
5)REGZAの「I.LINK設定」メニューを下の写真のように設定し、その中の「機器の登録」画面で、HVR-HD160MがD-VHSモードになっている事を確認。
6)念の為、REGZAとDMR-BW700の電源を一旦落とし、再投入。
<以上で初回設定は終り、2回目以降は以下から>
7)REGZA、DMR-BW700に、ムーブ時間+数十分以内に実行される録画・視聴予約が入っていないことを確認。(予約が実行されるとムーブが中断される。新番組予約などの自動予約にも注意)
8)DMR-BW700の入力切り替えで「I.LINK」を選択。
9)リモコンでRec-POT Mの電源を入れる。 DMR-BW700が「I.LINK(TS)機器の接続」ダイアログを出すが、キャンセルする。
10)REGZAの入力切替で「I.LINK」を選び、「I.LINK機器選択」画面で「IO DATA HVR-HD160M」を選択。
11)Rec-POT Mのリモコンの「表示」ボタンでメニュー画面を出した後、「切替」ボタンを2回押し「接続機器設定」画面でDMR-BW700の「状態」が「ON」になっている事を確認する。
※Rec-POT Mは反応がにぶいので、リモコンのボタンは数秒ほどの間隔をあけて押す。
12)Rec-POT Mのリモコンの「切替」ボタンを1回押し、「機器設定」→「プログラムモード時の動作」を「移動」に設定する。
13)Rec-POT Mのリモコンの「切替」ボタンを2回押して「プログラム移動」画面を出し、ムーブしたい番組を「マーク」ボタンで1つだけ選択する。 選択をすると、タイトルの左端に「1」のアイコンがつく。
※ここで2つ以上のタイトルを選択すると、繋がった1つのタイトルとしてDMR-BW700にムーブされるため、何らかの理由で分割されているタイトルの場合には、これを利用して連結させる事も出来るが、失敗し番組の一部がロストする事もあるようなので、特に必要がない限り1タイトルづつムーブする。
14)Rec-POT Mのリモコンの「決定」ボタンを押すとムーブが開始され、画面左下に「移動(MOVE)を開始しました。」という表示がでる。
15)REGZAとは別のモニタがDMR-BW700に接続されている場合、そちらで映像をモニタリングしても良いが、無い場合には、REGZAの入力切替をDMR-BW700にする。
※誤ってREGZAの入力切替を再び「I.LINK」にしてしまうと、ムーブが停止する可能性も有るため、この入力切替のリモコン操作は迅速かつ慎重に行う必要がある。
16)ムーブが開始されると、DMR-BW700は「独立データ放送は記録できません。」というダイアログを出すことがあるが、操作せずに放っておけば数秒程度で消える。
17)ムーブが終了するまで、念のためREGZAを含む接続機器一切の操作はせず、停止するまでひたすら待つ。
ムーブ中は、Rec-POT M本体のインジケータが再生状態を示し、DMR-BW700は録画状態となっていれば、ムーブ進行中と判断する事が出来る。
18)DMR-BW700に、ムーブしたタイトルが表示されていれば成功。 念のため、早送りで最後まで映像を確認。
《注意点》
・万一のブレーカーダウンや停電に備え、UPS等無停電電源装置の使用を推奨。
・落雷の恐れがある時は、雷のノイズによるムーブ停止や、停電、最悪の場合には機器破損で録画データロストの恐れも無いわけではないので、極力作業は避ける。
以上の記事は、catalinaが個人的に作業をする上での備忘録として記録したものです。
catalinaの環境では失敗は1度も有りませんが、たかだか十数回程度の実績しかありませんので、正常な動作を保証できるものでは有りません。
ムーブ作業において必ずしも設定する必要の無い項目も含まれますが、「安定している」という実績はムーブ作業においてなにものにも勝るため、あえて省かずに記載しています。
なお、初めてムーブを行う場合には、作業に慣れるまで不要な番組でテストを行う事をおすすめします。
本記事を参考にして設定・操作を行い、ムーブの失敗で番組が消失したとしても、catalinaは一切責任を負う事は出来ませんので予めご了承下さい。
また、間違っている部分があるとか、「そこは○○に設定した方が」等のご指摘は大歓迎ですので、お気軽にコメント下さればと思います。
<追記>
DMR-BWT1000でもムーブをテストしたところ、同じ操作方法で問題なくムーブが可能だった。