#1はたいしたことなかったので、#2も期待はしていなかった日テレの深夜ドラマ「死ぬかと思った」。
(http://www.ntv.co.jp/shinuka/intro.html)
先週末に録画してあった、井川遥が主演の#2を何となく観てみたら、これがなかなかのヒット。
<公式サイトより>
慌てるとワケが分からなくなる28歳の主婦・明日美(井川遥)は、忘れっぽい性質だったこともあり、いつも大騒ぎ。その日の朝、髪にカーラーを付けたままパジャマ姿で車を運転し、夫・佐伯義隆(田中実)を駅まで送った明日美は、帰宅した時、家の鍵、携帯、サイフなどを全て家の中に忘れて来たと気付いた。
明日美は、義隆が帰るまで実家に行ってのんびりしようとも考えたが、今度はヤカンを家のガスコンロに掛けたままだったことを思い出して真っ青。もし火事にでもなれば、ローンで買ったばかりの一戸建ての家は全て消えてしまうのだ。
明日美は、恥を忍んで義隆の会社に駆けつけるが、義孝は仕事相手の会社で会議の真っ最中とのこと。車がガス欠になったため、明日美は地下鉄でその会社に行き、強引に義隆に会って家の鍵と交通費の5000円を受け取った。
ところが、タクシーを探していた明日美は、慌てる余り、家の鍵を道路の側溝の中にポチャリ。タクシーにようやく乗ったものの火事のことが頭から離れない明日美は、車の中でブツブツひとり言を言い始めた。
明日美の不審な様子に気付いた運転手は、料金不足だったこともあり、交番の前で車を止めた。警官の質問に対し、たまたま緊急出動の消防車を目撃していた明日美は、火事が自分のせいだとポツリ。連続して発生している放火事件を警戒していた警官は、「私がやりました」という明日美を犯人と勘違いして手錠を掛けてしまう。
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井川遥ってこんな芝居も出来るのかというコメディエンヌっぷりで、パジャマのまま表を走り回ったり電車の切符を買おうとしたりと、実際にこんな光景を目撃したら、きっと目をそらしてしまうだろうなってシチュエーションがなんとも素晴しくて、この演出家の次作にはちょっと期待してみるのだった。