犬の能力検証で過剰演出=フジテレビ系「トリビアの泉」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070214-00000062-jij-soci


雑種犬の飼い主が突然倒れ、苦しみだしたら犬はどうするか?の企画が問題になってる模様。


>フジテレビ広報部によると、飼い主全員を男性にする予定だったが、動物プロダクションに所属する犬1匹だけ飼い主が女性だったため、このプロダクションの男性社長が代わりに出演した。その際、カメラのアングルが悪いなどうまく撮影できなかったため、ドッグフードを衣服に入れて犬を引き付けたという。

>同広報部は「やらせやねつ造とは違うと認識している。しかし、反省すべき点は反省したい」と話している。


バラエティと名のつく番組は、楽しませる事を最優先に考えたいのはわかるし、そもそも「これヤラセじゃないの?」ってイチイチ勘ぐるような無粋なマネはしたくは無いけども、勝手にオイラ基準を設けたとすると、”ドッグフードを衣服に入れて犬を引き付けた”のは「トリビア」の主旨を考えると(多少の嘘はつかれているものとした上で見てはいたけども)ギリギリで「ヤラセ」と判断したいところ。


でも、こんなのがニュースのネタになってるようじゃ、「あいのり」とか「こたちょー」の再現Vの投稿あたりをつかまえて「ヤラセ番組じゃないか!」と鬼の首取ったように騒ぎ出す空気の読めない人もいそう。





ドキュメンタリーは嘘をつく

ドキュメンタリーは嘘をつく

  • 作者: 森 達也
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本