CURE 4Kデジタル修復版 Blu-ray」が届いたので記念写真。※リンクはAmazon

安くなり待ちのつもりだったけど、特典映像の充実度や本編の画質など評判が良かったのと、来月の予定だった「ガメラ2」「3」のUHDも延期になったので、ガマンできず購入。

↓アウターケースオモテ。ケースはDVDサイズ。
2020-12-09-CURE-BD-01.JPG

↓アウターケースウラ(全面オビ)。
2020-12-09-CURE-BD-02.JPG

↓アウターケース背(全面オビ)。
2020-12-09-CURE-BD-03.JPG

↓インナーケース背。
2020-12-09-CURE-BD-04.JPG

↓インナーケースオモテ(左)と、24p.ブックレット(右)
2020-12-09-CURE-BD-05.JPG

↓インナーケースとブックレットのウラ。
2020-12-09-CURE-BD-06.JPG

↓本編BDレーベル。
2020-12-09-CURE-BD-07.JPG

↓特典DVDレーベル。
2020-12-09-CURE-BD-08.JPG

↓4K修復プロセスの解説。UHD BDが無理なら、WOWOW 4KとかBS4Kあたりで4K放送して欲しい。
2020-12-09-CURE-BD-09.JPG

【特典DVD】
 ・『CORE OF CURE』(約80分) ※「黒沢清『CURE』演出術」
 ・インタビュー:黒沢清(約41分)、役所広司(約14分)、萩原聖人 (約20分)
 ・プロデューサー対談(土川勉×下田淳行)(約20分)
 ・第31回東京国際映画祭ティーチ・イン(約4分)
 ・第10回東京国際映画祭会見/初日舞台挨拶(約17分)

【音声特典】
 ・安里麻里 (監督)×菊地健雄(監督)×高橋洋(脚本家)によるオーディオコメンタリー

【封入特典】
 ・ブックレット(24P)

<『CURE キュア』予告編|CURE – Trailer HD>


<役所広司、黒沢 清監督『CURE キュア』Q&A|CURE – Q&A>



ここから、今回の4Kデジタル修復版 Blu-ray、日本映画専門チャンネル(2010.11/19 O.A./スカパー!e2/DRモード)、WOWOW(2012.01/07 O.A./DRモード)、国内盤DVDの比較のスクリーンショットを。(JPEG圧縮/クリックで原寸/期間限定掲載)

●1枚目:冒頭の精神科のシーン。BDは従来版と明るさのまったく違うハイキーな仕上げになって、大分違う印象に。 この種の治療を行う施設は、部屋の隅々まで明るいってイメージがあるので、演出的にはBD版が正しい明るさって事かな?

↓4Kデジタル修復版 Blu-ray
2020-12-09-CURE-BD-SS-1-BD.jpg
↓日本映画専門チャンネル
2020-12-09-CURE-BD-SS-1-NihonEiga.jpg
↓WOWOW
2020-12-09-CURE-BD-SS-1-WOW-00-12-41.jpg
↓国内盤DVD
2020-12-09-CURE-BD-SS-1-DVD.jpg


●2枚目:グレインを殺したせいなのか、BDでは雲の輪郭がぼやけた印象になっちゃってるのはちょっと残念。

↓4Kデジタル修復版 Blu-ray
2020-12-09-CURE-BD-SS-2-BD.jpg
↓日本映画専門チャンネル
2020-12-09-CURE-BD-SS-2-NihonEiga.jpg
↓WOWOW
2020-12-09-CURE-BD-SS-2-WOW-10-16-14.jpg
↓国内盤DVD
2020-12-09-CURE-BD-SS-2-DVD.jpg


●3枚目:交番のカレンダーや左の木の枝など、放送ではややボケ気味でノイズにもまみれていた部分も、BDではクッキリすっきりに。

↓4Kデジタル修復版 Blu-ray
2020-12-09-CURE-BD-SS-3-BD.jpg
↓日本映画専門チャンネル
2020-12-09-CURE-BD-SS-3-NihonEiga.jpg
↓WOWOW
2020-12-09-CURE-BD-SS-3-WOW-35-39-77.jpg
↓国内盤DVD
2020-12-09-CURE-BD-SS-3-DVD.jpg


●4枚目:全体的には従来版とBDでほぼ同じ明るさになっているにもかかわらず、BDでは役所広司の顔の陰部分がギリで見える程度の明るさになっている。デジタルで覆い焼きとかまでやってるのかも?

↓4Kデジタル修復版 Blu-ray
2020-12-09-CURE-BD-SS-4-BD.jpg
↓日本映画専門チャンネル
2020-12-09-CURE-BD-SS-4-NihonEiga.jpg
↓WOWOW
2020-12-09-CURE-BD-SS-4-WOW-65-32-09.jpg
↓国内盤DVD
2020-12-09-CURE-BD-SS-4-DVD.jpg

と、曇天・薄明かりの様なシーンが多くを占め、コントラストも低い画が多めなので、画質の良さを実感しにくい部分も多いけども、ポイントを決めて比較すると、これまでハイビジョン放送に使われていたマスターとはレベルの違う画質で、概ね満足。

ちなみにWOWOWと日専は、放送解像度やビットレートの違いで多少ディテールやモスキートノイズの出方に差はあるものの、同じマスターでの放送となっている模様。
DVDも、多少縦が潰れ気味になってはいるものの、WOWOW、日専と色がほとんど変わらないので、もしかしたら同じマスターなのかも? このDVDが出た2001年ならHDテレシネしたDVDも時々見かけてたし。(DVD-BOXオビには「ニューテレシネ・デジタル・ニューマスター」と記載) 



最後に、過去に購入した黒沢清関連作のソフトを引っ張り出して来たので、こちらも記念写真。

↓「CURE キュア」LD。
2020-12-09-CURE-BD-10.JPG

↓「回路」公開時に発売された黒沢清監督 DVD BOX 「PULSE」(左)と、そのBOXに収録された「CURE」の国内盤DVD(右)。BOXデザインは「回路」だし、商品名は「PULSE」だしで、どこからみても「回路」の入ったBOXって雰囲気を出しまくってるけど、実際には「回路」本編は未収録でメイキングディスクのみ収録。
2020-12-09-CURE-BD-11.JPG

↓VHSソフト。左は「学校の怪談f」のレンタル落ち、右のは「スウィートホーム」と、メイキングビデオ「スウィートホームへ連れてって!」を紹介する無料貸出ビデオ。レンタル屋のおにいちゃんと仲良しだったので貰った♪
2020-12-09-CURE-BD-12.JPG
2020-12-09-CURE-BD-13.JPG

↓「学校の怪談 スペシャル」3作。(黒沢清は真ん中の「物の怪スペシャル」だけ。第4話「花子さん」を演出)
2020-12-09-CURE-BD-14.JPG

↓「回路」と「カリスマ」の国内盤DVD。
2020-12-09-CURE-BD-15.JPG

↓「降霊」と、キヨシ関係ないけど同じ原作の「雨の午後の降霊祭」の国内盤DVD。「降霊」は35mm撮影だそうだし(訂正:CUREブックレットによれば、「35mm=撮影16mm」とのことでした)、いつかHD化してくんないかなぁ。 そういえば、テレビ放送版「降霊 ウ・シ・ロ・ヲ・ミ・ル・ナ」とDVD版に違いがないか確認しなきゃなぁ、、、と思ってから早十数年、、、(笑)
2020-12-09-CURE-BD-16.JPG

以上。


・ブルーレイ/DVDソフト フォトレビュー記事リンク集
 (http://momo.gogo.tc/ginban/blog/?p=6867
・録画地獄:[ブルーレイ新譜]カテゴリー
 (http://momo.gogo.tc/ginban/blog/?cat=13