「クローズアップ現代▽フィルム映画の灯を守りたい~デジタル化の嵐の中で~」はNHK総合で明日5/30放送。
http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html

今年3月、国内最大手のフィルム映写機メーカーが破産し、半世紀の歴史に幕を下ろした。その背景には「フィルム」を廃し、「デジタルデータ」で配信することで、莫大なフィルム現像コストや映写技師の人件費を削減しようというアメリカ・ハリウッドを始めとした大手配給会社の思惑がある。国内では既に、大手シネコンの8割以上がフィルム映写機を使わなくなり、来年には「完全デジタル化」が完了するとも言われる。その一方、ミニシアター等の小規模映画館の閉館が相次ぎ、フィルムで世界中の多様な映画が上映されてきた環境は失われようとしている。映画の代名詞だった「フィルム」は消えてしまうのか?映画の灯を守り続けてきた映写機技術者や映写技師の“今”を見つめ、考える。

ということで、クロ現の録画を見てたらチラッと出た次回予告テロップが気になったので一応。


放送は明日2012.5/30 19:30〜19:56 NHK総合で。


キャスター:国谷裕子
ゲスト:瀬々敬久



劇場1館ごとにン十万かかってたプリント代が要らなくなるとか、上映回数を重ねる毎に増えるキズなどの劣化もないとか、まぁ、確かにメリットは多いとは思うんだけど、フィルム上映が消えてしまいそうってのは残念は残念ですな、、、。


フィルムからデジタルへの置き換えに関連する事で言うと、フレームレートを24fpsから48とか60fpsに引き上げようとか考えてる人たちがいるのが、個人的にはちょっと気になるというか、心配。
今のところ3Dのジャダーを嫌ってという意味合いが大きいみたいだけど、普通の2D上映で60fpsなんてやったらテレビドラマ観てるみたいになっちゃうよ?と思うんだけど。
(最近はあえて24pとか30pで撮ってるドラマも有るけど。)

まぁ、例えば、通常のシーンは普通に24fps(相当)で上映されてて、劇中のニュース映像やホームビデオで撮影されたシーンなんかの、「生々しい映像」という意図のあるシーンでだけ、60fpsで上映される、、、みたいな事なら「効果」として面白いかなとは思うけど。