「ペルシャ猫を誰も知らない」は明日5/18夜 WOWOWシネマで
(http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/022802/index.php)
西洋文化の規制が厳しいイランで、それでもなおロックを愛してやまない若者たちがアンダーグラウンドで情熱的に音楽活動を続けるさまをいきいきと描いた青春音楽ドラマ。
前作「半月 ハーフムーン」がイラン当局の検閲を受けた上に、次回作の撮影許可もなかなか下りず、苦労を重ねたB・ゴバディ監督。そこで本作では、当局の監視の目を逃れながらアンダーグラウンドで音楽活動を続ける若者たちに自らの心情を投影させながら、ゲリラ的な撮影を敢行。出演者の大半は実在のミュージシャンで、主役の2人は撮影終了直後に国外へ逃れ、ゴバディ監督自身も本作を最後に海外へと移住。映画はイラン国内では上映が禁止されたが、第62回カンヌ国際映画祭<ある視点>部門で特別賞に輝いた。
物語
イランの首都テヘラン。ネガルとアシュカンは、インディー・ロックを愛してやまない恋人同士のミュージシャン。けれども、アシュカンは無許可でロックを演奏したという理由で逮捕され、ようやく釈放されたばかり。バンドも実質的に解散状態となり、2人は国外へ逃れることを決意する。違法パスポートの取得に動き出した彼らは、便利屋のナデルと知り合い、念願のアルバム制作とコンサートの開催実現を彼から約束されるのだが…。
ということで、「カンヌ国際映画祭特集2012」として「ペルシャ猫を誰も知らない」が。
放送は明日2012.5/18 23:00〜25:00 WOWOWシネマで。
現在予定されているリピート放送は、5/28 14:45から。
脚本:バフマン・ゴバディ、ロクサナ・サベリ、ホセイン・アブケナール
監督:バフマン・ゴバディ
出演:ネガル・シャガギ、アシュカン・クーシャンネジャード、ハメッド・ベーダード
<「ペルシャ猫を誰も知らない」予告編>
出演しているのが実在の人物というだけでなく、事件などの出来事も実話にもとづいた作品だそうで。
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