「悪いのはみんな萩本欽一である」はフジテレビで明日3/27朝の放送。
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/ch-shiguma/index.html

昨年秋、BPO(放送倫理・番組向上機構)が発表した「最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見」受け、「バラエティーとは何か」を、多くのドキュメンタリーや映画作品を世に送り出し、高い評価を得ている映画監督・是枝裕和監督に独自の視点で描いてもらう。

番組は、是枝監督の仮定「テレビのバラエティーがひんしゅくを買い続けている。犯人は、萩本欽一である」に基づき、テレビのバラエティー史に華々しい功績を残したコメディアン・萩本欽一を被告人に仕立て、法廷劇として進行していく。萩本は、テレビにおける“笑い”というものを開拓、確立させた一方で、「共演者への暴力」、「お笑いに関して素人である歌手・アイドルにコントをさせる」、「低俗」、「イジメ」、そして「素人いじり」といった、いま、“バラエティーが嫌われる理由”(「BPO意見書」より)にも含まれる数多くの要素をテレビに持ち込んだ。こうした数々の“犯罪的行為”を、萩本自身のテレビ史に沿って追及しながら、バラエティーの現状を浮きぼりにしていく。裁判は、本人へのロングインタビューや、数々の証拠VTR、同時代の証人のインタビューを交え、1962年生まれの「是枝少年」の目線と、いまの「是枝監督」の目線、2つを交錯させながら進行する。

果たして、萩本欽一は有罪か、無罪か。彼はテレビの革命家なのか? それとも破壊者なのか?

放送は明日2010.3/27 10:40〜11:40 フジテレビで。

出演は萩本欽一、三宅(デタガリ)恵介、土屋敏男、太田省一。
VTR出演に小堺一機、関根勤。

自分の世代だと「欽ドン」「欽どこ」あたりが全盛だったので、日本国民ならもれなく知ってるという感じだったけど、今の若い人は、萩本欽一がどんな番組やってたか知らない人も多いんだろうなぁ。
欽ちゃん球団や仮装大賞、24Hテレビの人とか、認識としてはそのへん?
(昨夜の「モヤさま」でも宮尾すすむを知らない人向けの解説が入ってたけど、バラエティ見てると時々ジェネレーションギャップを感じるようになってきた、、、(笑))

あまりテレビでコントをやらなくなってからの萩本欽一は、半滑りしても、客が笑うまでねばるトークがチト苦手なんだけども、この番組はとりあえず観てみよう。