時事通信が「脚本家の田向正健氏死去」という記事を掲載していた。
(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010030500655)
田向 正健氏(たむかい・せいけん=脚本家)5日午前2時23分、直腸がんのため神奈川県の病院で死去、73歳。東京都出身。葬儀は10日午前9時30分から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。喪主は妻章子(あきこ)さん。
松竹の映画監督を経て脚本家に。NHK連続テレビ小説「雲のじゅうたん」(76年)で注目され、同「ロマンス」や大河ドラマ「武田信玄」「信長」「徳川慶喜」などNHKの人気作を数多く手掛けた。他の作品に「冬の旅」「夏に恋する女たち」(いずれもTBS)、「リラックス」(関西テレビ)、「ハチロー~母の詩、父の詩~」(NHK)。
ということで、最近は新作が無いなぁと思っていた田向正健が亡くなってしまったとのこと。
自分が観たことのある作品に限っていえば、終始緊張感のあるドラマが得意な人という印象で、田中美佐子の「ひとさらい」とか、高橋かおりが出ていた「問題の教師」がとにかく面白かったなぁ。
「問題の教師」は、何かっつうと部屋で自分にビデオカメラを向け、ビデオ日記か何かを撮り始める堤真一のイっちゃった芝居と音楽が最高だった。(「容疑者Xの献身」でも堤真一はねちっこい芝居を披露していたけど、こういうカゲのある役は本当に巧い。)
「問題の教師」、#1の途中からしか録画してないんだよなぁ、、、。βだし。
テレ朝チャンネルあたりが有望なのかと、「シリーズ街」ごとリクエストしたこともあったけど、かすりもしないという。
<関連>
・「ひとさらい」を観る
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2006-06-02)