NHK BShiで今夜9/16放送の「わたしが子どもだったころ」は、映画美術監督・種田陽平。
http://www.nhk.or.jp/kodomodattakoro/

「THE有頂天ホテル」、「フラガール」など映画美術を手がける種田陽平。1960年、大阪に生まれ、父親の仕事の都合で各地を転々とした。少年は、一人、話を作って遊ぶのが好きだった。夜、ムクっと起き上がり眠ったまま物語を話すこともあったという。空想癖は大人になるまで続く。いま、映画美術を考える時、必ず子ども時代のワクワクドキドキしたことを思い起こす。空想夢想の少年時代を辿る。

「映画の達人2」やら「情熱大陸」やら、これまでも映画業界の人を取り上げる番組には結構出演している感じだったけども、「わたしが子どもだったころ」にも種田陽平が。

放送は今夜2009.9/16 22:00〜22:45 NHK BShi。
再放送は、9/18 昼12:00〜12:45同じくBShiで。


種田陽平っていうと、「キル・ビル」とか「ザ・マジックアワー」あたりが代表作として取り上げられるけども、岩井俊二の「花とアリス」にも参加していたようで、種田陽平の直接の仕事かどうかは分からないけども、アリスの汚屋敷が強く印象に残ってますな。
アレは技術的な部分とか美的センスがどうとか以前に、とにかく素人目にもわかるスケールで作り込みの大変さが伝わってくる画面がすばらしすぎる。
相田翔子演ずるアリス母に新しい男が出来るたびにああして掃除を始めるんだけど、多分1年とか2年でまたあの有様になるんだろうなぁと、つい想像してしまう、、、(笑)