DVD-Rの劣化チェックがてら、山田太一の「岸辺のアルバム」を久々に観賞中。
この盤はバックアップも取ってあるから死んでても何とかなるけど、とりあえず今のところは問題無く再生出来ているし、Plextoolsでの計測でも問題は無いようで、ひとまず安心ということでメモ。
第10話まで観た所だけども、やっぱりいつ観ても生臭さくドラマ的リアリティがあふれていて、こんなの観ちゃったら、そりゃ大抵のドラマじゃ満足出来なくなりますな、、、。
物語には直接関係なく突然挿入される弱い地震(その後の展開の予兆ともとれるけど)のカットや、酔っぱらってソファで熟睡していた杉浦直樹が、明け方、入院していた同僚の奥さんが亡くなったと八千草薫に揺り起こされるシーンだとかは、物語としては忘れているわけではないのに、毎度「巧い!」とうなってしまう場面のひとつ。
誰もが予想していなかったタイミングでイベントを発生させ、同時に、思いもよらない時に事は起こるものだというリアリティも感じさせる脚本には、ホントに感心してしまうなあ。
あと、どうでも良いけど、先週放送の「ありふれた奇跡」で八千草薫が戸田恵子に過去の恋を語っていたけど、どうしても相手の顔には竹脇無我が浮かんでしまう(笑) まぁ、あそこは八千草の作り話という感じもしたけど。
ということで「岸辺のアルバム」は残り5話。観終わったら「高原へいらっしゃい」も観よう。
「あしたのジョー2」のBD-BOXはそれが終わってからだな。
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