eiga.comが「「エクソシスト」のW・フリードキン監督を怖がらせた最強ホラー映画13本」という記事を掲載していた。
http://eiga.com/buzz/20081030/11

 ハロウィン前夜、エンターテインメント・ウィークリー誌が、ホラー映画の金字塔とも言うべき「エクソシスト」(73)のウィリアム・フリードキン監督が、「見るたびに悪夢にうなされたような気分になれる」と太鼓判を押したホラー映画13本を紹介している。

フリードキン監督がよく見る悪夢とは、「誰かが自分を殺そうと追いかけてくる」というリアルなものらしいが、それを反映したラインナップになっているようだ。最近のいわゆるホラー映画は面白くないと言うなか、ミヒャエル・ハネケ監督の「ファニーゲーム」とダビッド・モロー&グザビエ・パリュ監督の「THEM/ゼム」というヨーロッパ系の2作品を高く評価している。

13本は以下の通り(順不同)。

▽「サイコ」(60) アルフレッド・ヒッチコック監督
▽「エイリアン」(79) リドリー・スコット監督
▽「ローズマリーの赤ちゃん」(68) ロマン・ポランスキー監督
▽「悪魔のような女」(55) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督
▽「鬼婆」(64) 新藤兼人監督
▽「サスペリア」(77)「サスペリア PART2 / 紅い深淵」(75) ダリオ・アルジェント監督
▽「肉屋」(70) クロード・シャブロル監督
▽「ファニーゲーム」(97) ミヒャエル・ハネケ監督
▽「正体不明 THEM (ゼム)」(06) ダビッド・モロー&グザビエ・パリュ監督
▽「謎の下宿人」(44) ジョン・ブラーム監督
▽「らせん階段」(46) ロバート・シオドマク監督
▽「悪魔のいけにえ」(74) トビー・フーパー監督
※リンクはAmazon/DVD

ということで、なんだか無難な感じのセレクトって印象だけども、自分が観た作品に限って言えば、恐いだけじゃなく「映画として面白い」作品を選んでるなぁという印象で、これは「エクソシスト」にも共通しているところですな。

それにしても「エクソシスト」のBDはまだなのかなぁ、、、DVDもかなり高画質だったし、是非ともオリジナル版を含む形での発売を期待。

<関連>
・こんな「エクソシスト」
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2006-10-22
・BSフジ「Love Letter」を観た
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2007-07-28-1