AV Watchが「松下、備後桐箱入り“プレミアム”録画用BD-R-伝統模様レーベルの「和様式」。直販のみで1,000パック」という記事を掲載していた。
(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080710/pana.htm)
2倍速BD-R「和様式」(LM-BR25AP10J)を直販サイト「パナセンス」において8月8日に発売する。直販価格は7,980円で、1,000パックの数量限定。
日本の伝統色と流水模様をレーベル面に採用し、桐製の外箱に収めた10枚入りの1層25GB BD-R。
ということで、この手の商品に有りがちな「一体、箱いくらなんだよ!」と言うほど高くも無く、むしろ、通常パッケージ品をやる気の無い電器屋で買うより安いのでは?という程の価格設定がすばらしい。
で、箱やレーベルがゴージャスなのはどうでも良いとして、この商品の注目は、コレ↓
ディスクは、岡山県津山工場にてスタンパ、成形金型から記録膜スパッタリング、ディスク組立・包装までを一貫して行なっている。全数ディスク検査を実施、低エラーレートのディスクを使用する。記録膜には無機系の相変化材料を使用、100万回のくり返し再生でもエラーレートが増加せず、長期保存にも最適としている。
すくなくとも松下のサイトでは、通常パッケージ品の商品説明に全数検査という記述はないので、おそらくはこの「和様式」のみだと思うんだけども、パナの2倍速BD-Rは、他の日本製ディスクと較べても高品質らしいという検証結果もあり、その製品の選別品ということで、ウチ的には絶対にムーブ失敗できない番組など、ここ一番の録画に使っても良さそうな感じ。
BD-Rも、ある程度までコストダウンを続けなきゃいけないはずで、将来的には、規格内に収まる範囲での品質低下を許容するようになるのかも知れないけども、ビデオテープで言うところの「HG」から特に特性の安定したテープを「Hi-Fi」グレードとして扱うみたいな、ちょっと割高でも安心な選別品をラインナップしてくれると良いなあ。
DVD-Rだと、同じメーカーでも台湾OEMと日本製があったりと、似た様な事やってるメーカーもあるけど、分かりにくいんだよね。
ビデオテープみたいに、グレードによって画質・音質に(オカルト抜きで)差が出るわけじゃないから、商品にHGとかPROとかランク付をしにくいんだと思うけど。
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Panasonic 2倍速対応BD-R 5枚パック25GB LM-BR25AP5C
- 出版社/メーカー: Panasonic
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