ドラマチックα「ガリレオ」第1シリーズはフジテレビで明日5/26から再放送スタート。
(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/galileo_r/index.html)
“探偵ガリレオ”とは、このシリーズの主人公、天才的な頭脳を持つ物理学者で現役の大学准教授である湯川学の愛称。警視庁捜査一課に所属する刑事で親友の草薙俊平がことあるごとに持ち込んでくる超常現象のような摩訶不思議な事件のからくりを、その明晰(めいせき)な頭脳で、思わぬ角度からさらりとロジカルに解析してしまう湯川に対し、刑事たちが尊敬の念を込め、“ガリレオ”と呼ぶようになったことに由来する。頭脳明晰、スポーツ万能、すらりとした長身に抜群のファッションセンス、まさに非の打ちどころなし……なのに“変人”という、この主人公の際だったキャラクターが、シリーズの大きな魅力となっている。
この作品のみどころといえば、大胆な映像表現も見逃せない。超常現象に近い不可解な事件、そしてそれを抜群の頭脳で解明して行く天才学者の思考回路を、いったいどう映像で表現してゆくのか。演出は、『白い巨塔』『ラストクリスマス』『エンジン』などを手がけ、斬新かつキレのよい演出には定評のある西谷弘(フジテレビドラマ制作センター)。実は、CM畑出身という、フジテレビのドラマ演出家としては異色の経歴を持つ。「見たことのないような映像表現をさせたら天下一品」という評価も高い西谷が、CM出身ならではの型にはまらない映像表現力を、どのように発揮してくれるのか。福山、柴咲演じる魅力的なキャラクター、そして物語の展開そのものとあわせて、この“映像表現”という部分も大きなみどころになりそうだ。
<あらすじ>
帝都大学理工学部物理学科の准教授・湯川学(福山雅治)の元に、貝塚北署の新人刑事・内海薫(柴咲コウ)がやってくる。尊敬する先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)のアドバイスで、管内で起きたある事件について彼に捜査協力を求めるためだ。
それは、住宅街の通りにたむろしていた若者のひとりが、突然、頭が発火して死亡するという事件だった。人体が突然発火するという現象に強い興味を抱いた湯川は、研究が遅れるという助手・栗林宏美(渡辺いっけい)の忠告にも耳を貸さず、薫とともに事件現場を訪れる。
そんな中、湯川たちは、事件現場で空を見上げている幼い少女に出会う。少女は事件があった日、空に浮かぶ赤い糸を見つけたという。何かがひらめいた湯川は、現場近くで機械部品などを作っているという時田製作所に注目する。社長の時田(小林すすむ)は、薫が刑事だと知って、困惑していた。そこで勝手に工場内を見て回っていた湯川は、金属部品のひとつを手に取り、従業員の金森(唐沢寿明)から注意される。
時田から事件のことを尋ねられた湯川は、自然発生したプラズマによる事故ではないかと答え、もしもう一度同じ場所で起これば捜査も打ち切りになる、などと言い出す。薫が説明を求めると、湯川は、まだ仮説の段階なのだから教えられないと答え、「実に面白い」と言って笑みを浮かべた。薫は、そんな湯川の態度にキレ、彼を怒鳴りつけるが…。
ということで、柴咲コウが共演した「ガリレオ」第1シリーズがまた再放送。
放送は明日2014.5/26から月~金曜日 15:50~16:50 フジテレビで。
原作:東野圭吾
脚本:福田靖、古家和尚、松本欧太郎
演出:西谷弘、成田岳、澤田鎌作、西坂瑞城
主な各話ゲスト:唐沢寿明、広末涼子、香取慎吾、水野美紀、堀北真希、深田恭子、釈由美子、久米宏 ほか
ちなみにフジテレビでは、6/14 21:00~「容疑者Xの献身」、6/21 21:00~「真夏の方程式」を放送。
それから、CSフジテレビNEXTでも、6/20 23:00から「ガリレオ」第1シリーズや、スピンオフドラマ「ユンゲル」、「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」などを再放送。
※今回も第1シリーズ第4話のCS放送は無しみたい。
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