「ドラマ」カテゴリーの記事一覧
「ありふれた奇跡」公式サイトで、山田太一が制作秘話を語る連載がスタートしていた
「ありふれた奇跡」公式サイトで、山田太一が制作秘話を語る連載がスタートしていた
(http://wwwz.fujitv.co.jp/arifureta-kiseki/special/index.html)
第1回目となる今回は「連続ドラマ」について語られていて、「もう連続ドラマは書かない」と公言していた山田太一が、ふたたび連続ドラマを書くことになるまでのお話。
山田太一クラスの脚本家ともなると、スタート前にちょこっとコメント出す程度のケースが多そうだけど、連載というのは結構珍しい。
なお、CSフジテレビ721では1月から以下の山田太一脚本作品を再放送。
代表作のひとつ「早春スケッチブック」は、先日最終回を迎えた倉本聰の「風のガーデン」に通ずる部分(ネタバレるので何とは言わないけども)があったりするので、意識しながら観てみるのも面白いかも。
「春までの祭」
2009.1/2 11:15から13:00
「早春スケッチブック」
2009.1/5から1/12までの平日23:00から
「大丈夫です、友よ」
2009.1/18 20:00から21:50
<早春スケッチブックOP>
<関連>
・フジテレビ721/739/CSHD公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/cs/index.html)
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08年ドラマ視聴率上位10傑、出揃う[ORICON STYLE]
ORICON STYLEが「08年ドラマ視聴率上位10傑、出揃う」という記事を掲載していた。
(http://www.oricon.co.jp/news/movie/61256/)
発表されていたランキングは以下の通り。
01位 29.2% 篤姫/11月30日放送分
02位 27.4% CHANGE/最終回
03位 26.4% ごくせん/4月19日放送分
04位 25.6% 24時間テレビドラマスペシャル みゅうの足(あんよ)パパにあげる
05位 22.8% ラスト・フレンズ/最終回
06位 22.6% 流星の絆/最終回
07位 22.4% 薔薇のない花屋/1月14日放送分
08位 21.5% SP(エスピー)スペシャルアンコール特別編
09位 21.2% コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命/7月3日放送分
10位 21.0% のだめカンタービレinヨーロッパ 二夜
(ビデオリサーチ関東地区調査:2008.1/1から12/23)
このランク内の作品で最後まで通しで観たのは「流星の絆」と「薔薇のない花屋」で、「流星の絆」は一応最終回まで見たけど、シリアスとパロディの振幅が大き過ぎて、もうちょい落ち着いて見せて欲しかったなという印象。
自分としては、ランク外の「あんどーなつ」「ゴンゾウ 伝説の刑事」あたりが今年のベストだと思ってるんだけど、特に毎回楽しみにしていた「風のガーデン」がランク外だったとは、ちょっと残念。
ちなみに、「風のガーデン」は初回の20.1%が最高で、以降13.1%まで下がりつつ、最終回が17.6%だったとのこと。
その他は、「週刊真木よう子」が傑作・佳作揃いだったのと、WOWOWの「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」#2「あいつのタイムマシン」が良く出来てて印象に残った。
なお、2007年の上位10タイトルは以下の通り。
01位 30.4% 華麗なる一族/最終回
02位 27.6% 花より男子2(リターンズ)/最終回
03位 26.0% ハケンの品格/最終回
04位 24.8% どんど晴れ/9月7日放送分
05位 24.7% ガリレオ/10月15日放送分
06位 23.8% 松本清張 点と線 第1部
07位 23.3% 君がくれた夏ガンと闘った息子の730日
08位 22.9% 風林火山/2月4日放送分
09位 22.1% ドラマレジェンドスペシャル HERO
10位 21.0% 花ざかりのキミたちへ〜イケメン♂パラダイス〜/最終回
10位 21.0% 医龍2 Team Medical Dragon 2/10月11日放送分
2009年は初っぱなから山田太一の「ありふれた奇跡」が始まるけども、「風のガーデン」の様子からするに、視聴率的には期待出来そうもないですな。
脚本家の山田太一氏、1月から最後の連ドラ[Yahoo!ニュース]
Yahoo!ニュースが、「脚本家の山田太一氏、1月から最後の連ドラ(スポーツ報知)」という記事を掲載していた。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000154-sph-ent)
「ふぞろいの林檎たち」などを手掛けた脚本家の山田太一氏(74)が23日、都内で12年ぶりの連続ドラマとなるフジテレビ系「ありふれた奇跡」(来年1月8日スタート、木曜・後10時)の会見に出席し、「連ドラはもう書かないと思う」と、今作を最後の連ドラとする意向を示した。
主演の仲間由紀恵(29)演じる一見、明るく見えるが家族にも言えない心の傷を抱えている女性が、偶然知り合った加瀬亮(34)演じる男性に、自分と同じにおいを感じ、次第にひかれていくラブストーリー。
「若い人を中心としたドラマが多く、私の出る幕はないと思っていた。70過ぎた俳優が『ロミオとジュリエット』のロミオをやりたいと思うようなもので、失態をさらすのは嫌だという思いもあったが、私なりのラブストーリーを書いてみたいと思った」と山田氏。
「連ドラはもう書かないと思う。都はるみさんは(引退した後)また歌ったけど。大変でもあるし、もう死んでもいい年。2時間ドラマにしたって、書いているのが不思議なときもある」と明かした。
山田脚本の感想を聞かれた仲間は「セリフがどのひと言も素晴らしい」、連ドラ初出演の加瀬も「すごく面白い」と絶賛。山田氏が思わず「もういいじゃない。否定的なことは言えないし。これくらいにしましょう」と、“打ち切り”にするひと幕もあった。
作中では岸部一徳(61)と風間杜夫(59)が女装クラブで出会うシーンもあるという。
「風のガーデン」最終回での予告とか、先日の「堂々現役〜巨匠からのメッセージ〜」なんかでも、チラッと「ありふれた奇跡」の映像が紹介されていたけども、その短い映像の中からも端々に山田太一らしいセリフまわしを感じる事が出来て、かなり期待出来そう。
<関連>
・フジテレビ721が山田太一「大丈夫です、友よ」他を再放送
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-19-2)
・脚本家・山田太一氏が現在のテレビドラマに喝![Yahoo!ニュース]
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-11-28-2)
・エンヤ:新曲が山田太一ドラマ主題歌に 仲間由紀恵主演「ありふれた奇跡」で世界初[毎日.jp]
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-11-12)
・山田太一の新作は連ドラ!仲間由紀恵、加瀬亮主演「ありふれた奇跡」2009年1月からフジテレビで
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-10-23)