陰陽夜話 第壱夜 ★ 第弐夜 ★ 第参夜第四夜

陰陽夜話

第弐夜

1 雅楽・長慶子(源博雅 作曲) (龍笛:中村香奈子)

この夜は、源博雅作曲の雅楽「長慶子」から始まりました。
客席の明かりは全て消され、舞台には青い照明。
何処からともなく聞こえてくる笛の音。
その笛の音の主はしばらくして舞台に現れました。
狩衣に烏帽子といういでたちで、ほの暗い、青い照明の中では
「月夜の平安京を笛を吹きながら歩く貴公子とは、あのような感じだろうか」
と思いました。女の方でしたが、髪が短くて烏帽子に狩衣がとても似合って、涼やかな貴公子という感じでした。
でも、博雅はこうじゃないだろうな〜・・・・。

三曲の内、一曲が「長慶子」だったのですが、龍笛のみの演奏で、いわゆる「ソロ」で演奏する用のゆっくりとしたテンポでした。
私には「長慶子」には聞こえなかったです。

 

2 舞台鼎談(小松和彦・岡野玲子・夢枕獏)

お待ちかね、獏さんと小松和彦さん、岡野玲子さんの対談。
岡野さんはうわさ通り、とても綺麗な方でした。長い髪に白くメッシュが入っていました。
お衣装は黒のシャツ(カットソーみたいなのでしょうか?)に、茶色のストライプのジャケット風のシャツ、といった感じでした。
机には白い布が貼ってあり、上半身しか見ることは出来ませんでした。
伊勢神宮の秘密の祭事や、先ほどの長慶子の話、雅楽の話など、いろいろなお話をされました。そして、来年CDになる予定なんだそうです。2枚組で、1枚は雅楽オンリーにし、普段演奏することのない曲を入れたい、とおっしゃっていました。

 

3 休憩

 

4 講釈「神道講釈 安倍晴明伝 その弐」(旭堂小南陵)

最後は昨日の続きの「神道講釈 安倍晴明伝」。
書き忘れてしまいましたが、旭堂小南陵さんは、前の晩にも白い直衣に黒い冠に、五色の御幣を持っての登場でした。
「神道講釈」というのは、元々神主さんがするお説教なので、このようないでたちでやるのだそうです。
今日は、帝の病気をどうやって治すかの問答から始まりました。
まるで禅問答のようでしたが、尾花丸こと晴明は、難なくクリアし、帝の御病を治すことが出来ました。
お話の中には例の「ふるべゆらゆらとふるべ〜」の呪文も登場し、時には爆笑の渦となりおもしろかったです。全部で五話まで出来ているのだそうで、続きは秋に大阪の方で上演するので、是非見に来てくださいとのことでした。

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