観察日記(7週目)

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9月8日

どうも餌を探しにいくのは、常に1匹のよう。
4日にはいたと思われる幼虫も、蛹になったわけではないのに姿が見えなくなった。5〜6匹は幼虫がいたはずなのだが、今ではどの穴もからっぽのようだ。成虫に食べられてしまったのだろうか?

先週、「ローヤルゼリーで育ったメスだけが、女王蜂になることが出来る」と書いたが、あれは間違いでした。訂正してお詫びします。

9月10日

オスがメスの上に乗っかって、お尻を接触させていた。おそらく交尾だと思うが、写真に撮れなかった。残念。

ローヤルゼリーで女王蜂を育てるのは、ミツバチだけらしい。アシナガバチの場合、8月の終わり頃に母ハチが死に、それと前後してオス蜂が羽化する。オスは交尾をしていない娘ハチの産んだ卵から産まれるようだ。どこかのサイトに「母ハチは雌雄を産み分けられる」とあったが、図書館の本(アシナガバチの図鑑)にはそんなことは書いてなかった…

9月12日

2匹が離れたところにいる。どちらもメスのようだが…。
ほどなく巣に近い方の一匹は巣に戻った。

最期に羽化する娘ハチには、体の大きいものがいて、これが次世代の母ハチとなる。交尾が終わるとハチたちは越冬のため旅立ち、巣は空になる。“蜂ボール”となって越冬することもあるらしい。

ところで、相変わらず餌調達係は1匹だけのようなのだが…彼女が死んだら、どうやって食べていくのだ?

9月13日

1匹が柱に張り付いている。
何か意味があるのだろうか?