スタバ (2001.10.21)

私はどちらかというと紅茶よりもコーヒーが好きだ。
平日は朝コーヒーを飲む余裕など無いので、だいたい休みの日の朝にコーヒーを入れて飲む。(帰ってきてから飲むと、眠れなくなる気がするから夜は飲まない)

何しろ週1〜2回しか飲まないから、100グラムしか豆を買わなくても1ヶ月近く持ってしまうのだ。(冷凍庫で保存している)
なので、すごくこだわって豆を買っているわけではない。無くなると適当なところ、つまり通勤途中で買ったりする。残業になってしまうとデパートでは買えないので、やむなくスターバックスで豆を買うことがあった。

最初に買った時は、「なんだかすごく細かい粉だなぁ…(挽いてもらった)」と思ったが、入れてみると何だか思っていたのと味が違う。変な苦みがあるのだ。「フレンチロースト」という深入りタイプの豆だったからかなぁ?と思ったが、どうにもブラックで飲むには、コーヒーの風味というヤツが全く感じられない。要するに、美味くないのである。
私ってこんなにコーヒー入れるの下手だっけ??と思いながら、仕方がないのでカフェラテにして飲んだ。ラテにすると、確かにスターバックスの味になる(^^;)

実はスタバで飲むときはいつもキャラメルマキアートとか、フラペチーノばっかりで、普通のコーヒーを飲んだことがなかったのだった。これでは私の入れ方味が正しかったのか違っていたのかの判断ができないので(でもこんな味じゃないと思う…)、しばらくしてまた豆を買ってみた。今度は普通のブレンドっぽい味の豆にした。
入れてみると、なんと前回に買った豆と同じ味だった。もちろん、挽いてもらうときには「ペーパー用」と言って挽いてもらった。なのに、何でこんなに美味くないのだ!?

しばらくして、またもやデパートの開いている時間に帰れず、やむなくスタバで豆を買って帰った。店員さんがフレンドリーに「お味をお確かめ下さい」と試飲させてくれたのだが、普通に美味しいコーヒーだった。家で入れたときにこの味が再現できれば、出来なくともこれに近ければまあOKということだろう。

だが、結果は…

前に買った豆と同じような味だった〜(;_;)

何故にこんなに美味く入れられないのだろう。
前にも、とあるコーヒー店で飲んだコーヒーがすごく美味しかったので、飲んだものと同じ豆を買って帰った事があったが、その豆も美味く入れられなかった。この時はうすーくシャバシャバしたコーヒーになってしまった。フィルター2枚重ねで入れると、お店に近い味になったので(3枚にしたら苦みが出すぎた)、足りない部分はプロの技術なんだろうと納得できたが…。
あとでお店の人に「美味く入れられない」と言ったら、「ペーパードリップは、そんなに失敗しないはずなんですけど…お店ではネルで入れています」と言われてしまった。失敗しないはずのペーパーでこんなに失敗している私って、そんなにヘタクソだったってこと?

スタバファンのページをいろいろ見てみたが、「美味しく入れるこつ」なんて載っているところはないし、みんな美味しく入れられてるって事なのか、あるいはエスプレエッソマシンで入れているのか…。それともお店で飲むもので、豆買ったりしないとか?

どっかのコーヒーのページに「細かく挽きすぎると苦みがでます。濃く出るからといって豆の量を少なくすると、更に苦いコーヒーになってしまうのでやめましょう」とあったが、まさしくそれかも。

次にスターバックスで豆を買ったときは、「どの豆も同じ味になって美味く入れられない」といって、一番荒く挽いてもらった。見た目は別のお店(UCCなど)と同じような挽き方であった。

今度こそは!!!と期待を込めて、コーヒーを入れてみる。

……が。

前よりは幾分良いが、やっぱり変な苦みはなくならない。
私にはスタバの豆は、“使いこなせない”ということなのね(;_;)
(UCCなどのコーヒー豆は、普通に入れられるんだけど…。もうスタバで豆は買えない…)

誰か、スタバの豆をお店と同じ味もしくは近い味に、ペーパードリップで入れるこつをご存じの方、私にご指導下さい。


 

ジャンクへの道 その壱 (2001.12.15)

モモちゃんカラーiMacが購入後1年半でHDがオシャカになってしまった。

その日はいつも突然やってくる。昨日まで普通に動いていたのに、今日になったらHDに全くアクセスできなくなってしまったのだ。
システムが調子悪いとか、フォーマットし直さないとダメなんてのはざらなので、「HDから起動できない」事自体はあまり珍しいことではないが、今回のように「全く見えない、アクセス不能」のような最悪の事態は初めて。

ちなみに、過去の経歴はPowerMac7600/120が購入後11ヶ月でHD不良で無償交換、その後システムフォルダが飛んでデータの一部が消失が1回、iMacになってからは「何となく調子悪い」以外は特に問題は無し。
会社で使っているMACは、調子いいときの方が少なく、年に2回くらいフォーマットし直してシステムを入れ直している。そういえば、前に使っていたPowerMAC7600/200(現在はG4)も、あまりの調子の悪さに私だけHDを交換してもらったんだった…。
もしかして、ホントは私、MACと相性が良くないとか!?

とりあえず修理に出すことにしたが(販売店の保険に入っていたため、現在なら購入価格の80%までお金が出るのだ)、バックアップを怠っていたため、データの救出を試みたかったので販売店に「HD返して」とお願いしたところ、「パソコンの修理は100%HDは返ってきません」と言うのだ。
「データの保証はしない→HDは返さない」ということらしい。けちー!

パソコンは一般的にメーカーの工場で修理になるそうだが(近所のムラ○チ電気の話では、部品が出回らないため、メーカー以外では修理が出来ないんだそうだ)、特にアップルは修理に関しては高いし、うるさい。改造は絶対修理してくれないそうである。改造とは「元々ついていた物を外し、違うものを付けること」である。
例えばCD−ROMを外してDVDを付けるなどが改造に当たる。「元々無かった物を付け足す」は、増設なので、オッケーらしい。例えばPCカードを付けるなど。元あったCD−ROMを外してCD−RWにするのはだめだが、空きベイがあった場合そこにCD−RWを取付けるのは良いと言うことですな。

そして「箱を開けたら保証対象外」という話は聞くが、パソコン雑誌などによると必ずしもそうではないようで、増設可能な機種はいじっていないところのみ保証の対象ということか。ところがiMacは拡張性が全くないので、改造以外に中を開く必要性がないのだ。「開ける」と言うことは、すなわち「改造する」ということになっちゃうのだ。

ところで、iMacが直るまで古い7600を使うことにしたのだが、PowerPC704にOS8.6はちと荷が重いようだ。とにかく重くて、のろい。せっかくがんばってくれているのに、こんな事を書くとへそを曲げてしまいそうだが、我慢できないくらいのろいのだ。(だからiMacを買ったのだ)
1ヶ月近く、しかも正月休みの間ずーっとコイツを使うのは、ちょっと我慢できそうにない…。何しろ、何をするにもiMacの3倍くらいかかる(気がする)。OSと共にソフトも進化してしまったため、迂闊に戻すと使えないアプリケーションがでてしまいそうだし…。

…つづく。


 

ジャンクへの道 その弐 (2001.12.29)

そんなこんなで、「タダで修理」をあきらめ(ちなみに前回メーカー保証で替えてもらったHDは、元々ついていたものよりも遅いHDであることが後から判明した。タダの交換なんてそんなものよ)保証対象外になるのを覚悟の上、自分で修理することにした。
自分で直せないところ(基板とか)が壊れた場合、修理に出すより買い換えた方がおそらく安いので、その時は寿命か運が悪かったということで、諦めることにする。修理と言っても、HDを買ってきて、交換するだけなんだけどね。さすがに自分一人では不安なので、PCに詳しい友人に来てもらった。

前述したとおり、

MACを自分で(メーカーの修理以外で)解体することはメーカーの保証対象外となります。
壊れたときに修理に出したい方は、絶対に真似しないでください。

メーカー保証対象外となっても、私は一切の責任を負いませんので、ご自分の責任でなさって下さい。

さて、新品のHD(40GB、¥11000)とドライバー、手袋を用意しいざ手術開始。ひっくり返してねじを外したまではいいが、底のシャーシ(色つきiMacの白い部分)が外れない。ツメががっちり噛んでいて取れないのだ。いろいろやってみたがダメなので、力業で開けることに。
「バキッ!」というものすごい音と共に、シャーシが外れた。…が、シャーシ側のツメは無事だったが、前面のDVDドライブを止めているプラスチックのシールド側のツメが折れてしまった〜。

このツメがなくてもねじで留めてしまうから、見た目や機能的には全然問題ない。次に開けたときは持ち上げただけで開くようになって便利と言えば便利なのだが…
ごめんよ〜これでキミは立派なジャンクだ!?

次に金属の網のようなシールドを外すと(きっちきちについていた)、基板とHDが現れた。うちのRev.DはBタイプ等よりもずっとHDの交換がしやすいそうだ。BはCD・DVDドライブを外さないと、HDが出てこないそうである。

壊れたHDを外し、新しいのを接続して、CDから起動する。
おお!HDが見えるようになった!

とりあえず必要最低限のシステムをインストールし、HDから起動を試みると、問題なく起動した。ヨカッタ〜故障がHDで(でもよくない)。

新しいHDはディスクの回転音が、全くと言っていいほどしない。あまりに静かすぎて、もしや止まって(固まって)いるのでは?と思うほど。うーむ、これでは次に壊れたときに、回転音で壊れ具合を判断できないぞ。しかしこれで、MACをつけたままテレビを見ても、うるさくないだろう。
前のディスクよりも早くなったので、起動も少し早くなった気がする。

壊れたHDの方は、どうやらディスク本体ではなく基板が壊れているようだ。現在ジャンクの(格安)基板をを捜索中。果たして無事に甦ることができるだろうか?

そして、全て無くなったのでデスクトップが美しく片づいた…。これはフォーマットしても、もれなく付いてくるオマケである。

…続きの「ジャンクからの生還」を読む


 

ミルクホイッパー (2002.1.20)

最近凝っているもの…それは「カフェ・ラテ」。

最近はやり(?)かどうかはわからないけども、東急ハンズやロフト、デパートなどでよく見かけるようになった「ミルクホイッパー」を購入したのだ。

これはエスプレッソマシンがなくても簡単にタダの牛乳(ただし乳脂肪3.6%以上のもの推奨)が簡単に泡立つ(フォームミルクになる)というスグレモノ。カプチーノでコーヒー(正式にはエスプレッソか?)の上に乗っている泡、アレがご家庭で簡単に作れるのだ。
しかし小さいものでも各メーカー¥1500くらいの値段はする。うーむ高い…としばらく躊躇っていたのだが、たまに豆を買いに行くUCCのお店で「ホイッパーと豆100gとペーパーフィルター5枚(くらいかな?開けてないのでわからない)で¥1500」とセールになっていたので、思い切って買ってしまった。

造りはいたって簡単で、プレス式の紅茶サーバーやコーヒープレスと同じような作り。(セコい私は、紅茶サーバーで代用できないだろうか?と思ってしまうのだった)使い方も簡単、サーバー本体(ガラス容器)の目盛り線まで牛乳を入れ(約1/3くらい)、電子レンジで約40秒温めて、60度〜80度くらいになったらピストン部分をセットし圧縮式の霧吹きに空気を入れるように、ホイッパーを1秒間に2回くらいの割合で上下させて空気を混ぜ込む。30秒〜1分くらいでフォームミルクのできあがり。

牛乳のかさは2倍強くらいに増え、30秒ほど放置すると、泡が落ち着いてメレンゲ状態に。上1/3は堅めの泡になるのだが、残りの部分は牛乳の温度によって全く泡立ってなかったり、歯を磨いたときの歯磨き粉のような泡立ち加減になったり…。エスプレッソマシンで入れると3倍くらいになるようだが、家庭で手軽に…だとこんなものなのか。暖めた牛乳に濃いめに入れた深煎りコーヒーを加えて、上にミルクの泡をのせシナモンを降りかけると、カフェ・カプチーノのできあがり。

コーヒーが上手に入れば(入らなくてもミルクでかなり誤魔化せるが)ヘタな喫茶店で飲むよりも、本当に美味しいのだ。

…この泡の上にキャラメルシロップを垂らせば、スターバックスの「キャラメルマキアートもどき(正確には「キャラメル・ラテ」になるのであろう)」が出来るのでは?

そう思った私はシロップを買いに行った。スターバックスで売ってないかなと思ってお店を覗いたが見つからなかったので、ソニープラザでボトル入りのものを買った。
(しばらくして別の店舗に行ったら、バニラとかキャラメルとかヘーゼルナッツとか、たくさんシロップが置いてあった…がーん)

ところが濃度が「シロップ」と言うよりは「ソース」なのだ。このまま入れると重さで泡の下へと沈み、シロップが固めなのでかき回してもほとんど溶けない。仕方がないのでお湯でのばして泡の上に振りかける。

おおっ!これは…!!コーヒーがエスプレッソではないから「マキアート」とは言わないのかもしれないが(ちなみにマキアートとは「汚す」とか「印を付ける」とかいう意味らしい)、スタバの「キャラメル・マキアート」にかなり近い!(コーヒーの味が違うけど)これでスタバのコーヒーがうまく入れられれば、スターバックスの味を家で再現できるのではっっ!?

前回は失敗したが、専門家(=スタバのバリスタ)にいろいろ聞けばもしかしたら今度は…!
野望を抱いて再びスターバックスの豆に挑戦することにした。

…つづく


 

スタバ2 (2002.1.23)

…「ミルクホイッパー」からの続き
↑正確な商品名は「ホイップクリーマー」でした。

今度はスターバックスの豆専門店「ビーンズストア」で買うことにした。ここはコーヒー豆しか売っていないお店である。前回の経緯を話すと、「豆と水の量をきちんと量っていますか?」と聞かれてしまった。実はかなりアバウトに目分量で入れていたのだ。

それでも「豆の量が少なすぎるということはないと思う。他のメーカーの豆は普通に入れられる」と言うと、スターバックスの豆はローストが濃いので 他のメーカーの豆よりも水分がとんでしまっているから、 同じグラム数でも他のメーカーの豆よりも「豆の成分」が少ないとのこと。 つまり「豆の量が少ないせい」というのだ。
前回粗挽きにしてもらったときは粒が大きくなったので、ペーパー用の挽き方よりも「豆の成分」が増えたから あまり苦くなくなったのではないか、とのことであった。

スタバの専用スプーンはないと言ったら、「料理用の大さじスプーンに 擦り切り2杯、水の量は180ccきちんと計って入れてください 」
と言われてしまった。
言われたとおりに大さじ擦り切り2杯を計ると、確かに今までよりも若干豆の量が多いような気がする。
ドリップ用の口の細いヤカンなんか無いのでいつもピーピーケトルでコーヒーを入れているのだが、この少ない水の量をピーピーケトルで入れるのはかなりツライ。

最後の方はどぼぼ〜とお湯が注がれてしまったが、それでも前に粗挽きにしてもらったときよりは、少しだけましな味になったような気がする。 (結構濃いめだったので、お湯を差して飲んだ)それでもまだ少しいや〜な苦みがあったので、「じゃあ、もうちょっと豆の量を多くすればよかろう」と思い、豆は大さじ2杯半でお湯は適当に目分量で前回よりも1.5倍くらいの量をドリップした。ところが、味はそれほど改善されなかったのである。それどころか、少しまずくなったような…?。ただ単に「豆が多ければよい」と言うわけでもないのか…。「きっちり計ることが重要」とは、まるでお菓子を作るようだ。

実はお店でペーパーで入れたコーヒーがあるから、と飲ませてもらったのだが、前に「お味をお確かめ下さい」と飲ませてもらったときよりも「豆のおいしさ」が少し欠けているような気がした。それはもしかしたら入れ立てではなかったせいなのかもしれない。

コーヒープレスなら「簡単に美味しく入れられる」のであれば、コーヒープレスを買うことを検討するがどうなのか?と尋ねてみたが「これさえあれば、いつでも美味しいスターバックス・コーヒーが楽しめます」 とは言わず、「うーん、お湯に浸っている時間が長くなってしまうので、どうしても濃いめになってしまいますね」とのお答えだった。スターバックスの豆を本当に美味しく飲むには、お店で飲むか、スターバックスバリスタ(エスプレッソマシンの名称)を買うしかないのかもしれない。


 

窓との戦い (2003.1.30)

グローバルスタンダードというものには従うしかないようで、ついに窓族の波が押し寄せてきた…。

要するに「(アプリケーションの関係で)Windowsでしか出来ないこと」が、出てきてしまったのである。「キライだから使わない」ではすまされなくなってきたし、おまけに同じ作業をするのなら、MacよりもWindowsの方が早い事もあったりして(時は金なりだ!情けないが…)、やむなくWindowsも使うようになった。
それにしても、使いにくいこと、この上ない。

会社が買ったのはD○LLのデスクトップなのだが、まずキーボードが打ちにくい。マウスが持ちにくいし、転がしづらい。世間の人はこれが使いやすいのか…????
そしてないよりも、「ウィンドウがばかばか開く」ことに我慢が出来ない。(ウインドウを書き換えると混乱するので、そういう設定にはしていない)いや、ちょっと待てよ。Macもフォルダをクリックすれば、ウィンドウが開くのは普通だ。同じことをしているのに、何故こうもいらつくのか?

原因を考えると、

1 ウィンドウがでっかく開いて、下にあるものを隠してしまう。

Macの場合は、実際の表示画面よりも表示を小さくして使うことが多いため、(画面の大きさは17インチでも、21インチの画面をを17インチに縮小して表示させる。文字やウィンドウは小さくなるが、表示スペースを大きく取れるのだ)ウィンドウだらけにならないようだ。15インチモニタで実寸表示だと、確かにウィンドウがじゃまくさい。

2 アイコンがでかく、文字が小さい。

プレビュー機能はごく時たま便利だが、アイコンがでかすぎる。詳細表示とか一覧にすると、今度は小さすぎる。文字も細長く選択範囲をドラッグしづらい。正しく選択(反転)されているのか、わかりづらい。

3 「ウィンドウシェード」がない。

Macにはウィンドウを「タイトルバーだけの表示にする(ウィンドウシェードと言う)」という機能があるため、デスクトップに転がっている書類やフォルダにすぐアクセス出来るのだが、Windowsにはこれがないためにウィンドウをよけるか、閉じるかしないとならない。閉じてしまうとまたまた開き直さなくてはならないため、(階層が深いときは特に)非常に不便である。

4 各ウィンドウごとにエクスプローラー表示がない

Macはカレントフォルダ(普通はこんな言い方しないけどね)よりも下の階層を、ツリー表示にして見ることが出来るのだ。仕事をする上で、この表示は不可欠。2つのフォルダの内容を比べたり、なんてことが、簡単に出来るのだ。Windowsはエクスプローラにすればいいのだが、そうすると全てのディスクの内容を表示してしまうため、煩わしい。

5 キー配列が最悪

私は普段、マウスをアイコンまで持っていくのがめんどくさいので、Control+Aで全て選択(Command+A:Mac)、Control+Sで保存(Command+S:Mac)というようなキーコンビネーションを使って作業している。ちなみに、Macではこれを「ショートカット」と呼ぶ。

MacでControlキーの役割をするキーは、Windowsキーの場所にあるので、親指と人差し指あるいは中指でキーを押せたものが、Windowsでは小指と人差し指(または中指)で押さなくてはならないのだ。ただでさえ押しにくい場所に、押しにくいキーボード…小指がつりそうになる。

身体はWindowsキーの場所を押すように覚え込んでしまっているので、間違えて押して上にメニューが飛び出てあわててしまう。何度も押し間違え、あまりにムカついたので、キーを無効にしてしまった。Macはスペースキーを挟んで、左右対称に同じキーがあるので、「かな」「無変換」キーも使わないから不要。
こんな押しやすい場所にWindowsキーをつけるとは、このキーにそんなに需用があるものなんだろうか…。

あまりに不便なので、少しでもMacに機能が近くなるよう、フリーウエアを探してみたりすると、意外なことに「MacはカッコイイからWindowsをマックに近づけよう」というようなサイトが結構あった。ちょっと意外だったが、私がMacを使う理由は、見た目がカッコイイ云々よりも、最初に使ったパソコンがMacだったのと、だんぜん使いやすいからだ。
Windowsのエラー表示は、「(日本語として)理解できない」ものもあるし、設定はどこにあるのか探すのに苦労したり(OSのバージョンによってある場所が違う!)、該当しそうな項目がいくつもあって、見ただけではいったいどれのことを指しているのか、わからないものもあったりするからだ。
Windowsで「これはいい!」という機能は、右ボタンでプロパティ(特にブラウザでファイル名が表示される)が出ること、ウィンドウの上下左右どこでもリサイズが可能なこと、マウスにホイールボタンが付いていることくらいのもんだったぞ。

ウィンドウシェードはよいフリーウエアがあったので、それを入れたらかなり快適になった。これで、デスクトップに転がしたフォルダをすぐに探し出せるようになった。
Macはメニューが上についているため、タスクバーを試しに上に持って行ってみたが、アイコンを変えてどんなに「Mac仕様」にしても、脳味噌が「これはWindowsである」と認識しているためか、ついマウスは画面下を彷徨ってしまうため、タスクバーは下にあった方がいいようだ。

そしてキーボード配列だが、「MacのキーボードをWindowsに繋げることが出来る」というシェアウエアがある。お試しで使うといい感じなのだが、会社が買ってくれないため、これは断念した。

そして、Windowsで始めて見る、自分のサイト。
なんだこれは!!!! 真っ暗だ!(モモのアルバム・Sony Dream Worldの場合)
MacよりもWindowsの方がコントラストの差が激しく、暗い画像は真っ黒になって見えるのだった。今まで、「どうしてこのサイトはこんなに薄い文字で書かれてるのかなぁ、読みづらい…」と思ったりしたが、Windowsでは最適な濃さで読めたというわけだったのだ。写真も妙に寝ぼけてるような白飛びした画像によくお目にかかるが、このくらいコントラストを下げて明るくしないと、Windowsではキレイに見えないということなのか…

画像は比較的明るめに調整しているが、やりすぎると色飛びしたりして不自然になってしまうため、限界がある。多数決の民主主義とはいえ、自分のモニタで正しく表示できないのはちょっと…。

そういうわけで、当サイトの画像は「Macintoshだと最適な表示でご覧いただけます」。

※2006.8. 追記
アクセスの9割がWindowsとなってしまっては、そうも言っていられなくなり、現在ではWindowsマシンでも検証を行っており、液晶モニタであれば(ほぼ)最適にご覧いただけると思います。


 
  

 

 

  
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