メガネのフィッティング (2014.9.15)

よる年波?には勝てず、メガネをかけた状態だと、だんだんと手元が見えなくなってきた。
消費税も上がるし、メガネを作り直すことにした。
既にリマークA(疲労軽減型累進レンズ、サポートレンズとも言うらしい)のレンズを使用していたため、いつも検眼してくれる眼科の人に「遠近両用ですね〜一番軽いタイプので良いと思いますよ」とあっさり言われてしまった・・・

ところで、メガネというものは出来上がり・かけ心地が、担当してくれた人の知識・技術にかなり左右されるものなのだ。
リマークのメガネを作ったとき、最初は検眼から老舗チェーンのIメガネ店で作ったが、選んでもらったレンズに不満があり、行きつけの眼科でリマークの処方箋を書いてもらったのである。
その時は「眼科ならきっちり測って相談にのってくれるに違いない」と安易な考えだったが、これも正しくないことがあることを処方箋を書いている先生を見てちょっと思った・・・

何科でもそうだが一般的にドクターは病気には詳しいが、薬には詳しくないことが多い。薬の専門家は薬剤師である。それと同様で、眼科医はレンズについての知識はあまりないようで、こどもメガネでおなじみの近くのOメガネ店から店員が出向してきていて、その人が検眼してレンズを決め、先生はその指示に従って処方箋を書いていたのであった。
で、その処方箋でレンズだけ交換してもらったのだが、出来上がってきたら本当に希望どおりの見え方で、ものすごく感動し、今後はこの人にレンズを選んでもらおうと思ったのだった。
眼科の処方箋も、検眼する人のレンズの知識によってかなり代わると思われる。
Oメガネもチェーンだから、その人が移動することはあり得るので、次に出向してきた人が適切なレンズを選んでくれる保証はない。(聞いてみたら移動する予定はないようだったが・・・)

という訳で、今回も処方箋を作ってもらったのだが、ブルーライト加工サービス、というので今回は検眼してくれた人が所属する、地元のOメガネで作ってみることにした。
今までは会社の帰りに調整に寄っていたけど、残業になると間に合わないので、休みの日にスーパーに行くついでに調整に行けばいいのでは、と思ったのだ。
フレームは「今(チタンフレームで軽いやつ)より重いものはかけられない」と言ったら「そいういあなたにはこれしかありません」とテンプルがバネタイプのものを勧められ、かけてみるとかけ心地が良かったので即決してしまった。

しかし、発注してから一抹の不安が・・・
というのは、その後の調整(フィッティング)でかけ心地が良くも悪くもなるため、きちんと調整できる技術を持った店員が存在しているかどうかが非常に重要なのである。
一応、調整が上手い人のいるお店で作りたいからと言って、Iメガネで作ったメガネを試しに調整してもらったけど、そんなにゆがんでなかったらしくIメガネのの人にチェックしてもらったら、そんなに悪い調整ではないです、と言うことだったんだけど・・・

Iメガネでも、店員の数は20人くらいはいるのかなあ、都心にある割と大きいほうの店舗だと思うが、ぜひこの人にお願いしたい、という店員さんは2〜3人しかおらず、少なくとも今よりは良くなるので許容範囲の方が2/3くらい、残りの1/3はどんなに時間をかけても、希望のかけ心地にはなることはないのではないか?という感じ。
そして年配の人が必ずしも上手な訳ではない。

上手な人に巡り会うかもしれないので、だいたい受付してくれた人にそのまま調整をお願いするが、たまに「どこが悪いか言ってもらわないとわかりません」と言われ「ここが、あそこが」と30分くらい調整して「来た時と同じ状態に戻りました」とか、調整するたびにかけ心地がちょっとずつ悪くなっていって、どんなに時間をかけてもゴールにはたどり着けないだろう・・・という店員さんの場合、申し訳ないが途中で代わってもらっている。受付してくれた人が「過去の経験からダメなことが明白な人」だった場合、その場で希望の人を指名し、いなければ出直します。今よりかけ心地が悪くなっても困るので・・・

いつもお願いする人2〜3人は、ある程度までは合わせてから「どうですか?」と聞いてくれて、微調整して終わり。時間もそんなにかからない。
よく調整するから好みもだいたいわかるので・・・ということらしいんですが、聞かれても「メガネが重い」とかそんなんで通じ、本当にメガネが軽くなるんです。
一度「自分で直せたらどんなに・・・」と言ったら、専用の器具がないと出来ないので無理です、と言われてしまった。

調整が合わないと本当に頭痛がしたりするので、変な調整だと翌日にもう一度調整に行くことになる。で、いつもお願いしている店員さんがメガネを見て「何をしてこんなに歪んだんですか?」と聞かれ「昨日△△さん(この店の店員)に調整してもらったらそうなりました」なんてことも。
私は顔の形が歪んでいるらしく、テンプルが全体的に斜めになっている状態(/_/ こんな感じ)がかけ具合の良い形なのだが、ある店員さんはメガネの形だけを見て「歪んでますね」と言い、戻ってきたら工場出荷状態のようにピシッとなっていた。レンズから直角にのびてるテンプルを見て、これじゃあ、かける前から合わないのが明白なんですけど、と言ったら「えっ、とりあえずかけてみてください・・・ほんとですね」
かけた状態をみて判断してほしかった・・・。

そういう訳で1〜3ヶ月に1回くらいは調整に行くが、その時によくお願いしている店員さんに「実は近くのOメガネでメガネを作ってまだ出来て来てないのだが、どうしてもそこで調整が出来なかったらお願いしても良いか」と聞いてみた。だめと言わないことはわかってたけど「そんなに悪いメガネ店じゃないから大丈夫だと思いますけど・・・自店のものではないのでどこまで出来るかわからないが、持ってきてもらえれば出来る限り努力します。」と言うことでした。

ついにメガネが出来てきて調整してもらったが、かけ心地が今ひとつ・・・
まず、耳の上と後ろが浮いている気がする。フィット感というか、ホールド感がない。
耳への当たりが硬い。←こう言っても理解してもらえないのだ
メガネが、顔にぐっと押し付けられている感じがする。
そして、PC作業では2時間もかけていると肩こりがひどくかけていられなくなり、結局午前中だけで耐えられなくなり外してしまった。

地元の店で休日しか調整に行けないため、土曜か日曜に毎回上の3点を訴え、調整してもらうが改善せず、その日はかけているが、結局かけ続けていられず平日は古いメガネ。
これを3ヶ月くらい繰り返し、ある時古いメガネをかけて、跡が残っている状態で新しいメガネをかけたら、鼻パットの位置が目頭の方にずれているのに(今更だが)気がつき、古いメガネを全て引っ張りだして比べたら、鼻パットが極端に開きすぎていた。「顔に押し付けられている感じがする」の原因はこれか・・・
3つのメガネと比べたが、それぞれ別の店で作り、調整も別の人。なのに何でこのメガネだけこんな形に調整したのか??謎だ。
調整は担当制(メガネを売った人=処方せんを作った人が行う)のようなんだが、この人に調整し続けてもらって、満足にかけられる日って果たして来るんだろうか?

翌日調整に行ったら別の店員さんがそのメガネを見るなり「鼻パットが開きすぎてる」
しかし、この人の調整でもだめでした・・・翌日、また違う人に調整してもらい、その日は良かったが翌日の夕方になって急に頭痛がしてきてかけられなくなってしまった。
結局、作って3ヶ月、満足にかけ続けられたことがない。
しょうがないので、古いメガネを調整してもらいに行った時、Iメガネのいつもお願いしている人に「あなたに調整してもらってだめなら、こういうかけ心地のメガネなんだ、とあきらめます」と頼んで調整してもらったら・・・

全然違うんです。
今までも人によって調整には差があると感じていたが、これほど違うとは・・・
ケースから取りだしてそのまま渡し何も言わずにおまかせしたが、私がかけているところを見ることなく調整しはじめ、「まだ大ざっぱにしか合わせてないですが」という状態でもかけ心地が全く違うのだ。耳の当たりの硬い感じも全然なくなり、かけ心地がほんとうに全く違って、別のメガネのよう。(しかし、調整にいつもより苦労したみたいでした・・・)

その人の話によると、バネタイプのテンプルの場合、バネの力でどうしても戻ってしまうので調整が難しく、調整しすぎるとかえって良くないらしい。
「ずいぶんいじっちゃってますね。最初に調整していない状態でかけた時の方が、かけ心地すごく良かったでしょ?」と言われて、そういえばかけ心地が良くて決めたのに、出来上がってきてからあのかけ心地を感じたことはなかった・・・あの感動はいったいどこへ???
「やっぱりこっちで作れば良かった・・・後悔してる」と言ったのは言うまでもない。

鼻パットが前のメガネよりも大きくがっしりして気になるので、鼻パットだけ変えてもらおうかと思ったが、今より小さくすると落ちてきてしまうのでお勧めできない、ということだった。(これはOメガネで相談した時も言われた)
素晴らしい!すごく快適!!と喜んで帰ったのだが、それから3日くらいしたら右のテンプルだけ緩んで来てしまい、「え〜っ週に1回調整が必要なメガネなのか!?」とショックを受け、もう一度Iメガネに相談に行った。

「そんなことはないはずだが・・・外す時に持ち上げて取るようにしてください」と言われて、右だけきつくしてもらった。それ以降は快適にかけられて、メガネを作って4ヶ月目、初めて毎日朝から晩まで何日もかけ続けることが出来たのだった。
調整が合っていると近くから遠くまでまんべんなく見えて、遠近両用ということを意識せず、普通にかけていられるのだ。
ゆがみとかも感じない。手元もすごく見やすい。遠くもよく見える。
本当に快適なのだ。
しかし、1ヶ月するとだんだん形が歪んで来て、調整が必要になってしまった。

常々、メガネの調整が合わないと頭痛がするのは、神経質すぎるのかと思っていたのだが、今思うと単焦点(単なる近視)のメガネの時はそんなことはなかった。ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って歪んだ時はさすがに調整に行ったが、せいぜい半年に1回くらいしか行っていなかった。
そして、リマーク(多焦点)のメガネで頭痛がしても耐えられたのは、フレームが軽いせいだと思っていたがそうではなく、上下の焦点の差が少ないからで、完全な遠近両用になってからは少し合わなくなっただけでかけることが不可能になってしまうということを改めて実感したのだった。

今後さらに老眼が進めば、もっと頭痛がしやすくなるレンズになることは確かで、誰にやってもらってもダメ、Iメガネのあの店員さんしか合わせられないとしたら、あの人がいなくなってしまった後はいったい誰に調整してもらったらいいの!?
と思ったら絶望的な気分になり「○○さんのいるところで今後ずっとメガネ作る」とご本人には言ったが、でも私が死ぬまでは無理だよなぁ。
関東にしか店舗がないので、そんなに遠くに移動することはないです、と言われたけど、千葉だと遠いし。
いなくなる時は次にお願いする人を教えてもらうよう、頼んでおいたけど。
ちなみに、最初にレンズを選んでくれた人は調整はうまくて、いつもお願いしてたけど千葉の店舗に転勤になってしまったんだよね〜。次によくお願いしてた人は神奈川の店舗の店長さんになっちゃった。

作った店でちゃんと調整できない、ということにやっぱり納得がいかないのと、Iメガネの人が「(私はただ単に技術がないだけじゃないかと思うのだが)調整は人によって合う、合わないがあるので」というので、お盆休み中に毎日のようにOメガネに通い、「Iメガネの人の調整では一ヶ月間快適にかけられたんだから、なんとか合わせて」といろんな人に調整してもらったが、バッチリ合わせてくれる人が見つからない。
ひどければ15分で頭痛、そうでなくても肩こりがひどくてだめ、鼻パットの後がくっきり(まるで赤ペンで周りをなぞったようだった・・・)で痛い、左右の見え方が違う、遠くがぼやけて見えないとか、とにかく作ったお店で調整してもらって1週間続けてかけられた試しがない。

一回、「今、Iメガネの人に合わせてもらって最適な状態に今なってるから、これを再現して欲しい」と持って行って見せて、一ヶ月後に合わなくなったので調整してもらったら、全然ダメだった。
次は合わせてもらった古いメガネをお手本として、それと同じになるように調整してもらったら、4日かけられたが(その後Iメガネに行って調整してもらったら「今回は大分良い形になっています」と言われた)、結局ちゃんと合っているかどうかを理解して調整している訳ではなく、メガネの形を模倣しているだけなので、次に合わせてもらった時は半日でリタイア。
(Iメガネの人に「これをお手本として合わせてもらう」と言ったら「いつでも持って来てください」と言ってくれたがやっぱりしょっちゅうは悪いので・・・)

「このメガネ、いつになったらここで調整してもらって快適にかけられるんだろう?」と言ったら、処方箋を出してくれた店員さんが「そのうち馴染んできますよ」と言うので「そのうちって、いつ?もう作って半年なんだけど!」と思わず言ってしまった。
ちなみに「レンズは処方箋で選んでもらうけど、次はIメガネで作るから」と言ってある。

最近になって、「当たりが硬いんです」を理解してくれ、かなりいい感じに合わせてくれる人がいることがわかり、希望の光が見えてきた。
でも調整してもらったその時はいいんだけど、1〜2日で部分的に形が変わってくる気がするんだよね。
Oメガネの店員さんはみんな口をそろえて「そんなことない、そんなに簡単に形は変わらない」と言うんだけど・・・ちゃんと合わせてくれるIメガネの店員さんの「バネはどうしても戻ろうという力が働くから・・・」の意見を信じたくなるんですが。
今までと違ってかけていることは出来るんだけど、快適さで若干劣り、やっぱりちょっと肩が凝る感じ。この程度は我慢すべきなのかなぁ。ぜいたくなのかしら?
この店員さんの話だと、私の頭の骨の形は調整が難しい形をしているんだそうです。

いっそ、Iメガネでもういっこ作ろうかなぁ。
前のメガネのフレームの方が気に入ってたし、かけ心地も申し分ないし、どんなレンズを選んでくれるのか、比べてみたい気持ちがあるのと、何より気兼ねなく調整してもらえる。
だめなら今のメガネと同じ度数でレンズ交換してもらえばいいし。
でも、バネじゃない普通のフレームで作っても、いつもの店員さんしか調整できないことが判明したら、これはこれでちょっと絶望的だ・・・

以前に初めてのメガネが遠近両用という友人が、「どうしても慣れずかけられない」と言うので、「調整が合ってないんじゃない?」と言ったけど、遠近両用がこんなに調整が難しいものだとは思わなかった。
大丈夫な人は大丈夫らしいが、メガネをかけて何十年の私でもこういう状態なんだから、世間の人たちは遠近両用メガネをちゃんとかけられてるのか?と非常に不思議に思うのであった。


メガネのフィッティング その弐 (2014.10.18)

その後、やはりストレスがたまるので、Iメガネで作り直すことにした。

最近さらに老眼が進んだ気がする〜ということで、一応眼科へ行くと、いつも検眼してくれるOメガネの人はおらず、今日は訓練士?という人が特別に来る日、ということだった。
メガネを作ったお店で調整してもらうと、頭痛と肩こりがひどくてかけられないが、Iメガネで調整してもらうとかけられるようになるので、調整の問題ではないかと思うのだが、老眼が進んでないか見てほしい、と頼んだ。
そうしたら、遠近両方とも度を下げたらどうですか、と言われたが、以前に度を下げて作って「向いのホームの電車の行き先が見えない、中吊りが読めない!!!」とストレスだったことがあるので、今より見えなくなるのは困る、近くも仮枠でいつも見ている会社の手帳を見ると、リマークと大差ないじゃないか…と訴えたら、「じゃあ、この間と同じ度数ですね…」となったが、この女性の訓練士さん、台の上においたメガネの上にカルテをおいて、あろう事か高さ1mくらいのところからメガネを落っことしやがったのだ。

ガラスレンズだったら割れてる音だった…
謝りもしないしさ〜こいつには二度とレンズを選んでほしくない!と思ったのだった。
今日はいつも二人いる先生が一人で、忙しそうだったから処方箋はいらない(だって前と同じだし)と思ったんだけど、「半年経ってるから書く」と言われ処方箋を持たされた。

Iメガネの人には、「いついつ行くからぴったりのメガネを選んで欲しい」と事前にお願いしておいたので、とりあえず現在の状況を説明する。
Oメガネで合わせてもらうと、最短で15分、最長で4日、頭痛がしたり肩こりがひどくてかけていられない。
ここのところは一番ましに合わせてくれる店員さんが土曜の夕方に調整、日、月はかけているが、外してかけ直すたびにかけ心地が悪くなり、火曜にはかけられなくなる。この状態が3週間。

「で、これはいつ調整したの?」
「…昨日の夕方です」
これで一番ましな人の調整なの?
本当にこれがいいの??
全然ダメなんですけど…と言われ、調整してもらいました。
希望の光が見えたと思ったが、結局2日しかかけられないんじゃ、結局他の人と大差ないってことだよね…

ちょっと度数を測ってみましょう、と測ってもらったら、「以外に見えてないんですね」と言われました。
10年以上前だが、1日PCを見る仕事をしていた時に、「今はそれほど疲れたという感じはしないが、近くをずっと見続けているのに1.2とか見えるメガネだと目に良くない気がする」と言って、運転は出来る程度に度数を下げたメガネを作ったのだ。
(この時は「メガネは顔の一部」のTメガネで作っていた。このキャッチコピーは本当にその通りだと思う)
Iメガネの人は「近視と老眼の差がありすぎてるのでは?」と思っていたみたいだが、「これ以上近視を下げると見えなくなっちゃうから下げない方が良いですね…遠近と言っても一番軽く入っていないようなもんだし、レンズの度には問題なさそう」となり、思わぬ方向に話が…

そもそも、メガネはそんなに頻繁に調整が必要なものではない。
毎週調整しないとならない、というのは異常だ。
もっと調整に来てもらいたいのに、だいたいの人はDMハガキを送って、良くて半年に一回くる程度。

私も近視だけのメガネの時はそうでした。
このリマークになってから、調整に神経質になり、リマークでも調整が良くないと軽い頭痛はします…と言ったら…

その頻度で調整が必要になるということは、フレームや調整のせいもあるかもしれないが、眼精疲労とか、病気を疑った方が良いのでは?
見え方とかかけ心地は、体調なども関わってくるので、合っていても「ダメ」と感じる場合もあるし、仕事の忙しさとかストレスなども関係するし…
はっきり言って「気のせい」の部類に入ることもあります。
この状態で新しくメガネ作っても、満足な結果が得られない可能性がありそうです。
眼科の先生は何て言ってるの?
眼精疲労の権威の先生を紹介した方が良いのかなぁ…

最後の方はもうカウンセリングのようだった。
…メガネ屋さんって、普通ここまでやってくれるものなんですか??

「でも、最初にここで調整してもらったときは、1ヶ月快適にかけられたこともあったんですけど…あれは幻だったんでしょうか??」と言うと、
「だとしたら調整ということもあるので…じゃあ、その最適な状態を調整しながら探して、それに近い状態を保てるフレームを選ぶという方向で、しばらく様子を見ましょう」ということになりました。

アイポイントの印を取ってもって、しばらく話していたらなんだかメガネが傾いて来た…?
「テンプルがバネだと戻ろうという力が働いて、こうなっちゃうんですよね」
と微調整してもらい、ちょっと買い物して帰宅した。

うーん、なんかショック。
今まで目が疲れた、という自覚はあまりなかったが、

あなたは目が疲れてるんです。

と宣言されたようで、その日は1日のうちでかけ心地が気にならないのと最悪なのとが短時間で何度も繰り返し、夜には本当に眼精疲労になってしまったようでモニタを見ると目が痛く、涙が出てきそう…。
そんなことは今までなかったのに。

昨日の出来事がよほどショックだったのか、翌日も眼精疲労を持ち越し、遠近両用のレンズを通してピントを合わせることを目と脳が拒否している感じ…
少なくとも近くは遠近両用の方が見やすいはずなのに、ダメだ…かけてるのがつらい。
ここのところ、睡眠時間が足りているわけではないのに朝早く目が覚めてしまうので、近所の薬局の薬剤師さんが「アリナミン飲むと良いですよ」と言うので飲んでいたが、あまり効果も感じず、体調が良くないせいもあると思うが…

2日目は仕事で午後外出になり、モニタを見なくてよくなったので、とりあえずかけてみた。
かけ心地はともかく(体調悪いからね)、頭痛や肩こりはなくかけていられる。

3日目は会社についてから夜まで、4日目は会社についてから寝るまで、5日目は朝から寝るまでかけていたが、手元も遠くも普通に見えて頭痛も肩こりもない。
しかし、目が疲れた…と顕著に感じるようになってしまった。
でも、Iメガネの人に調整してもらうと、目が疲れていてもかけていられるのだ。

「やっぱり調整ではないでしょうか?だってここで調整してもらうと目が疲れていようと体調が悪かろうと、かけられるんですもの」と、とりあえず、現状を報告しにIメガネに行ったら、ほっとしたように「それは良かった…」と言ってくれました。
初めて調整をお願いしに持って来た時の直前の調整は、Oメガネの店長が行っていたのだが「ひどい状態」だったらしい。顔に対する最適と言われている状態からずれていて、メガネが顔に大してやや垂直気味で、さらにサングラスのようにカーブがついて顔を覆っているような状態だったんだそうです。今回はブリッジも曲がっていたそうで、私の扱いと言うよりは、調整で曲げちゃったんでしょう…ということでした。

でもさ、Oメガネってこどもメガネの店だよね?
こんな調整で子供のメガネの調整して、大丈夫なんでしょうか?と言ったら、
「悪い眼鏡店ではないはずなんですが、なんでこんな調整なんでしょうね?持って来てもらったときの調整は全部ひどかったです。眼科の先生が技術の確かな眼鏡店に行くことを薦めてくれれば良いんですが」
と、今までは多少オブラートに包んだ表現だったのが、はっきりとそう言われてしまってました。

実は、行ったことはないけど地元にもIメガネのお店はあり、そこをおすすめしてほしいってことなのかな?とちょっと思ったのであった。
仕事やめて都心に行かなくなったら、地元のお店でお世話になろう…
今まで調整してもらった経験からすると、どこのお店も少なくとも店長さん・副店長さんは調整は上手だと思う。

「ちゃんとかけられるんだったら、しばらくそのメガネをかけてみたら?
新しく作ってもいいけど、今はおすすめのフレームの在庫が少なく、もう少ししたら入ってくるので、それからの方がいいかも。
そのOメガネの人のレンズの処方もどうでしょう…今の見え方がいいなら同じでもいいけど、作るなら度数もその時きちんと測りますから」と言われました。
もうちょっと様子を見る、ということで、これでどれくらい調整をせずに行けるのか、試すことに。

しかし、目がつかれた、とすごーーーく感じるように。
目の奥がじーんと熱く感じることは前にあったけど、最近は全然自覚がなかったのに…
夜になると目がかすむ〜
これが本来の状態で、目が「もっと労って」というメッセージなのかなあ。


1週間経過して多少ショックから立ち直ったのか、少しましになったけど、それでも目の疲れは軽減されないので、眼科に行った。
検眼してくれるOメガネの人が「で、メガネ作ったの?」と聞くので、「まだ保留。やっぱりIメガネで調整してもらうとかけられる。だったらしばらくかけてれば?と言われたし、おすすめフレームの在庫がないので作るとしてももうちょっと後。今調整してもらって2週間だけど、全然問題なくかけられる。」
「でも(うちの調整でも)4日かけられたんでしょ?」
「…」
4日しかかけられないメガネって、どうよ…?

先生に「相談に行ったらその日以来、目がすごく疲れるようになった。元々疲れていたが自覚がなかっただけなのか、疲れてはいないがそう言われたので、そう感じるようになってしまったのか、どっちなんでしょうか?」
と訪ねると、「疲れてないってことはないと思うけど…暗示にかかりやすいのかもねぇ。下方向を見る時に若干斜視ぎみだからそれが原因で疲れると言えないこともないけど…でもどこも悪いところはないです。ドライアイも以前より改善してます」
ということだった。
じゃあ、あの試してガッテン!で紹介された目薬が効いてるのか…。
私はあの放送よりも前から処方されていて、先生の口ぶりだとあの放送直後は「目薬くれ!」という患者が多くなったみたいです。
眼精疲労の権威の先生のことも知っていて、「あ〜あの先生か〜有名なんだよね」とおっしゃっていました。
先生のご意見は「まーメガネ作んなくてもいいんじゃない?度数変わらないし…」でした。

調整してもらって10日くらい経つと、馴染んでくるというか、当たりが柔らかくなってかけやすくなった。そしてテンプルがバネなので、ちょっと緩んで来たかなぁと思うと、テンプルを少し内側に曲げると、なんと若干元に戻るのだ。やっぱりグッドデザイン賞だけのことはあるのかも…ただしIメガネで調整してもらった時だけだけど。
こうやってると調整なしでかけ続けられるようになるものなのか???

うーむ、メガネを作らなくてはならない理由がなくなってしまった…。

Iメガネの人のお言葉に甘えて、調整してもらってしばらくかけよう…
Iメガネのサイトにも「今まで来た事ない方もお気軽にメガネの調整にお越し下さい」と取れる1文があるし。
どうせしばらくは2〜3年ごとにメガネを作り続けていかなくてはならないし、今後もよろしくと言ってあるので、このまま行けば、少なくとも5〜6回はお買い物するお客様になるわけだし。


メガネのフィッティング その参 (2015.2.21)

テンプルを自分で微調整して、永遠にかけられるのかと思ったが、やっぱりそうはならず、調整してもらって3週間くらいたつと、やっぱり緩んできてかけ心地が…
1週間目はなんとなく固くがっちりした感じ
2週目くらいになるとなじんで来て快適な感じ、このメガネでもいいのかもという気持ちが
20日を過ぎるとかけ心地が悪くなって来て、やっぱりメガネ作った方が…という気持ちに

ところで、後で思い出したけど、最初に相談に行った時、アイポイントを測ってもらい、両方の○のシールの位置が目の前で重なって、「ああ、こうやってピント合わせて立体に見えるんだよな…」とおぼろげに思ったのだが、ちょっとまてよ?
Oメガネでも何人かがレンズに中心のシールを貼っていたが、そのときは2つの○が重なっていたことはなかったと思う。
そして、Iメガネで調整してもらった今は、レンズの前で手で片目ずつ覆ってずらすと、見え方が全くかわらず、微動だにしないが、Oメガネの人が調整したときは、右目は傾き、左右でがたつきがあったが、あれは調整が合っていなかったと言うことだったのか?その時はこのゆがみは許容範囲なのかよくわらない…と思ったけど、高さの違いがない=見え方が微動だにせず全く同じ、であることを実感したのだった。

Iメガネで「遠近両用はどのくらいのグレードのレンズなの?」と聞かれたので、それを教えてもらうのと、調整して「メガネが合っている」状態の判断基準がどうなっているのかを聞きに、Oメガネに行った。

片方ずつ見ると、左右の高さが違うことについて聞いてみたら「両眼で見てぶれて見えるのであれば問題だが、その程度のずれは脳みそが矯正するので問題ない」という答えが返って来た。
アイポイントが重ならないことについては「自分は計っていないので何ともいえないが、重なった方がいい事は確かではあるが、そううまく合わせられないので、行き過ぎてクロスする事もあるし、重なっていなくても問題ではない」というような答えが返って来た。
顔に対しての傾斜やブリッジに対してのレンズの角度なども、顔に対して垂直気味で、サングラスのようにカーブをつける、というのがこの店の合わせ方で、私はその調整に当てはまらない珍しい客なのか、と訪ねたが、そこのところもきっちり見ている訳ではないのか明確な答えは返ってこなかった。

Iメガネの人の意見は、片方を隠すと目は自由な方向を向いてしまうので、がたつきがある事自体はあまり問題ではない…ということだった。えーホントかなぁ…でもいつも合ってるけど?
アイポイントの焦点が重なるように合わせることが出来ない、ということについては苦笑いしていたけど。

Oメガネの人が「どう調整してもらいたいの?」というので「普通に朝から晩まで毎日かけられるようにしてくれればいいんですけど。Iメガネで調整してもらって今3週間だけど、普通にかけられてます」
「今はちゃんとかけられる状態なの?ちょっと見せて」と耳のかけ具合を確認していたが、「自分がやったのとそんなに変わらない感じなんですけど…違いがわかりません」と言われました。

「その微妙な差が私には重要なんですけど…だったらこの店できちんと合わせてもらおう、というのがそもそも無理だったということなのかも。Iメガネで難しい頭の形をしているのでこれが限界、と言われたと話したら『そんなはずはありません』と言ってました」
と言うと
「Iメガネの人のいう事を信じるんでしたら」と何度か言われたが、そりゃそうでしょ、出来ない人と出来る人、どちらの言う事を信じるよ?
だって、ここで合わせてもらって誰一人、まともにかけられるようにしてくれた人がいないんですよ??
結局、「違いがわからないのでどうしようもない。これ以上はもうIメガネでやってもらってくださいとしか…」と言われてしまった…

数日後、いつものお店になかなか行けないので、地元のIメガネに古いメガネを調整してもらいに行き、この話をして「メガネはフレームとレンズを別々に選んで組み立ててもらい、調整してかけられるようになって初めて完成品になると思っているが、家を建てて内装工事の途中で『これ以上はうちでは出来ないから、別の工務店に頼んでください』と言われたような感じだ」と言ったら笑われ「まあそうですね〜」と言われました。

ところで、Iメガネで調整を頼むと名前を聞かれる事があるが(作った店舗であっても)、「ほんとにうちの顧客ですか」と言われているような感じでなんとなく不愉快だ。そして聞く人はだいたい調整がへたくそである。
最近は名乗らなくてもいつも行くお店の人は私が誰だかわかるようで(よく顔を合わせる店員さんならまだしも、普段行かない時間に行き「この人見た事ない」と思う人であってもなのだ)、いつもの方がいない時に行ったりすると、後でちゃんと来店した事がご本人に伝わっているのだった…
きっと「○○さん指名のうるさい客」と思われているんだろうな〜。

地元の店も初めて行った時に名前を聞かれ、調整してもらったら後で左耳だけ痛くなって頭痛がして来て、本当にかけられなくなってしまった…こんなんなら調整しない方がよかった。途中で「うまい人に代わって」と言おうかと思ったが、なにせ田舎の方の店なのでうまい人がいなかったら…まさかこの人が店長さんじゃないよね、とちょっと恐ろしくて言えなかったのである。
後日行った時は、店長さんと思われる人にやってもらったが上手だった。

結局、Oメガネでは「調整できないんだからもう二度とここに来ることはないと思う。Oメガネで作ったことをものすごく後悔している。Iメガネで作れば良かった。」と言ったものの、どちらもメガネの値段は同じ位なのに、Iメガネで出来ることがなんで出来ないんだ、とやっぱり納得がいかず、本社?のお問い合わせ窓口に電話した。

(1)どういう基準でメガネが「合っている」と判断しているのか?
(2)なぜ、Iメガネで出来ることがOメガネで出来ないのか?
(3)買った店で調整してもらうにはどうしたらいいのか?
を聞いてみた。

(1)については、レンズはブリッジに対してサングラスのように顔にそった形に合わせるんだそうです。理由を聞いたら、「横目で見た時に見えないから」。Iメガネでそう報告したら「いや普通はそうは合わせないけど…最新の文献はそうなっているとか…?調べてみます」と言っていました。

(2)については、「何度も調整していて慣れているので、時間がかからず出来るんだと思います。」
Iメガネのいつもの人に、始めてやってもらった時でもばっちり合わせてくれたけど…。第一、作って3ヶ月間は毎週通っていましたが、全く進歩しなかったですよ。

「遠くがなんとなくぼやけて(ブレて、だったかも)見える」と言うようなことを言ったら、レンズを顔に近づけて調整し、「レンズが近いんだけど」と言ったら「そりゃそうでしょう。あなたが『遠くがぼやける』というから見えるようにレンズを目に近づけました」と「私はやらない方が良いと思ったんですけどね」というようなニュアンスが込められて言われましたが…これって調整方法としてどうなの?目に対してレンズまでの適切な距離・角度があるんじゃないの?
Iメガネの人は本当に合っていたら「いえ、合ってます。大丈夫です」と直さないんです。「えーそうかなあ」とその時は思うけど、いつもだいたい大丈夫ですけど、と言ったが、明確な回答がなかった…

(3)は「通ってもらって調整していくしかないと思います。調整は店長が良いと思います」だそう。
その店長さんで1日で頭痛がしてかけられなくなったんですけど…

お手本を持っていったときはいろいろ測って記録を取ったそうですが、全くダメだったし…
うちの調整はこういう調整なので、しょうがないです的な雰囲気を感じるし…
しかし、別の眼鏡店で「申し訳ないがこれも…」とお願いしなくてはならないのだ!と思い(実際には「あっちは調整しなくていいの?」と聞かれたりするので、申し訳ないという気持ちは薄れて来たが^^;)、「お客様係から連絡行きました?」とお店に行ってみたら、なんと、店長さんは日祝が休みだそう。私は土日祝しか来れないのに…Iメガネの店長さんは日曜も祝日も仕事してるよ!と、結局帰りに寄れるIメガネで調整してもらった方が行きやすく早くて確実なのだった。

それでも店長さんがいる日に行ってみた。
「レンズの度が合っていないのでは…」というので、
「このレンズはお宅の店員の●●さんがレンズの度を決めたんだから、苦情は●●さんに言って。第一、Iメガネで調整してもらうとかけられるし、Iメガネの人も度数は問題ないと言ってましたよ。お客様窓口の人に、通って慣れれば、と言われたが、3ヶ月間毎週かよってダメだった実績と、前回もお手本として持って来て、計ってダメだった実績があるけど〜…」
と言うと、
「今度は自分がきっちり計るので」ということだった。
「とにかく、ここで合わせてもらったものをIメガネに持って行くと、必ず『調整が変』と言われる。違いを聞くとメガネの傾斜が立ってるということなので、Oメガネでの『合っている』の基準はそうなのかもしれないが、それでは私はかけられないので、Iメガネと同じに調整して」と頼み、店長さんはメガネの形状を計測する装置?みたいなものに載せて計ってました。
「Iメガネに行けないときはこちらにお立ち寄りください」と言われたが、私の行ける時にアンタいないじゃん…と思ったのだった。

ところで、新しくメガネを作ろうと「今日こそ検眼!」と時間に余裕を持ってIメガネに行ったら、お気に入りのブランドは舶来品なため、この円安と他の理由で価格がかなり上がってしまったそうで(実際、9月の終わりと11月頭では1万円ほど上がっていた…)、新しく仕入れるはずがそうならず「どうしましょうか?」となってしまった。
「店内にあるのでよければ…でも、色とか実際にかけてみて決めたいでしょ?メガネが合っていないからすぐに作らないとならないという訳じゃないし、もう少したてばまた状況が変わるかもしれないので、待ってみては?」
となり、しばらく延期という事に…
でも、いったん上がった値段はおそらく下がらないんじゃないか、と、どの店員さんも口を揃えて言う…
しかし、妥協して作って今イチなかけ心地になってもなぁ…
というわけでまたしばらく保留になってしまった。


1ヶ月ほどたち、せっかく計ってもらったので調整しに行ってみたが、おとといは鼻が痛く昨日は確かにテンプルがゆるかったのに、計ると以前と変わっていない、という。かけてみると確かに普通のかけ心地。おかしい…まるでサービスマンがくると調子が良くなる電化製品みたいではないか。
その後、また1ヶ月くらいして行ったときは、歪んでいたので調整してもらった。

かけてみると、今までのうちで一番まともなかけ心地でこれならかけていられるかも?しかし、しばらくして「鼻が痛くなって来たような気がするが…」と言ったら、「いじらない方が良いと思います」と言われ様子を見る事にした。

しかし、翌日は確かに鼻が痛く跡がつく…ここからの微妙な調整は、Iメガネの人じゃないと無理だろうと思い、古いメガネの調整のついでに、Iメガネで一緒に調整をしてもらい、腕前のほどを添削してもらった。
メガネを手に取るや否や「テンプルのバネが利いてないので、ゆるくないですか?」と言われ調整後に「苦労のあとが伺えるが、あちこちいじられてますね。耳の後ろでホールドがきちんとされていないので、前に落ちて来てしまい鼻パッドに当たってます。レンズも左右が目に対して少し平行ではないです」ということだった。

結局、買った店で調整してもらうにはものすごーーーく長い道のりがかかりそう、というよりそんな日は来るのだろうか?
合っている状態を理解して顔にのっかっている形を見て直している訳ではなく、測ったサイズで形を合わせている訳だし。
一応、かかり具合は確認しているが、Iメガネでしてもらった調整がピッタリ合っている、というのはわかるが、その状態を作り出す事はできない、という感じ。

翌日、添削の結果を伝えにOメガネに行き、再びメガネの各部分を計ると、前回と数値が異なっているところがある、という。
おそらく、私が最初の一週間ががしっとコルセットされているようなかけ心地、と言ったので、前回はあまりキツく調整しなかったのではないかと思われる。ま、かけてなくても形が変わる不思議なメガネだから、調整してから今までに形が変わったという可能性もなくはないけど。
「データを蓄積して、勉強に役立てる」みたいな事を言われたけど、自分に取ってはあまりメリットがないような気がするな〜。

余談だが、普段行かないショッピングモールに行ったら、行動範囲にはないメガネのI眼があり、買う気は全くないが他のメガネ屋はどんなものかと入ってみた。
気に入らない遠近両用のフレームは鯖江のMade in Japanのグッドデザイン賞受賞の商品で、最近テレビでも紹介され、人気のフレームになったらしい。(と、Oメガネの人が言っていた)
電車とかで、何人かかけているのを見た事がある。
メガネのI眼でも扱っていて、私がかけているのを見て店員さんが寄って来た。
「このフレームはかけ心地が悪いので、メガネ作り直したい」と言ったら、驚かれた。
「Iメガネでも、出来上がって調整してかけたら、『かけ心地がいまいち』という人は割といる、って言ってました」と言うとさらに驚かれた。
で、買った店で誰もかけられるようにしてくれないので、しょうがないからIメガネで調整してもらってる、Iメガネならどの店舗にも絶対にかけられるようにしてくれる技術を持った人が最低2人はいるので、Iメガネで今後も作るが、もし、このメガネをばっちり調整出来るのであれば、ここでメガネ作っても良いです、と言ったら「多分私には無理だと思います…」と言う答えが返ってきました。


メガネのフィッティング その四〜遠近両用コンタクト (2017.4.4)

一ヶ月に一回の頻度で調整してもらい、そのままかけ続けること一年。
Oメガネでは、Iメガネで調整したてのメガネを改めて測ってもらい、どうしても我慢できない時だけお手本どおりになるように調整してもらっていた。担当は店長さんなのだが、許容範囲までは合わせてもらえるが、微妙なかけ心地はやっぱり難しいようで、これ以上は無理・・・と言われるのであった。

Iメガネでも、いつもの方がいないと別の人に直してもらうことがあったが、やっぱりダメで、数日後にまた調整に行ったりだったのだが、作って2年半くらいたったころ、いつもの人がいなくて、数年前に古いメガネの時に調整してもらって全然ダメだった△△さん(詳細はその壱参照)に調整してもらったことがあったのだが・・・
これがすごく調子良くかけられたのだ。
△△さんの腕があがったと言うことなんだろうか、何だか信じられない。
たまたまなのか確認しようと思って、その次に調整に行った時にその人にお願いしようと思ったら、いなかった。
いつもの人の話だと、最近はメガネの形が定まってきて元に戻らなくなってきているので、あまり直しは必要なくなってきた、ということだった。
その頃から、いつもの人以外の店員さんに調整してもらっても、かけられるようになってきた。

要するに、2年半かかってメガネは私の顔の形を覚え、私もメガネに馴れることが出来たのだった。

年末から今年に入っては仕事が忙しく、残業と出張の日々で3ヶ月くらい調整に行けなかったけど、そんなものは問題ないくらいのものすごいストレスの原因が他にあったせいもあって、時々掛けてる耳が痛いような気もする、と思いながらも、頭痛がすることもなくかけていた。肩凝りは別の理由であったけど。
3ヶ月ぶりにやっと調整してもらったら「久しぶりだったので、正しい形をちょっと忘れちゃいました・・・そんなに形は狂ってないです」と冗談交じりに言われた。
しかし、あまりにも放置し過ぎてしまったせいなのか、なんだかしっくり来ないような・・・とまた調整に行ったら、いつもの人はたまたまいなくて、偶然△△さんに調整してもらった。
結果は・・・まぐれ?だったようだ。
許容範囲でかけられるけど、かけ心地はあまり良くなく、遠くも近くも何となく良く見えない気がする。

ところで、私は年に数回コンタクトレンズをつけるのだが、1ヶ月分買って期限内に使い終わらないことも多く、1/4くらい残して使用期限が切れてしまった。
使えるとは思うけど、目に良くないだろうということで、新調することにし、去年の初めに眼科に行った。
Iメガネの人に「コンタクトレンズも検討してみては?」と言われることもあったので、いつも検眼してくれるOメガネの人に「遠近両用のコンタクトってどうなの?」と聞いたら、「ハードならかなりいいが、ソフトは思ったより見えない。遠くも近くもはっきり見えないからお勧めしない」と言われた。「最近はスキーに行く時しかコンタクトしないし、スキーなら手元より足下が見えた方がいいから、単焦点のコンタクトでいいや、困るのはレストランに入ってメニューを見る時だけだから、100円ショップの老眼鏡持ってく。これなら転んで壊しても大丈夫だし」と言うと「じゃあ、1.0っていうのを買えば大丈夫」と教えてもらった。
しかし、コンタクトをしてスマホを見ると、かなり手元から離さないとピントが合わない。
「先生、スマホをここまで離さないとはっきり見えません・・・」
「そうなんだよね〜僕も同じだから」
そうなのね・・・(^^;)
この時に、「最近近くも見えづらくなった」と言ったら「まだメガネ作り直さなくても良いと思うけど・・・ためしに度を上げたものをかけて見る?」と言われ、加入度数が1.5の遠近両用をかけて見たら・・・

・・・・・・。
ゆがむって、こういうことなのね。
今使っているメガネが「遠近両用が入ってないに等しい」の意味が、すごくよくわかった。

「このメガネを作ってすぐに掛けて帰るのは絶対無理!!かけられない。」
いまのゆがみなどないに等しいメガネでさえ、2年半もかかったのに、さらに度数を上げた場合、いったい馴れるまでにどれくらいの時間がかかるものなのか・・・
・・・絶望的な気分になってしまった。
この話をIメガネでしたら、1.25くらいの刻みでも作れるそうだが、あまりの衝撃に我慢できるまでは今のメガネで頑張ろう・・・という気持ちに。Iメガネの人も「その方が良いと思います」とのことだった。

しかし、近視も若干進み、遠くも今一つはっきり見えない。
一度コンタクトなら遠くが良く見えるんじゃ?と思い、コンタクトで出かけてお店で食事をしたら、小鉢の中身がぼけてよく見えなかった。
100円ショップのメガネをかけると見えるのだが、このメガネをかけてスマホを見ていると、頭痛がしてきて疲れる。

そこでIメガネで「もうちょっと遠くが見えるようになりたいので、メガネ作り直したい」と言ったら、「遠くをはっきり見えるメガネは、お勧めできません。いっそのこと、コンタクトレンズにしてみたら?試すだけでも試してみては」と言われた。
ご本人はコンタクトレンズで、メガネの調整や腕時計を見るくらいなら、全然支障がないとのこと。
「でも、ソフトだとあまり良く見えない、とOメガネで言われたけど・・・ハードはすごく昔に試したけど、痛くて目を開けることが出来なかったから無理だと思う」
「最近のハードは良くなっているので、前よりもずっと嵌めやすくなってますよ」

確かにメガネで遠と近を広げるのはよくないだろうなぁとは思うので、コンタクトを試してみることにした。決まった日の決まった時間だけ、バイトの眼科医が来ているらしく、検眼してもらう。
診療所じゃないので、診察料はかからなかった。
(そのかわりコンタクトレンズの値段は定価です・・・)
ちなみにコンタクトレンズは担当の人が違っていて、メガネの調整をしてもらったら、どんどん掛け心地が悪くなって行く〜・・・の方だった。コンタクトが専門だったから、メガネはダメだったのか・・・

検眼は一応予約になっていて、いつもの方には特に知らせてなかったけど、わざわざ来て下さって恐縮してしまった。
(メガネとコンタクトは売り場が別れているのだ)
「コンタクトレンズを入れるのにいつも苦労する。手に張り付いてしまってなかなか入らない」と言ったら、すごく丁寧に付け方を教えてくれて、おかげさまですぐに入れられるようになりました。
今まで10分以上苦労する時もあったけど、だいたい3分もあれば入るようになった。すごい!
ちなみに、眼科で入れてみた時は「へたくそ過ぎる」とOメガネの人に言われた・・・

片目だけ1つ度数を下げた方が?と言われたけど、左右の見え方が若干違う感じがするのと、目的が
「スケートリンクのスタンド席から、選手の滑りをはっきり見たい。ジャンプがフリップなのかルッツなのか、分かるくらいの見え方希望」
だったため、快適に見る単焦点のコンタクトレンズと、遠くは同じ度数にしてもらった。
サンプルのレンズを3組もらって、試してみることに。
ちなみにサンプルレンズはいくらでもくれるらしいです。思う存分試してみて、決めてもらってかまわない、と別の方にですが言われました。

コンタクトをして東日本大会を見に行ったが、違和感なく遠くは良く見える。
しかし、帰りの電車でスマホを見ると、メガネよりは離さないとピントが合わない。
じゃあ、100円ショップの老眼鏡で・・・とかけてみると、近くでピントが合うようにはなるが、裸眼と違って一定の決まった距離でしかピントが合わない。
そして見続けていると目が疲れる。

本当に近くが見えるようになってるのかなぁ・・・と、単焦点のコンタクトと付け比べてみたら、見えるようにはなっていた。しかし、お鍋のアク取りをしようといつもの感じで鍋の中をのぞき込むと、ピントが合わず「ああそうだった」と思い、少し離して見る感じ。
近くがもう少し見えれば、言うことないのに・・・とIメガネで聞いたが「遠く(だけでも?)が良く見えて良かったじゃないですか」と言われたため、近くも遠くも良く見える、はやっぱり難しいらしい。
というか、遠くも良く見えない人が多いってことなんだろうか?
「遠くだけでも良く見えるレンズ」で希望通りの見え方になった、ということでよしとするしかないようだった。

先日、別の顔なじみの店員さんがメガネじゃなくなっていたため、「もしかして時代はコンタクトということなんですか?」と聞いたら、その店員さんはスポーツをしているので、それでコンタクトをすることもある、ということだった。
最近、新製品のコンタクトレンズが入荷したので試してみたら、全然ダメだった、とも言っていた。

レンズはクーパービジョンのプロクリア・ワンデー・マルチフォーカル。
安売り店でコンタクトを買ったことはないので、値段が分からないが、マルチフォーカルは眼科で作った単焦点(アルコンのデイリーズ・トータルワン)の倍の値段だった。
アルコンのレンズは、たしかにアキュビューよりも薄い感じで、装用感はいいが「外す時付けていることを忘れる」程ではない。そして使用期限が2年間と短いため、たまにしか使わない私にはちょっともったいないレンズであった。

年末の全日本フィギュアスケート選手権を全日コンタクトレンズで見たが、やっぱり目がヒリヒリする。
見え方は良いんだけどね・・・近くを見なければ。
毎日コンタクトレンズで生活するのはやっぱり無理だった。


メガネのフィッティング その五〜中近両用メガネ(1) (2017.6.27)

遠近両用メガネを作って約3年。ようやくメガネに慣れて来たら、だんだんと近くが見えなくなって来た。そしてスマホを一生懸命見てから顔を上げて遠くを見ると、ものが二重に見えるように・・・像が3Dのように浮き上がって見えるのだ。
スマホやMacの綺麗な液晶だと目がものすごく疲れる。

Iメガネのいつもの方からは「3年よく持ちましたね〜」と言われ、いよいよ作り直し時期らしい。
今回はIメガネの方にレンズを選んでもらおうかなぁ・・・とも思ったけど、眼球内の水の流れがあまりよくないから、緑内障にならないように定期的に検査に来い、と言われていることもあって、とりあえず、悪いところがないか眼科に行って診てもらう。いつも検眼してくれるOメガネの人によると「二重に見えるのはピントを調節する機能が落ちてるからだと思う」ということだった。

ところで、近視も進んで来てしまい、遠くももう少し見えるようになりたい、スタンド席からスケーターが見えるくらいと希望を言ったら、「遠くだけ見えるようにした。近くは今と同じ」というレンズの組み合わせに。
確かに遠くは見えるけど、近くが見えないよ〜と言って近くも見えるように度数を変えてもらったら、かけてすぐに頭痛がしてきて
「ダメだ。これは絶対無理」

とりあえず、セールの時期にメガネ作りたい(いつも行くIメガネはデパート内の店舗なので、レンズだけはデパートのセールの対象となり割引があるのだ)から、今日は処方箋はいい、と言うと、「そうなの」とカルテに何か書き込んでいた。
そこへ先生(大先生の奥様)が「プリズム入れてみたらどう?」と言い出し、テストしてみることに。
とっかえひっかえ入れてもらって試したが違いがわからない。
何度か測ってみて、ゆっくり度数を決めよう、ということになってこの日は帰宅。

この話を調整に行った時にIメガネでしたら、プリズムを入れるのは良し悪しだから・・・ということだった。
Oメガネの人がレンズを決めただけだったら、処方箋にかかれているのはメガネ屋さんが選んだレンズ、ということで、Iメガネで測って決めても同じじゃん、と思うが(実際に先生にそう言ったことがある)先生がプリズムを書き加えるとなると、医師の処方が入るから無視するわけにいかなくなるし・・・
いっそのこと処方箋もらってこない方が?と言ったら「まぁ、処方箋どおりに作ってだめだったら、保証でレンズを変えれば」と言われた。

ところで、Oメガネから「鼻パッド取り替えサービス」というハガキが来たので、「そういえばこのメガネは鼻パッドを交換してもらったことないや。調整できないんだからこれくらいはやってもらおう」と思って行ってみた。
しかしメーカー品の在庫がなく、別メーカーのものに交換するとサイズが今とは異なるものになってしまうため、バランスもビミョーに変化する。ちょっとでも変わってまた「かけられない!!」となっても困るので、「じゃあ交換はいいです」と分解掃除だけになってしまった。
別に壊れてなければ交換する必要はないらしいが、何のために来たんだか・・・。

メガネの組み立てを待ってる間、暇なのでメガネを見て回っていたら(本当に見てるだけ)、若いお姉さんの店員に「よろしければお試しください」と言われたけど、「今度は後悔したくないので次は○○○(Oメガネで扱ってないメーカー名)で作るから」と言った。
「ちゃんと元どおりに戻しました」と、店長さんがメガネを組み立てて持って来た。

「で、このメガネはかけてるんですか?」と聞かれたので、月に1回くらいのペースでIメガネで調整してもらってかけてる、最近になってやっと慣れて来たようで、調整する人を多少選ばなくなった、という話をした。
「せっかくだから検眼しますか?」と言われたので測ってもらった。
「手前がはっきり見えるところはどこですか?」
と言われ、見える距離を計ると30cm以上になり、やっぱり新しくメガネを作った方がいい、と言われた。
プリズムは必要ないそうで、遠近ではなく中近を勧められた。
11万のレンズも試して見たけど、たしかに歪みは少なくなる。劇的には変わらないけど。
私は老眼はまだ軽い方なので、ここまでいいレンズにする必要はないが、ダメな人はこの微妙な違いでも違うらしい。
以前に遠くが見えずレンズ交換してもらったことがあるので、「中近〜?」と言ったが意外と遠くが見える。店長さんに「そうなんです、ちゃんと見えるでしょ?」と言われた。

が、あとでそれは必ずしも正しくないことを知った。
フレームも試してみてはと言われたのでしょうがなく?一緒に見て回ったが、第一条件が「今より重いのはダメ。軽さが1番」と言ったら、そうなるとこの苦労した同じメーカーのフレームしかない、と勧めて来たので「もう○○○マンはいいよ・・・」と断った。
というより、ちゃんと調整できるようになってから勧めてくれよ、と思った。
他にもマダムがかけてそうなキラキラしたのとかを「お似合いです」と勧めて来たが、掛け心地が悪いし(それは調整すれば問題ありません、と言われたが、調整できんのか???と思うのだった-"-)、とにかくここの店にはごつくて重いフレームしか置いてないので「検討します」と言って店を出た。
いままでの経緯を考えると、向こうもお買い上げするとは思ってないと思うが。

いよいよ本当にメガネを作ることにし、Iメガネで測ってもらったら、最初よりも乱視が少し進んでいるということだった。
いつもの方は別のお客さんの接客中だったので、コンタクトを担当してくれた店員さんに度数を測ってもらう。
この間、この人にコンタクトの入れ方を教えてもらって以来、すぐ入れられるようになったので、お礼を言った。

車の運転をまれにする、と言ったら、車の運転をしてメガネは1つだけ、の場合はやっぱり遠近じゃないとダメ、と言われた。何回か検眼はした方がいいようなので、そのうちにまた測りに来て、セールの時期に合わせて発注してお会計・・・という計画で作ることにした。
鼻パッド交換サービスに行った時の話をして、中近両用を勧められた話をしたら、「中近はあまりお勧めしない」と言われた。
やっぱり今より見えなくなっちゃうのはちょっとなぁ〜・・・

ちなみに、以前にかけていたリマークのメガネの鼻パッドはシリコン製で、割と気軽に取り替えてくれる。
取り替えて半年くらい?でそんなに黄ばんでなくても「お正月前だから交換しておきました」とか。原価は安いんでしょうねぇ・・・

先生がプリズム入れるかどうか何回か測る、というので、また眼科に行ったら、なんとその日はOメガネの人は休みだった。
先生と事務の人は「診察券に『金曜以外』って書いてあったのになんで金曜に来た?」と思ったらしい。えーそんなの書いてあったっけ?診察券にくっついていたメモには「プリズム測定」しかなかったよ・・・畳んであったけど、わざわざ開いて見なかった。

この日はどういうわけか患者がおらず、ゆっくりプリズムを試し、いろんなレンズでスマホを見たり表の景色を眺めたりと試したが、プリズムを入れたからといって、「スマホを見るとダブって見えるのが改善する」というわけでもなく、入れても入れなくても違いはあまりなく、結局プリズムは効果がなさそうだからやめよう、ということになった。

先生の見立ても中近で、しばらくかけたまま表に出たりスマホを見たり、手帳を見たり試して見たが、まあ普通、今までとそれほど変わらない感じ。
しかし本当にこれでいいのか、自分の選択があっているのかどうかよくわからんし「ええーどうしよう。決められないから専門家の意見を聞きに来たのに」と言ったら、先生に「決めるのは本人なんだから!」と怒られた。
「前回の苦労を思うと自分ではどうするのがいいか判断できないから、Oメガネの人の意見も聞きたい」と言って来院できる日でOメガネの人がいる日を教えてもらい、出直すことになった。

その日は土曜日で、予約で混むから朝一番で来いと言われたので8時半過ぎに医院に行った。
前回は「遠くが見えない」と言ったが、近くも見えないので「遠くか近くかどっちかを選べ、と言われたら近くを取る。スケート見に行くときはコンタクトレンズと100円ショップの老眼鏡にする」と言ったら、Oメガネの人のお勧めも中近のレンズだった。

「反対のホームの電車の行き先が見えないのはちょっと・・・」と訴えたが「それは諦めてください。車の運転もダメです。遠近両用なら運転はできるが、中近のメガネで運転することはできません。レンズメーカーがそう言うからです。運転する時は今の遠近を使ってください」

選んでもらったレンズは、近くが自然によく見える。でも遠くも見えるので、
「でもさ〜JINSとかでメガネ作ったらそんなことは説明されないだろうから、見えればそのままかけて運転しちゃうよ?・・・まぁJINSなんかではメガネ作んないけど」と言うと
「そうかもしれないけど、そもそもJINSではこんな検査はしないです。今は見えていても、それはテストレンズで削られてなく丸い形状のままだからで、それをフレームに合わせてカットしてしまうわけだから、遠くが見える上の部分はカットされてなくなるため、だいたい見えなくなります。どんな形のレンズにするかにもよるけど」

・・・そうか・・・そう言われればそうだ。
レンズの上の端だと、3車線ある車道の向こう側の家の植木もよく見えるが、この部分はフレームに合わせるとカットされてなくなる部分か・・・。

だからIメガネで「車の運転をする」と言ったら「遠近両用じゃないとダメ」と言われたのか。中近のレンズは遠くを見るような設計になっていないため、メーカーが車の運転は推奨していないんだそうだ。知らなかった。

そして「遠近じゃなく中近の方がいいです。車の運転は今のメガネで大丈夫なんでしょ?だったら、車を運転する時は今のメガネをかけて、普段は中近にする方が合ってる。これで遠くを見えるようにしたレンズは、前回かけてみて『無理』だったんでしょ?」と説得?され・・・

「そういえば、最近首肩がすごくこる」と言ったら、「無意識に見える位置で見ようと首を突き出した姿勢にして見てるからです」と言われ「この度数が一番いいと思います。じゃあこれで決定ね!処方箋書くよ?(実際に書くのは多分先生だけど)」と半ば強引にレンズが決定された。
「Iメガネで乱視がちょっと進んだ」と言われたと言ったら「進んでません!ほら、カルテにこう書いてある!!」と言われてしまった・・・そんなに怒んなくてもさぁ・・・

私があまりにも
「本当にこれで大丈夫なの??前回のような苦労はない???」
と言うもんだから
「一応、テストしたレンズのメーカーと種類を書いてあげるから。作るメガネ屋に同じレンズがあるとは限らないから、相談して試して、レンズを決めてください。・・・処方箋どおりに作らなくてもいいから」
と言われました・・・。
メガネ屋は処方箋がある場合、絶対に処方箋どおりに作らないといけないんですけどね。
レンズまでの距離を機械で先生に測ってもらい、処方箋をもらった。Oメガネのサービス券つき。使わないけど・・・

Iメガネで
「処方箋一応書いてもらって来た。レンズの種類はこれで試したというだけで、このメーカーがいい、というわけではないです。プリズムはあってもなくても変わらない、ということでなくなりました。」
そしてなぜ中近のレンズになったかの経緯を説明し、
「遠くも結構見えた。あそこにある柱くらいの距離まで」
と言うと、最近の中近両用は遠方よりに作られていて、カットしてないレンズだとおまけ的に遠くも見えるようになっているそうだ。
「レンズの上の端で見ませんでしたか?それだと見えるんですけど、出来上がったメガネでは見えないと思ってください」

眼科の検査で使ったメーカーのレンズはお店にはないそうで、どんなレンズか調べてくれるということだった。
フレームを決めよう、ということになり、軽さを追求するなら前にかけていたデンマークのメーカーか、今使っているメイドインジャパンの形状記憶、ということになるらしい。
形状記憶は、今使っているフレームをレンズ交換して作るならともかく、新しいフレームだと0から再スタートということはないにしても、「掛け心地が悪い頭痛肩こり」をやり直しということになるので、それはちょっと無理ということでパス。

デンマークのメーカーを見てみましょうということになり、いくつかかけてみる。
以前はリムレスのツーポだったけど、フレームがあった方が調整しやすいそうで、細いフレームのタイプがいいのでは、ということだった。前はピンクにしたら酸化して色がベージュになってしまったので、今回は色が変わらないものがいいなぁ・・・。
しかし、このフレームは、以前にお客さんのところでかけている人がいて、フレームが細いためレンズの厚さが強調されてしまうんだなあ、と思ったことが。

第一候補を決めたけど、来週になるとまた新しいフレームが入ってくるかもしれないから、ということで来週また来ることに。

翌週お店に行くと、新入社員と思しき女の子が対応してくれた。
今日行くと言ってあるし(というより、今日明日のどっちか、と言っていたのだが「明日は休むんだった」と電話がかかって来たので今日になったのだ)、最近は私の顔を見ると皆さんがいつもの方を呼んで来てくれるため「◆◆さんをお願いします」と言うことはほとんどなかったのだが、一応「◆◆さんがお手すきでしたらお願いしたいんですけど」と言ってみたら・・・

「いますけど・・・ちょっと・・・(呼んでくるの?)」と思いも寄らない返事が来た。だいたいはご本人に確認して手が離せなければ今日は無理と言われるのだが、確認もせず「呼んでこれない」と言われたのは初めてだ。
「では、××が来たと伝えていただけますか?」と言ったが渋られる。
と、そこへいつもの◆◆さんが出てこられたので、「こんにちは」と挨拶したら、「大変失礼しました」と椅子に案内されたのであった。

ちなみに、約束してるわけでもないのにお店に行くと「後ろで店内の様子をカメラで見ていて、私が来たから出て来たんですか?」と聞きたくなるくらい、すごく良いタイミングで出てこられることが結構ある。

処方箋をもとにどのレンズにするか相談して決める。
裸眼だと0.05くらいしかないため、そういう人は近くは眼鏡を外せば見えるのだから、中近よりは遠近の方がいいのではないか・・・というのがIメガネの方の基本的な考え方だった。
「中近」と言っても、メーカーによって違うそうで、遠方よりのレンズ設計もあれば、近方よりのレンズもあり、検査で使用したメーカー(東海光学)のレンズは近方よりのレンズ設計だそう。
遠方が見える方がいいのではないか、と言われ近方よりの設計のレンズにすることになった。

レンズはなだらかに下から上に近→遠と変わっていくため、上方はおまけ的に遠方が見えるようになっているらしい。故に遠方よりのレンズ設計だと上の方は遠近両用に近い見え方になるらしい。
カットされる部分も3mmかそこいらなので、それほど影響ないでしょう・・・ということだった。

しかし。

中近両用で果たして本当にいいのか?
最初にIメガネで作った時、度数を落として「見えない・・・」と度数を上げた経緯がある。
眼鏡店によっては遠近がダメな場合、中近で慣らしてそれから遠近にしてかけられるようになるケースもあるらしい。だとすると、近視が進んで遠近を作り直すことになった場合、せっかく遠近に慣れたのに、ここで中近にしてしまったら、またあの遠近の苦労を味わうのか?
遠くが見えないけど普段が楽になって良かった、と思うのか、やっぱり遠くが見えないからストレスたまる、と思うのか・・・

自分でも何がベストなのか、全然わからない・・・

「このレンズの処方はどうなんでしょうか」と聞いたら、ベストはわからないので、まあベター、悪くない処方だということだった。
処方箋の数字は書き直してあって、「迷ったけどこの数字にした、ということだけど、その気持ちはわかる」ということだった。
が、以前に処方箋書いてもらった時、Oメガネの人が「違います先生、この数字をここに書いてください」と先生に言っていたり、訓練士の人が先生があまりにも忙しかったため「私が代わりに書いておきましょうか?」と言っていたことがあったので、基本的には処方箋は先生が書いているのではなかろうか・・・

とりあえずこれで作ってみて、かけてみて、結果で決めましょう、ということに。
ちなみに
「近視が進んで、遠方ももう少し見えないと、となって遠近を作り直した場合、『あの苦労をもう一回』になりますか?」
と聞いたら、
「そうなると思います」
という答えだった。

アイポイントのシールを貼ってもらってメガネをかける。
丸がほぼ同じようなところに見える。繋がり目玉のおまわりさんの目玉みたいに丸が2つくっついて並んだ状態。
調整しなくてもこんなに合うもの?
と、思ったら、もうプレフィッティングは済んでいる状態だった。
アイポイントを計るシールをレンズに貼り付け「うん、ピッタリあってる」とIメガネの方は満足げな感じだった。
この間はどれがいいか試しにかけてみた程度なのに、ここまで合わせられるなんて・・・やっぱりすごい、と思った。
一生ついて行きます。

フレームは新しいのはなくそれほど代わり映えしない、というので、このフレームに決めてしまった。
今はダミーレンズだからあまりレンズが重くないけど、ちゃんとしたレンズが入ると重みで落ちてくるかもしれないから、そうなったらモダンの材質を変えてホールドを強くした方がいいかも、ということだった。
せっかく軽いフレームなんだから、レンズも薄型加工にしてもらった。(屈折率が1.67)
度数的にはしてもしなくても、の微妙な感じ=好み?らしいけど、払えるお金があるのだったら、快適にかけられるようにしておいた方があとで「やっぱり〜〜すればよかった」とならないのではないかと思ったのだ。
PC作業が多いので、ブルーライトカットも入れてもらう。
その結果、結構素晴らしい金額のメガネになってしまった。

一般的に見たら、「メガネにそんなにお金かけるの?」と言われるかもしれないが、デパートの眼鏡屋さんだから、場合によっては私が買うメガネと2桁違うメガネも扱ってるわけで、私は決して大金を落とすお客さんではないけど、1時間くらい、レンズを選ぶのに時間を割いてくれました。
確かにメガネの原価は安い(とご本人もおっしゃっていた)が、私はこの調整技術にお金を払うんです・・・



メガネのフィッティング その六〜中近両用メガネ(2) (2017.9.11)

ついにメガネができて来た!
本来の仕上がり日は土曜だったが、会社の帰りしか行かないため仕上がりを1日早めてくれたので、金曜日に取りに行った。
受付してくれた店員さんもいつもより満面の笑みで出迎えてくれた気がする。(ちなみにこの人は「上手い人がいいので別の人にお願いしたい」と言ったことのある人である)
今日は受け取りだけでお金はすでに払い済みですけど。
メガネ受け取りに来たことはわかっていたみたいで「一応引換証を」と言われたので渡す。「今◆◆が参りますのでお待ちください」と言われました。

かけてみると・・・なんてメガネが軽いの〜!
まるでかけてないみたい。
さすが「エア」とつくだけのことはある。
調整してもらうが、最初なのでいつもよりも少し時間がかかった感じ。

加入度数は1.5になった。
思ったより遠くは見える。しかし近くは思ったより見えない・・・
でも掛け心地は快適だ・・・
多少見え方が違うが、今回は問題なくかけられそう。
「これで5年くらいメガネ作らなくても大丈夫だと思います」と言われました。

メーカーのメガネケース、(多分)アルミ製でコンパクトでクールなデザインが好きだったのだが、なんとデザインが変更されており、四角くごつい、でもたためるというケースになっていた。
「前のデザインが好きだったので、もう一つもらえると思って楽しみにしてたのに残念・・・」
と言ったら、
「3年くらい前に、これに変わっちゃったんですよね。前のデザインが良かったので、似たようなデザインのケースを仕入れたことがあったけど、8千円くらいしました。前のデザインに戻ってくれるといいのですが」
ということだった。
すごく残念だ・・・がっかり。

コンタクトレンズを買った時もそうだったけど、すごく嬉しそうに「ありがとうございます」と言われた・・・他店のメガネの調整をいつもすみません。
これで心置きなく調整してもらえるよ。

最新のレンズなので、眼科の測定器だと正しく度数が出ないかもしれないから、と度数が書かれたレンズケース(加工前のレンズが入っていた紙の袋)を一緒にもらって来た。

ところで・・・
「初めて見る店員さんでも、私が誰だかわかるみたい(わからない人もいるけど)なので、私はブラックリストに載ってるんでしょうか?」
と聞いてみたら、笑われた。
チェーン店だけど老舗で安くはないメガネ店に来る客は、他では満足できなかったこだわり?神経質?な客が多いし、調整は合う合わないがあるから調整が上手な店員でもダメ、という客もいる。
いつも担当している者がいなければ「ダメでしたら担当のものがいる時にまたおいでください」と言って調整することはよくあるので「遠慮せずに来てください」ということだった。
ハイ、ご覧の通り最近は全然遠慮してません・・・。
何しろ途中で「うまい人に代って」と言っちゃうくらいですから。

メガネを受け取った翌日、出かけたついでに帰り際にOメガネに寄った。この前眼科に行った時に検眼担当の●●さんがいなかったため、再診料を一回多く支払うことになったので、いついるのか聞きに行ったのと、できたメガネを見せびらかそうと思ったのである。

「メガネいつできて来たの?1週間前?」
「昨日できて来た。どうするか検討したけど、結局処方箋どおりに作った」
と言ったら
「処方箋どおりに作ったんだ・・・」
とちょっと意外そうに言われ
「遠くか近くか、どちらか一つしか選べないなら近くが見たい、と言われたからあの処方にしたけど、あれでいいと思うんだよね」
「しかし、思ったよりも近くが見えない。そして二重に見えるのはあまり改善しなかった」
と言ったら
「近くはあまり見えるようにしない方がいいです。見えるようにするともっと近くが見えるように、となって行ってしまうから」
ということだった。二重に見えるのが改善しなかったのは、ちょっと残念そう?だった。

メガネが軽い〜、そして最初からこのフレームで作っていたら、あの苦労はなかったんじゃないか?と言ったら、重さ的にはそれほど変わらない、形状記憶のメガネが一番軽いメガネのはずと言われ、それぞれ持ち比べてみると・・・確かにフルリムでワイヤーフレームの中近は意外と重く、形状記憶の遠近は意外と軽かった。
「ずれてくれば合わなくなるのは同じだし、フレームが違っても同じです(と言い張られた)。2週間くらいかけてみると大体どんな感じかわかってくるから、その頃来院するのがいいでしょう」ということだった。

形状記憶のメガネは結局どうだったのか、と聞かれたので、最初は本当に「この人じゃないとダメ」だったが、最近は3ヶ月調整しなくても大丈夫だったし、別の人の調整でもかけられるようになった。そうなるまで2年半かかった・・・
こんな苦労をするのは私だけ?と聞いたら、そんなことはなく、みんな同じく苦労しているらしい。

ちなみに、形状記憶のメガネは日本で一番売れたメガネで、電車に乗ると1車両に数人かけている人がいる、というほどらしい。
そんなにかけてるかなぁ?同じメーカーで違うデザインのメガネをかけている人は何人かはみたことあるけど。
第一、世間の大部分の人はJINSやzoffのメガネなんじゃないの?

実はこの頃から何となく頭痛がし始めていて、次の日は疲れが出たのか頭痛がひどかった。
しかも、右の眉のあたりから目の裏側?あたりが痛い。
最初から1日かけていたのが悪かったんだろうか?
今までの遠近両用をかけても「目が疲れた」と感じるため、リマークのメガネで過ごすことになってしまった。

翌日も目の疲れは残っていて、会社についてから中近のメガネにしたが、右と左の見え方に差がある。右だけ乱視が強くなったような感じでよく見えず、ものすごく違和感を感じる。
やっぱり最初から1日中かけ続けるのはダメだったとか?
しばらくリマークのメガネで過ごし、午後になってから中近のメガネをかけていたが、夜になると頭痛がして来たのでメガネを変えた。

2〜3日は朝はリマーク、会社に着いてから中近、という生活をしていたが、その後は朝から夜までかけていられるようになった。
スマホをしばらく見てから遠くを見ると、ものが二重に見えるのは変わらない。少しだけマシになった気もするが・・・
気にならない時は気にならないが、目が疲れると右目の方がよく見えてないのが違和感を感じる。
正確に言うとはっきり見えないわけではなく、右目だけ乱視がひどくなる感じ。

遠くはもともとすごく良く見えていたわけではないので、「見えなくてストレスが溜まる」ということはなかった。
全体的な見え方は前とそんなに変わらない気がする。
ホームの向かいに止まっている電車の行き先も一応見えるし。
Macの画面を見ていても、そんなに疲れなくなった気がする。
そして、テレビのテロップが前よりはっきり見える気がする。
実際には2画面にした時の大きさでの文字がよく見えなかったのだが、それが割と見えるようになった。
この間、Oメガネで「テレビのテロップが良く見えない」と言ったら、店長さんに「テレビを床に置いていると、見下げる形になるから見えないんだと思います」と言われたけど、中近だと見えやすいレイアウトになってるのかな。

が、2週間かけていたら、何となく下がって来る?
鼻パットの跡が、前よりも若干下につく・・・レンズの重みで下がって来るのか?
Iメガネで下がって来ているのか見てもらうと、やっぱり若干下がっているそうで
「シリコンの鼻パットを少し大きいものにしてみては?若干カッコ悪くなるけど・・・」
ちょっと大きいものに変えてもらったが、リマークのメガネと違いまん丸なので、多きさが結構目立つ感じ。
左右の見え方が違う点については、乱視を入れると目が疲れやすくなるからどうだろう?ということだった。

5秒でダメだった近くも遠くも見える処方がどんなだったか聞かれ、おそらく近くは今と同じ見え方でコンタクトと同じくらい遠くが見えるようにした処方だと思う、「近くと遠くどちらかを取れと言われたら近くを取る、と言ったのでこの処方にした」と言われた話をしたら、それだったらこのレンズになるね・・・という反応だった。

昔はもっと良く見えるメガネを昔かけていたが、1日中PCを見る仕事では目に負担があるのでは?と車の運転はできるくらいに視力を下げたメガネを、Tメガネで作ったのが20年くらい前。
良く見えるメガネは今でも使えるけど、一度リマークのメガネをレンズ交換に出した時にそのメガネを10日ほどかけていたら、すごく肩が凝ってしまった。
なので、遠くは今ぐらいの視力でいいんだと思う。
今度スケート見に行く時に、このメガネをかけて行って見たらどうだろう?

先日、映画を見るのに遠近の方がいいかなと思い、久しぶりにかけてみたけど、鼻パッドが締め付けられるような感じがするのが気になる・・・
このままでは遠近はほとんどかけなくなってしまいそう。
そして久しぶりにかけたら形状が変わっていそうな気がする。

ところで、Oメガネで言われた「形状記憶が一番軽い」に納得がいかず、会社で郵便物を計る重量計で測ってみたら・・・

リムレスのリマーク 8g
ワイヤーフレームの中近 11g
形状記憶の遠近 12.2g

以外にもリマークが一番軽かった。
かけた感じではリマークよりも中近の方が軽いのだが、計るとリマークの方が軽いのは意外だった。
テンプルがチタンの板状なのでもっと重いかと思った。

メガネが出来上がって3週間くらいして、眼科に行った。
「使って3日くらいは目が疲れたりしたけど、今回は3〜4日で慣れた。普段はあまり気にならないが、目が疲れて来ると左右の見え方が違うのが気になる。右がよく見えない。はっきり見えないわけではなく、ダブって見える。乱視っぽい感じの見え方」
と言うとまたしても
「乱視は無い」
と言われたが、ちょっと考えてから
「度数は変えたくないんだよね・・・だから遠くは見えないって言ったでしょ?室内用なんだから。乱視も入れない方がいいです」と説得?された。
乱視は無い、と言われるけど、三日月が何個も何個も見えてぼわんとまん丸に見えるのは、乱視というのでは??

レンズケースをもらってきたので、見る?と聞いたけど「いい」と言われたので、レンズの商品名を読み上げたら「最高級のレンズです。言うことはないです」とのことだった。
20年以上前に作ったよく見えるメガネは、どれくらい見えてるのかと思って持ってきたので測ってもらったら、「度数が合わなくなってる」と言われ確かに右目はよく見えているが、左目が合ってない状態になっていた。最後に調整してもらったのは、Iメガネで最初にメガネを作ったときだったけど、軽いメガネに慣れてしまっている今となっては「耳への当たりが硬い・・・」と思ってしまうのだった。

前回と違い、少しずれただけではかけられない、ということはないが、体調が悪かったり目が疲れたりしていると、二重に見えたり左右で見え方が違ったりする。そして、目が疲れていると結局リマークが一番楽なので、リマークはこれでお役御免になるかと思ったが、たまにかけたりしているし、場合によってはメガネの替えを2つ持って出かけるようになってしまった。

Iメガネで二重に見えるのはどうしようもないものなのか聞いたが、度数的に微妙な感じだそうで、体調によって見え方が違うことはよくあるし、体調によって違う結果が出る測定に合わせてレンズを変えていくわけにもいかないし、「目をいたわるように」という体からのサインと思ってはどうですか?と、レンズはこのままで様子を見ることになった。

遠近はたまにかけていないと形が変わってしまいそうなので、映画を観に行く時はかけてみたりしていたが、遠近のメガネを忘れて中近のメガネで映画をみたら、スクリーンを見下ろすような劇場だったため、下の方の字幕の輪郭が何となくぼやけて見える気がする。
また、庭園が綺麗な懐石料理の店で食事をする機会があり、部屋から見る庭は中近だとやっぱり何となくはっきり見えない。
普段の生活では見え方の差はあまり感じないのだが、遠くだけを見る場合は遠近の方がいいようだ。

ところで・・・
単焦点のコンタクトレンズのデイリー・トータル・ワンの使用期限が近づいてきたので、もったいないから久しぶりにつけて出かけてみた。
食事をするとお皿の上が見事にボケボケ。全然見えないのだ。
仕方がないので100円ショップの老眼鏡をかけて食事をしたが、テーブルが何となく斜めになっているように見える。
コンタクトレンズにリーディンググラスという選択肢もありかなとちょっと思ったが、ドライアイでレンズが浮き上がったようになったり、かすんだりと15分おきに目薬さしたくなってしまうので、やっぱり無理そう。

 

  


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