九巻発売記念 サイン会

平成12年3月17日(金)、新宿紀ノ国屋サザンシアターでサイン会が行われました。

舞台の上に、金屏風と、白泉社からのお花、その前にテーブルが用意されていて、マイクもありました。きっと、始まる前に挨拶があったんでしょう。
※この様子は、岡野玲子さんの公式ウェブページに紹介されていました。
ちょっと送れていった私は、聴くことが出来ませんでした〜(;_;)

岡野先生は、相変わらずお綺麗でした。
今日は水色の中国風のドレス(かどうかはテーブルの下に隠れていてわからない^^;)に、沖縄風とでも申しましょうか、頭の上の方で髪を結っておられました。「みづら」(もしかして「みずら」でしょうか?)を頭のてっぺんにつけたような感じです。
撮影禁止だったので、会場内の写真はありません。

着た順に椅子に着席して、順番を待ちました。暖かいところで座って待てたので、ちょっと嬉しかったです。

私の2つ隣の席に、年輩の女の方が座っていたのですが、なんと、岡野先生のお母様だったのです。紀伊国屋書店の人がやってきて、「このたびはどうも…お嬢さんにはまだナイショにしてあるんですよ」と話していたので、もしや!?と思い、整理券をこっそり覗くと(名前と住所、意見を書く欄があるのです)「岡野○○○(すみません、伏せ字にします)」と書かれているではないですか!!(あとから思ったのだが、ペンネームと言うこともあり得たので、本名が「岡野」ではない可能性もあったのだ)

お母様の向こう側に、年輩の男の方が座っていたのですが、サインをしてもらうときに(お母様は獏さんのサインをいただいていました)岡野さんに「玲子さん。作家の長谷川さんよ」とおっしゃっていましたが、私には誰だかわからなかったです。

その時の岡野さんの表情は、よくわからなかったですが、あまり驚いた風ではありませんでした。

順番を待っている間、お母様と長谷川さんの会話に耳ダンボでした。(ごめんなさい)岡野さんは、最近も京都に取材に行かれたそうです。※平成12年3月17日を基準に「最近」です。

その他は、あまり聞き取れないのと、個人的なお話をされていたようです。

岡野玲子さんのサイン。
金色の筆ペンで書かれています。

岡野さんの公式ホームページによると、
 ● 一番目の人は『変若水』とサインと『龍』
 ● そのあとから14人目毎に『朔』と『望』
 ● そのほかの方は『龍』
ということなので、私は幸運な14人目に当たったという事なんでしょうか??

夢枕獏さんのサイン。
こちらはマッキーで力強く書かれていますね。
獏さんの本には、このサインの他に『入道』というようなお坊さん(布袋さん?)のイラストを書いてくれていました。

プレゼントを持ってこられた方がいて、それは巻物くんだったみたいです。
「わあ、ダンジョウ(こういう風に聞こえた)だ〜!うれし〜〜い。どうもありがとう。」と、おっしゃって、テーブルの上に置いていました。
しばらく手にとって眺め回していたので、本当に嬉しかったんでしょうね。
獏さんには「岡野さん、もっとファンサービスしなくちゃ、だめじゃない」と言われていました。

獏さんの前を通って、岡野さんの前へと行くのですが、先生方(特に獏さん)に話しかける人はあまりいなくて、待っている間も緊張してしまいました。
「獏さんに何か聞こうかな?」と思ったのですが、何を話しかけて良いのかわからず、(とんちんかんなことを言ってしまったら、失礼だし)結局お話はしませんでした。

いよいよ私の番になって、岡野先生は「お待たせしました」とおっしゃってくれました。
私は勇気を持って、「先生、京都タワーの意味を教えて下さい」とお聞きしました。(だって、ほんとに静かだったんですもの)

岡野さん「京都タワーにいったことあります?」
わたし 「ないんです」
岡野さん「行けばわかりますよ」
わたし 「からくりドールハウスみたいだと、聞きました」
岡野さん「そう、そんなかんじ。面白い所よ。古いものが、
     ずーっとそのまま残っているの」
わたし 「では、今度是非行ってみます!!」

こんな感じのやりとりでした。
最後に握手をしてもらいました(^^)V
でも、舞い上がっちゃって、巻物くんをよく見るのを忘れてしまいました…。

サインをしてもらったあとに、こんな封筒をもらいました。
封筒にも玄象が印刷されていて、とってもうれしい。

中身はイラストカード。
右下のイラストは、龍将軍です。
どこかの雑誌で、プレゼントされたものもありますね。

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