映画「陰陽師」 台本
東宝映画「陰陽師」の台本を、友人の知り合いのつてで、いただきました。(^^)V
表紙。

大きさは(多分)B5判、黒のレザック(紙の名前)に金色の文字。

左下には「決定稿」の文字が

裏表紙。

真ん中にはおなじみの「晴明桔梗紋」

制作スタッフ、撮影所などの連絡先一覧に続いて、資料が載っています。

その内の1枚、平安京周辺図→

これはおそらく岡野玲子さんのコミックス1巻巻末に載っているものをコピったのではないかと…

「人間関係から見る争い」というチャート図の後ろに、「主要人物官位表」が。

これによると、晴明は従七位上の陰陽寮の陰陽師(文官)、博雅は従四位下の右近衛府 中将(武官、原作と同じ)となっています。陰陽の頭道尊は従五位下です。

藤原師輔は正二位左大臣となっていますが、備考の欄に「史実では右大臣」と、また藤原元方も従二位で右大臣の設定ですが、備考の欄に「史実では大納言」と注釈があります。

ちなみに、祐姫は従四位下の更衣だそうです。

「登場人物」の1ページ目。→

道尊や晴明が唱える「呪」は、いったいなんて書いてあるのかと思ってみてみると…「呪を唱えた」としか書いていなかった…(涙)

↑台本の本文。

炎の中で「おのれ、晴明!」と叫ぶシーンです。

拡大図→