が、半年に１冊発売されていたコミックスが１年に１冊になり、２年に１冊になり…。４年くらい開いたことも。続きは気になるものの、読み進められないのに業を煮やし、「神話をベースにしているのだったら、何かストーリーのヒントがあるかも…」という不純な動機でアイルランドや北欧の神話を調べ始めました。１０年位前のことです。

アリアンたちの風習や世界観を知ることができたら…という気持ちで調べた事の覚え書きなので、間違っているところもあるかもしれません。

最近は定期的にコミックスが刊行されていますが、どんなに時間がかかっても良いから、完結して欲しいです。
結末を知るまで死ねない（笑）。（グインもだ）

＜注＞

ケルト人・ケルトの民について
ケルト人とは、広い意味では「ケルトの風習を持つ人」のことで、
ガリア（ゴール）人とも呼ばれます。
エリン・ブリタニア・ガリア地方など広範囲に住んでいましたが
「島のケルト」と呼ばれるアイルランド・イギリスに住む人達と
「大陸のケルト」と呼ばれるガリア地方に住む人達とでは
風習や持っている神話がかなり違っていたようです。
また、同じ島でもエリンとブリテン島ではまた少し違いが見られます。
ここではアリアンロッドの属する
「島（エリン）のケルト」を中心に書いています。

固有名詞について
作中にあるものはその名称を用いていますが、
それ以外は言語や地方によって若干違いが見られるため
色々な呼び名があるようです。
どう読むのが正しいのか分かりませんので、
統一性がありませんけどご容赦下さい。
（本によってもかなり違うので、たぶんメチャメチャです）

◆参考文献
『ケルト神話』プロインシァス・マッカーナ著　松田幸雄訳　青土社 ISBN: 4-7917-5137-Ｘ『ケルトの神話　女神と英雄と妖精と』井村君江著　筑摩書房 ISBN: 4-480-02392-5 『ケルトの神話』Ｍ・Ｊ・グリーン著　市川裕見子訳　丸善ブックス　 ISBN: 4-621-06062-7 『ケルト人　蘇るヨーロッパ　＜幻の民＞』クリスチアーヌ・エリュエール著鶴岡真弓訳　創元社 ISBN: 4-422-21085-8 『ガリアとブリテンの　ケルト戦士　ローマと戦った人々』ピーター・ウィルコックス著／アンガス・マックブライド絵　桑原徹訳　新紀元社 ISBN: 4-88317-834-X 『図説　ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ』鶴岡　真弓／村松　一男著河出書房新社 ISBN: 4309726143 『図説ドルイド』ミランダ・Ｊ・グリーン著井村君江監訳　大出健訳東京書籍 ISBN: 4-487-79412-9 『ケルト文化事典』ジャン・マルカル著金光仁三郎／渡邊浩司訳大修館書店 ISBN: 4-469-01272-6 『ケルト神話と中世騎士物語　「他界」への旅と冒険』田中仁彦著　中公新書 ISBN: 4-12-101254-2 『妖精の国への誘い』ロッドウェイ著　井村君江訳福武文庫 ISBN: 4-8288-3221-1		『ゲルマン，ケルトの神話』トンヌラ　ロート　ギラン著清水茂訳　みすず書房　 ISBN: 4-622-00092-X 『ゲルマン神話／上・下』　上：神々の時代　下：英雄伝説ライナー・テッツナー著手嶋竹司訳　青土社　上巻：ISBN: 4-7917-5673-8 下巻：ISBN: 4-7917-5674-6 『北欧神話』 H・R・エリス・デイヴィッドソン著米原まり子／一井知子訳　福武文庫 ISBN: 4-7917-5194-4 『ヴァイキングの暮らしと　文化』レジス・ボワイエ著熊野聰監修　持田智子訳白水社 ISBN: 4-560-02834-6 『ヴァイキング・サガ　りぶらりあ選書』ルードルフプェルトナー著木村寿夫訳 ISBN: 4588021826 『ちくま文庫中世文学集〈３〉エッダ　グレティルのサガ』松谷　健二訳／筑摩書房 ISBN: 4480020772 『魔術師の饗宴』山北篤と怪兵隊著　新紀元社 ISBN: 4-915146-06-5 『エピソード魔法の歴史　黒魔術と白魔術』ゲリー・ジェニングズ著市場泰男訳　社会思想社 ISBN: 4-390-11010-1 『アルプスの伝説』藤木九三著　誠文堂新光社 ISBN: 4-416-88219-X