響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ!〜【極上音響上映】
 
(2016年公開作品)

原作:武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』)
監督:石原立也
脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:池田晶子
シリーズ演出:山田尚子
美術監督:篠原睦雄
色彩設計:竹田明代
楽器設定:高橋博行
撮影監督:高尾一也
音響監督:鶴岡陽太
音楽:松田彬人
音楽制作:ランティス
音楽制作協力:洗足学園音楽大学
演奏協力:フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
音楽監修:大和田雅洋
アニメーション制作:京都アニメーション

出演
黄前久美子:黒沢ともよ     加藤葉月:朝井彩加
川島緑輝:豊田萌絵       高坂麗奈:安済知佳
田中あすか:寿美菜子      小笠原晴香:早見沙織
中世古香織:茅原実里      塚本秀一:石谷春貴
滝 昇 :櫻井孝宏

テレビアニメの本放送では2話で頓挫したが、去年NHKのBSプレミアムで放送されていたのを見て「これを極上音響で聴けたらどんなに感動するだろう…」と思ったので見に行った。2週間のイベント上映、うーん、なんてタイムリーにかかっていたのだろう…とつくづく思う。

中学の時にコンクールに出てダメ金をもらった経験があるので、全てが経験して来たことで懐かしかった。

特にマーチングのライディーン、今でも吹かれてるのか!!とTV版で見たときはちょっと驚いた。
実際に吹いた曲だから自分のパートはよく覚えてる。
劇場版はTV版よりも演奏時間が長く、マーチ用だからなのか自分が吹いた譜面とアレンジが違っていて、ドラムソロが入っていたりした。
マーチングだと疲れて来て楽器が下がって来ちゃうんだよね。上げたままを保って吹き続けるのはちょっと大変なのだ。

高坂さんがソロを吹くことになった後、滝先生とのことで上級生の部員が「ラッパの子でしょ」と言うセリフにちょっと違和感が。
楽器は名称が長いとクラ、バスクラ、バリサク、テナサク、ボーン、ユーフォ…と略し、トランペットはペットだった。コルネットはネットとは言わなかった気がするが…ちなみにコンバスじゃなくて、弦バスと言ってたと思う。私が在籍していたときは楽器はあったけど奏者はいなかった。

音楽室での合奏はちゃんと音楽室での音だったし、コンクール前のホールでの先生の声はすごく響いて、大きなホールなんだなぁ、と思った。
滝先生が「赴任」とか「移動」と言っているため、北宇治は公立高校だと思うんだけど、予算が少ない公立高校でコンクールの練習のためにホールを借りて練習するというところに、先生のものすごい本気度を感じたのと、そのお金はどこから!?と思ってしまうのだった。

優子ちゃんはオーディション前に高坂さんに「香織先輩に勝たせて上げて」と頼みに行くが「香織先輩の方が下手」と言ってるようなものだよね。
劇場版では高坂さんがオーディション前に「香織先輩にソロを譲るべきなのか」と悩むカットがあり、TV版では「私は負けない」一本やりだったのが「一応悩んでいたのか…」と思った。

ホールでの再オーディション、香織先輩と高坂さんのソロは香織先輩もうまかったけど、高坂さんは音の伸びが違った。劇場はテレビよりもやっぱり音の響きが違う。
先生、やり方がうまいなぁ…これを聴かされたら「自分が吹きます」とは言えないよね。

TV版ではあまり思わなかったけど、コンクール本番の曲の演奏中に挿入される葉月と夏紀先輩、立華高校の梓のカットは邪魔で、演奏をそのままだーーーっと聴きたかった。

コンクールの演奏は、あの人数の編成で、あの大きさの劇場で、本当にあのくらいの音で聞こえるのだとしたら、すごく上手になっている。
4月の「だめだこりゃ」が5ヶ月でここまでなれるものなんだろうか?
もし先生がもっとスパルタで指導していたら、我々も全国大会に行けたのかな?

続けて「届けたいメロディ」を見たいと思います。

評価:2a


 


紫堂トップページシネマの部屋