スター・ウォーズ エピソード3
 シスの復讐

監督/脚本/製作総指揮 ジョージ・ルーカス
出演
パドメ・アミダラ:ナタリー・ポートマン
アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー:ヘイデン・クリステンセン
オビ=ワン・ケノービ:ユアン・マクレガー
ドゥークー伯爵:クリストファー・リー
ヨーダ:フランク・オズ
メイス・ウインドゥ:サミュエル・L・ジャクソン
パルパティーン最高議長:イアン・マクダーミド
ベイル・オーガナ元老院議員:ジミー・スミッツ 

「STAR WARS」全6作の最後を飾る「EPSODE III」。この後物語は1977年公開の一番最初の「STAR WARS」へと続き、全ての謎が解き明かされるという、シリーズ最後の作品。本来は3部で全9作だったが、あと3つは撮影する事が(時間的体力的に)不可能であるため、本作品で最後になると聞いた事がある。

ダース・ベイダーが何故「悪の権化」と呼ばれ、あのようなマスクを被り「ぜ〜は〜」する姿になったのか?
ルークとレイアは何故双子である事を隠し、別々に育てられたのか?
オビ・ワン・ケノービ(ベン・ケノービ)とヨーダは何故身を隠して暮らし、彼ら以外のジェダイはどうしていなくなってしまったのか?(でもって、オビ・ワンは、死ではなく消滅したのか?)

と、言うような謎がすべて明かされ、ダース・ベイダー誕生の瞬間を目の当たりにする事ができる。
無理なくエピソードVIに繋がるようになっているが、見終わってみるとちょっと考えれば想像がつくかな?と言うレベルであった。
ただ、アナキンが「暗黒面」に落ちて行くところは「そんなに考えなしにそんな事言ってしまっていいのか!?」と思ってしまうのだった…普通はもうちょっと結果を考えて行動するものではと思うが、大事な人を救うためなら、そういう行動をとってしまうのは普通なんだろうか。

もしオビ・ワンがあのとき、アナキンにとどめを刺していたら…そうなれば歴史は当然変わっていたはず。
「運命にはさからえない」のなら、そうなることはあり得ないのかもしれない。

とにかく戦いのシーンが多く、ライト・セイバーで激しく戦うので、光の点滅がかなりあり、(昔ポケモンで問題になったように)敏感な人は辛いかもしれない。結構目がチカチカする。

R2-D2はEPSODE VI 以降、作られてから30年くらい経つはずなのに、未だ現役でさらに「使い物になっている(というかすごく優秀)」ことに驚きを感じてしまうのだった。
30年も経てば技術はすごく進歩するはずなのに、処理速度も遅くないみたいだし…CPUは交換したのだろうか? 基盤は??
とか、考えてしまうのだった。

※パンフレットはあらすじが全てのっているので、映画を見る前に話を知りたくない方は読まない方がいいです。

今回は近くに新しくできたシネコンで鑑賞したが、なんでシネコンはあんなにトイレが少ないんだろう…1フロアに9つもスクリーンがあるのに、個室が6個しかない!!!
トイレに年配のご婦人2人が入っていて、私を連れと間違えて話しかけてきた(トイレの中に話しかけてるのかと思ったが、手を洗っていたら「ごめんなさいね」と言われたのである。連れの方はまだ個室に入っている状態)。
「エピソード3って、これで終わりだって言うのよ!子供が生まれて終わりなんて、どう考えても続きがあるわよねぇ」
と言っていたので、
「このあと、1977年公開の『STAR WARS』に続いてくんですよ。あの双子がレイア姫とルーク・スカイウォーカーです。最近テレビで放映されましたよ。(放映されたばかりだから)当分テレビではやらないと思うので、どうしても見たければビデオを借りてみたらどうですか?」
と教えてあげました。

それにしても、ナタリー・ポートマンとヘイデン・クリステンセンの子供がキャリー・フィッシャーはともかく、マーク・ハミルというのは納得できないのだが…
なぜか中盤で眠くなってしまったので、星は4つ半。

評価:


チャーリーとチョコレート工場

監督 ティム・バートン
制作 ロアルド・ダール

出演
ウィリー・ウォンカ:ジョニー・デップ
チャーリー・バケット:フレディー・ハイモア
ベルーカ・ソルト:ジュリア・ウィンター
バイオレット・ボーレガード:アナソフィア・ロブ
マイク・ティービー:ジョーダン・フライ
オーガスタス・グループ:フィリップ・ウィーグラッツ
ウンパ・ルンパ:ディープ・ロイ 

原作はロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」。
子供の頃に読んで、すごく面白かった事だけ記憶にある。
児童文学が原作なため、やや子供向きだが、大人でも十分楽しめる。大人でないとわからないパロディもたくさんあった。

挿絵がグロテスクでその印象が強く(小柄で小太り)、ウィリー・ウォンカとジョニー・デップが結びつかなかった。ジョニー・デップの思い描いたウォンカは、あの通りのおかっぱで短い前髪だったそうだが、挿絵がもしなかったら、私はどんなウォンカを思い描いたんだろう…

SF映画などそんなに見てなかった子供の頃に読んだから、SF的な発明室や全てお菓子で出来ているというチョコレートの川のあるフロア(これは子供にとって実に魅力的な場所だった!)はとても魅力的に思えたんだと思うが、色々なSFものを見てしまった今となっては、映像的にはそれほどすごいものではない(本物のリスを調教したと言うクルミ割りはすごかったが…)。ミュージカル映画でもないのに、ウンパ・ルンパが突然歌いだしたり、摩訶不思議な映画になっている。
それにしても毎回全然違う人物になって、スクリーンに登場するジョニー・デップには驚かせられる。

原作では確かチョコレートの川があるフロアは、草や花が何で出来ていて、どんな味がするのかの説明があったと思うのだが、映画ではどんな味がするのかわからなかった。
ところで、拾ったお金は交番に届けなくて良かったのだろうか?

評価:


 

 

 

 

   

 

 

  


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