菊次郎の夏

監督・脚本・編集: 北野武
出演:
ビートたけし/関口雄介/岸本加世子/吉行和子/
    細川ふみえ/麿赤兒/グレート義太夫/井手らっきょ/
    ザ・コンボイ


始めて見た「北野映画」。いっしょに見に行った友人は「これは『北野映画』じゃない!」と言っていたけど,私には良くわからなかったです。

しかし,菊次郎のような大人と旅をすることになった正男に同情する。あんないい加減な大人と行動を共にしなければならないなんて。途中,タイヤをパンクさせて当たり屋をしようとし,ヤッちゃんの車をひっかけて慌てて逃げるときに,正男が家から持ってきた鞄を忘れてきたと思うんだけど。ふーみんからもらった天使の羽付きリュックしか,そのあとは持っていなかったみたいだし。

相変わらず井出らっきょは,ばかやっていました^^;

評価:


ホーホケキョ となりの山田くん

監督・脚本: 高畑勲
声の出演:
  まつ子/朝丘雪路   たかし/益岡徹 
  しげ/荒木雅子    のぼる/五十嵐迅人 
  のの子/宇野なおみ 
 特別出演:中村玉緒、ミヤコ蝶々 
 俳句朗読:柳家小三治


原作がギャグ漫画なので,お約束で笑えます。「やっぱり,そうすると思った」と言う笑いですが^^;

CGのクオリティは見る人が見ればすごいらしいですが,素人目にはどこがすごいのかよくわかりません。その「すごさ」というのも,「こんなにしち面倒くさく手をかけている!!(そこまでするか〜?)」というレベルのものらしいです。
ミヤコ蝶々の祝辞が,私は好きです。

この映画を見て以来,朝日新聞朝刊の「ののちゃん」を読むときは,いつも頭の中で朝丘雪路が吹き替えしてくれます。

評価:


ハムナプトラ/失われた砂漠の都

監督・脚本: スティーブン・ソマーズ
出演:
ブレンダン・フレイザー/レイチェル・ワイズ/ジョン・ハナ/
アーノルド・ボスルー/ケビン・J・オコーナーオミッド・ジャリリ/
エリック・アヴァリ/ジョナサン・ハイド


「シネマ通信」の紹介ではオカルトっぽいのかと思っていたが,見てみたら「インディージョーンズ」だった。シネ通の映画紹介は,いつも第一印象が違うんだよね。
CGはすばらしかったです。ミイラなのに,動いてる! 砂嵐が顔に!!
本棚のドミノ倒しは,すごいです。いったい,誰が片づけるんだろう…。

涙はあまり(全然)ないけど,笑いはてんこ盛りの超娯楽大作。

評価:


アイズ・ワイド・シャット

監督: スタンリー・キューブリック
出演:
トム・クルーズ/ニコール・キッドマン/シドニー・ポラック/
マリー・リチャードソン/トッド・フィールド/アラン・カミング/
マディソン・エジントン/トーマス・ギブソン/レイド・セルベッジア/リーリー・ソビエスキー/ヴィネッサ・ショウ


前評判で騒がれたほど,刺激の強い映像(=えっち)だったとは思わなかったですが,一回も「きちんと服を着て出演」しなかった女優さんもいました…。トムクルーズの行動と,ニコール・キッドマンの最後のセリフは謎。CMで流れたシーンは,本編でも流れましたが,まるでCMの為に撮影し,CMで使っているから必要ないのに本編で流したみたいでした。とってつけたように,唐突で意味がなかったように思えます。
映像はとても綺麗でした。

しばらく,あのピアノの音楽が,頭の中でとぐろを巻いていました…。

評価:


マトリックス

監督・脚本・製作総指揮: アンディ・ウォシャウスキー/
             ラリー・ウォシャウスキー
出演:
キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン/
キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィーヴィング/
グロリア・フォスター/ジョー・パントリアーノ/マーカス・チョン/ジュリアン・アラハンガ/マット・ドーラン/ベリンダ・マクローリー/レイ・パーカー/ポール・ゴダード/ロバート・テイラー


どんな話なのか全くわからずに,誘われて見に行った作品。

なんの先入観も持たずに見たので,めちゃめちゃ面白かったです。キアヌくん,かっくい〜!

CMで使われているような特撮(にはいるのかな?)も,あのシーンだけではなく結構盛りだくさんでした。「マトリックス」が形成された過程とか,セリフの中にしかあらわれない都市など,まだ説明されていない謎がたくさんあるので,次作に超期待!!!です。

評価:


エリザベス

監督: シェカール・カプール
出演:
エリザベスI世:ケイト・ブランシェット
フランシス・ウォルシンガム:ジェフリー・ラッシュ
ノーフォーク卿:クリストファー・エクルストン
レスター卿/ロバート・ダドリー:ジョセフ・ファインズ
ウィリアム・セシル:リチャード・アッテンボロー
メアリー・オブ・ギース:ファニー・ファルダン
メアリー王女(メアリー1世):キャシー・バーグ
フランス大使ド・フォア:エリック・カントナ
スペイン大使アルヴァロ:ジェームズ・フレイン
フランスのアンジュー公:ヴァンサン・カッセル
ローマ法王:ジュン・ギールグッド


期待しすぎてしまい,あまり楽しめませんでした。
「歴史上の謎を解くサスペンス」というキャッチコピーに引かれ,「アマデウス」みたいなのを期待したら大外れでした。

その時代をよく勉強して知っている人なら,「そういう解釈もあるのか」と思えるのかもしれないけど,知識のない私にはちょっとわかりませんでした。登場人物も,みんな似たような格好なので,誰が誰やら区別がつきにくかったし。
エリザベス女王の肖像画が,何故白い顔をしているのかの謎は解けたが,顔を白く塗ると,なぜ「バージン」となるのかが分からん。

最後に流れたモーツアルトのレクイエムが,その後の彼女の運命を示唆しているようで印象的でした。

評価:


ホーンティング

監督: ヤン・デ・ボン
出演:
リーアム・ニーソン/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/
オーウェン・ウィルソン/リリ・テイラー/
マリアン・セルデス/ブルース・ダーン


オカルトチックなホラーかと思っていたが,話は進むに連れ思ってもいなかった方向へ。最後はまるで宗教映画のようでした。

見終わってみると,あちこちにつじつまの合わないところがいっぱいあるようだ^^; 主人公エレノアが,屋敷の後継者であったというのがあの説明だとわかりにくく,説得力に欠けます。(話の進みかたでそうであろうと判断した)

キャサリン=ゼタ=ジョーンズのファンの方は,いろいろなキャサリンを堪能できます。。相変わらずかっこいいです。下着姿も拝めます。スターウォーズでかっこよかった(と私は思う)リーアム・ニーソンは,ただのおじさんになってしまっていた…。ジェダイ・マスターのロンゲの方が似合っていたなぁ。

SFX(映像)とTHX(音響)は,大変良かったです。
CGは,ちょっとハムナプトラ入っています。

評価:


シックス・センス

脚本・監督: M. ナイト・シャラマン
出演:
ブルース・ウィリス/
ハーレイ・ジョエル・オスメント/
トニ・コレット/オリビア・ウィリアムス


「怖い」と聞いていましたが,それほど怖くなかったです。映画自体がただの「怖がらせ映画」ではないからでしょう。もちろん,驚かせシーンもあります。「ホーンティング」なんかよりシンプルでずっと怖いです。それはきっと,コール少年役のハーレイ・ジョエル・オスメント君の演技がものすごくうまいからでしょう。

ネタバレになってしまうのであまり書きません(書けません^^;)が,コール少年がどうしてクロウ医師に心を開くようになったのかが,ちょっと謎ですね。それを言っちゃぁ,話が始まらないか〜。

これから見に行く方は,何も知らずに見に行くことをオススメします。一応,ハンカチ・ティッシュもあった方がいいでしょう。

評価:


 

  

 

 

  
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